ウィルオブのスタッフによるチャンスメイキング事例の紹介をします。
チャンスメイキング事例とは、ウィルオブのビジネスビジョンでもある「Chance Making(チャンスメイキング)」に取り組む社員の活動を報告していくものです。
我々社員がどういった仕事をしているのか、少しでも理解を深めていただければと思います。
Iさんとの出会い
Iさんは中学を卒業し、その後の経歴は以下のものでした。
- 工場での軽作業を1年
- 土木系の仕事を半年
- コンビニでの接客業務を半年
- 居酒屋での接客業務を2年
これまで、正社員としての経験はゼロだったのです。
そんなIさんがウィルオブ・ワークに登録をしました。
本当は正社員になりたいと思っているが……
居酒屋での仕事を辞めて、その後正社員で仕事を応募するも中々選考に通れなかったのです。
自分に自信をなくしていたと、当時の状況をIさんは振り返りました。
そんな中、とにかく働かなければいけないと思い、ウィルオブ・ワークに応募されました。
今までの仕事も長く続くことはなく、人間関係で辞めていることもしばしばありましたが、漠然と正社員としてしっかりと働いていきたいという思いを持っていたのです。
そんなIさんに対して、キャリアアドバイザーは、このように提案しました。
「正社員での仕事に就くためにも、まずはウィルオブ・ワークで職務実績を積みましょう。そして、やりたい仕事を見つけましょう」
結果Iさんの了承のもと、ある販売系での就業が決まったのです。
就職先での初日
今までの仕事は、大体のことはすぐにできました。
ですが、今回は……。
- 入店初日でいきなりのクレーム
- 笑顔がなく、ふてくされていると指摘あり
Iさんは、いきなり嫌になり、辞めたくなりました。
就業後、「辞めたいです」とIさんから担当コディネーターに連絡が入ったのです……。
意識改革
辞めると言った初日、就業後すぐに面談を組んで担当コディネーターはIさんから話を聞くことにしました。
Iさんから出る言葉は、他責な発言が目立ちます。
「店舗はこんな環境なので……」
「お客様の層が……」
「自分は頑張っているのに……」
そんな言葉を発するIさんに担当コディネーターは言いました。
「そんなことばかり言ってるから長続きせんのや。本当にやりたいことを得るためには、我慢も必要。もっと自責に捉えて、自分事として考えていこうよ!」
「正社員として働きたいんだろ、ここで辞めたらずっとこれからも一緒だ。」
結果、Iさんは次の日出勤し、昨日の自分の行動を改めて業務に励むようになったのです。
Iさんの1年後
1年間同じ就業場所で勤務したIさん。
就業先から正社員としての声がかかり、面接の上、合格!!!
就業してから1年…本人が掲げたなりたい姿である「正社員」になることができました。
まとめ
本気で向き合うことの大切さをコディネーターから学ぶことはできます。
そして、何より決めたことをやりきる、Iさんの意志の強さ。本当に素晴らしいです!!
これからも一人でも多くの方の可能性を見出していきたいですね♪