【Chance-Making事例97】長く険しい道の先に

ウィルオブのスタッフによるチャンスメイキング事例の紹介をします。

チャンスメイキング事例とは、ウィルオブのビジネスビジョンでもある「Chance Making(チャンスメイキング)」に取り組む社員の活動を報告していくものです。

エピローグ

現在、100名規模のエリアの中で常にトップの売上を上げ、
メンバーからの信頼が厚く、名実ともに実力者のSさん。
そんな彼が現在の姿になるまでの道のりは、3年以上もの歳月を費やした長く険しいものでした。

Sさんとの出会い

Sさんは5年前にウィルオブ・ワーク セールスアシスト事業部の登録会に来社しました。

服はヨレヨレ、靴はサンダル、髪はボサボサ、持ち物はなにもなく手ぶら、
近くのコンビニに買い物に行くような恰好でした。

応募してくれたのは接客・販売系の職種でしたが、
会話に笑顔は一切なく、声の抑揚もまるでない状態でした。

「本当に接客・販売業で大丈夫かな…」
と心配になって応募動機を聞いてみると、Sさんはこう言いました。

「接客業は時給が高いから、販売・販売業に就いてお金を稼ぎたい!」

コミュニケーションが上手な方は、もっと良い言い方はできたかと思います。
しかしSさんはその思いを率直に真剣な表情で一心の乱れもなく言ってくれました。

Sさんの本気な表情を見て、担当者はこう思いました。
「絶対にこの子が働ける場所を紹介する!!」

Sさんの就職活動

早速仕事の応募を進めSさんをクライアントへ紹介しましたが…
まったく上手くいきません。

気付けば紹介した5社全てに断られてしまいました。
それでもSさんの接客・販売業でやっていきたい!という気持ちに迷いはなく、
不愛想な表情で「頑張りたい」と言いました。

担当者は来る日も来る日もSさんとコミュニケーションをとり続け、
ある時はビジネスマナー研修、ある時は笑顔のトレーニング、ある時は実務研修と、
研修の数としては6つ以上、時間にして1ヶ月以上の多大な時間を費やしました。

そんな二人での取り組みが功を奏して、
ついに、6社目のクライアントで入社が決まりました!!

それを知ったSさんは初めて笑顔を見せながら「ありがとうございます」と言いました。

Sさんの入社

待ちに待った入社の日、やる気満々のSさんと担当者は気合を入れて就業をスタート!

しかし…
世の中そんなに甘いものではありませんでした。

Sさんが入社して間もなく、クライアントから問い合わせが殺到しました。

「メモも取らないし勉強もしない」
「笑顔もないし無愛想だから販売に向いていない」
「人の話を聞いているのかわからない」

初回契約期間のみで、更新はしないと店長から言われたりもしましたが、
担当者はその度に何度も何度もお店に足を運び、
頻繁に状況報告を行い続け、半年程経つ頃には、
更新をスムーズにしてもらえるようになっていました。

しかし、それ以降Sさんは特に実力も伸びなくなり、
気付けば3年もの月日が流れていました。

Sさんは、変わらない毎日を打破するために、こう思いました。

「自分の存在意義を作り、必要とされる人になりたい!」

そんなことを思ってからSさんは毎日本気の努力を始めます。
実力のある販売員の後ろに付いて、その人の話し方を真似し、
家に帰ってからも猛勉強をしたのです。

猛勉強の末、3年間にわたって集約された知識やノウハウを一気に活かせるようになり、
Sさんは瞬く間に店舗のエースになりました!

Sさんのその後

今でもSさんにあまり笑顔はありません…。(笑)
しかしそんなSさんの性格、個性を活かし販売のプロとして勤務し続けています。

今では個人の実績で勝つのではなく、チームで勝ちたいという思いが芽生え、
獲得ができるスタッフとして、いろんな人に研修をし、店舗に貢献をしています。

まとめ

担当者がたったひとりのSさんに与えたチャンスメイキングが
Sさんの手によって、店舗メンバーのチャンスメイキングに繋がっていこうとしていますね!