仕事のレベルが上がってくると、すぐに成果をだすのは難しかったりして、落ち込んでしまうこともありますよね。
そんなときに、気持ちに左右されず、しっかりと前をむいて歩いていける。
そんな方法をお伝えします。
成果が出せずに悶々としていた私に希望をくれたもの
~ミサキさん(仮名)のできごとを例にお伝えしていきます~
入社して約半年。
上司から指示されたことに取り組んでいるけれど、業務に慣れ、新しく覚えることが増えてきたこともあり、ミスをしてしまうことがありました。
「もうすぐ、半年が経つのに。」そうやって、気持ちばかり焦って、1度教えてもらったこともうまく出来なくなって。
そんな状態はしばらく続き、気力もなく、途方に暮れていました。
そんな私に、先輩が声をかけて下さり、先輩に愚痴を聞いてもらったんです。
その時に、「焦らないようにすること、そして、自分のできたことを振り返ることが大事」だとアドバイスされました。
「業務をきちんとやったという自信が持てないと、達成感はなかなか感じられない」そうなんです。
確かに、「ミサキさんは、ちゃんと仕事が出来ているよねー」と言われることがあっても、お世辞だと感じてしまい、自分の中でピンとこなかったことがありました。
それは、自分の中に、「ちゃんとやれた!」という自覚が持てなかったからなんだと思います。
私は、先輩にアドバイスされた「できたことの振り返り」から始めてみることにしました。
それは、毎日、帰りの電車でひとことメモをつけるイメージで、「今日できたこと」をこんな感じでメモするようにしました。
「今日は、電話応対がスムーズにできた。前までは、語尾を伸ばしてしまって、注意されることがあったけど、言われたことを一つ一つ直して、会社の代表として受け答えしても恥ずかしくない状態になったと思う。なんだか自分が大人になれたみたいでうれしい!」
書き終わった文を読んだときに、自分の成長を実感できるところがすごく嬉しくて、毎日、自分が元気になっていくのがわかりました。
書くことがない日も当然あります。
でも、そんな時は、すでに書いたことを読んだりして、「そういえば、こんなこともあったな」とか「ようやくここまで来たな」という気持ちをかみしめるようにしました。
そんな日がしばらく続いた後、先輩からは、「ミサキさん最近明るくなったし、仕事を自分のものにしてきたね!」と言ってもらえるようになりました。
自分で自分を励ますのって、照れくさいこともあるかもしれません。
でも、自分をいたわってあげられるのは自分だけ。
自分をもっと知って、認めていくことがすごく大事なんだと思います。
まとめ:毎日のひとことメモをつける
いかがでしたでしょうか?
本日は、「毎日のひとことメモをつける」という元気が出て前に進める方法をご紹介しました。
悩んでいる時は、だれかに愚痴を聞いてもらうのも、とても良いことですが、自分の声を聴いてみることも大事かもしれません。
ぜひ、毎日のひとことメモを試していただけたら嬉しいです!