【Chance-Making 事例114】自分に嘘をつき続けてきたOさん

ウィルオブのスタッフによるチャンスメイキング事例の紹介をします。

チャンスメイキング事例とは、ウィルオブのビジネスビジョンでもある「Chance Making(チャンスメイキング)」に取り組む社員の活動を報告していくものです。

38歳のOさんとの出会い

2019年の夏、友人からの紹介でウィルオブ・ワークに来社したOさん。

第一印象は、とても明るく話好き。
人懐こい性格の人だなぁという印象でした。

職務経験としても家電量販店での販売経験も豊富で、過去表彰等も受けたことがあるという実績のある方でした!

直感で「どこでも通用する、そして企業からも愛させる存在だな!」と感じ、期待を持って面談をしました。

過去6回転職経験があり転職理由も、
「給与は良かったが環境が合わなく退職」や「田舎に帰ろうと思い退職」と、
逃げるように辞めてしまったことを悔やんでいることを話してくれました。

そんな自分を脱して40歳に近いけど、
ここからまたやり直したいというOさんの思いに打たれ、お仕事を紹介させて頂きました。

ウィルオブ・ワークでのお仕事スタート!からの小さな異変

企業様との打ち合わせも問題なく入社して3か月が過ぎた頃でした。

ある金曜日の朝、体調不良の連絡で担当コーディネーターに電話がありました。
「腹痛のため休ませてほしい…」と。

企業様へも共有、その際にもOさんの評価を改めて企業様にお伺いしましたが、
頑張ってくれているという良い評価でした。

そのまま、土・日と体調が戻らず医者から急性腸炎という診断が出たということもあり、
1週間のお休みをもらいその後は無事に復帰しました。

その次の月、
また金曜日の朝「腹痛のため休ませてほしい…」と担当コーディネーターに連絡がありました。

やはり土日も復帰できず……
企業様からは、信頼が厚いことから前回同様問題なく療養させてもらい復帰しました。

そんな、小さい体調不良が各月に現れるようになってから3か月。とうとう事件が発生しました。

父が心筋梗塞で倒れてしまい付き添いが必要なので休ませてほしい

その連絡も、金曜日の朝でした。

企業様へもしっかり連絡をし、お休みをいただき土、日と報連相を徹底し何も問題なく
物事は進んでいました。

が月曜日、火曜日と連絡が突然取れなくなってしまいました。

担当コーディネーターも、企業様も心配になり、意を決して自宅に伺うことに車を走らせ3時間。

建物も民家も少ない林の奥にOさんの自宅がありました。

物音ひとつない暗闇の中で居間の電気だけが点いている状態で、
呼び鈴も鳴らしても誰も出てこない。誰も居る気配がないといった状況でした。

お父様との突然の出会いと新事実

真っ暗の中、少し待機しようと担当コーディネーターが車に乗り込もうとした時、
ちょうど1台の車が庭先の細道を走ってくるのが見えました。

60代くらいの男性が車から降りてきて、事情説明と自己紹介をするとなんとその男性はOさんのお父様でした。

そこで分かったのが金曜日仕事に行くと言ってから家にも帰っておらず、
連絡も取れていない。ただこういうことは時折あるといった内容でした。

連絡がとれなくなってから1週間たった金曜日、Oさんから担当コーディネーターに連絡が入りました。

内容を聞くと
「正直、金・土・日は比較的出勤が多く木曜日の公休日に大好きな東京に行って羽をのばして、
そのままお酒を飲み金曜日になり仕事を休んでしまう。次の日には帰ろうと考えても、
どうしても夜、お酒を飲んでしまい次の日の朝、仕事に行くことに億劫になってしまう。どうしようもない人間なんです。」と。

と情緒不安定な様子で、
よくよく伺うと今までの欠勤の理由も全て同じ理由だということでした。

ウィルオブ・ワークでの新たなスタート

電話越しで謝り続けるOさん。

担当コーディネーターは、そんなOさんの人生を改めて本音で聞いて、
この人は変わらなきゃだめだ!変わるべきだ!と込みあがるものがあり、
一度は仕事紹介を控えることも考えましたがこの縁を大切にして、また一緒にやっていこうという覚悟が固まりました。

Oさんも、担当コーディネーターの呼びかけに賛同をしてくれ、
次の仕事では必ず自分を変えたいと覚悟を決めてくれ、新しいスタートとなりました。

新しい仕事が決まり、入社6か月間目。
無遅刻無欠勤でコロナ禍にもめげずに勤め上げてくれました。

企業様からの評価も非常に高く、企業様から直々に転籍の話があった時は、
私とOさん、二人で大喜びしたのを覚えています!!

今年の7月に転籍が完了し、最後にOさんと話をした時には、
「あの時、見捨てられていたら今の自分はありませんでした。
ウィルオブと関われたことによって私はとっても大きな変化を与えてもらいました。ありがとうございました!!」

と感謝の言葉を担当コーディネーターはもらうことができました。

年を重ねるごとに人は中々、変わることができないと思います。

そんな自分から逃げ出さず頑張ったOさんを誇らしく思います。
人生初の正社員雇用として決まったOさんの益々の活躍を期待してます!