【ウィルオブ社員インタビュー Vol.08】社員とスタッフの努力が繋いだ契約

ここでは、インタビューを通じてウィルオブ社員の想いをお伝えします。

今回インタビューしたのは
「株式会社ウィルオブ・ファクトリー 営業本部 FCT首都圏営業部 川崎支店 石川俊加さん」

ウィルオブのビジョンであるChance-Making Company実現のために奮闘する社員です。

――それでは、よろしくお願いします。

石川さん:
よろしくお願いします。

昨年にあった失態

――今回は、工場を運営しているA社への今年の繁忙独占オーダー交渉についてのことと聞いていますが……?

石川さん:
そうですね。ですが、今回の件について話す前に、昨年あったことを話す必要があります。

    ※独占オーダーとは?
    1社のみに派遣オーダーがいただけること。1社に任せることでA社は窓口を複数持つことなく、就労管理がしやすくなる。但し、信頼できる1社に厳選する必要があるため、独占オーダーをもらえるということは、企業と人材会社の信頼関係が深く構築されていることを意味する。

――では、その昨年あったことというのをお聞かせください。

石川さん:
分かりました。
実は、このA社との交渉は昨年にもありました。繁忙期にA社が工場への派遣スタッフを希望されていたので、外国の方も含めてであればすぐに手配できる旨を伝え、それならお願いするとのことで契約となったのです。

――あぁ、昨年は契約をされていたのですね。

石川さん:
はい。しかし、問題はそのあと起こりました。
その工場に多くの新規スタッフさんが入社されると同時に、私とは別の弊社社員が3名、フィールドサポーターとして現場管理のために配属されました。ですが、この3名は作業自体初心者であり、突然多くのスタッフ管理も並行してやらなくてはいけない状況に混乱し、現場での管理が行き届かなくなってしまったのです。
しかも、外国人のスタッフさんで言葉が通じないこともあり、無断で欠勤する人やシフトで組んでいない人が来たりして、A社とウィルオブが把握しているシフトと全く違う状況になりました。

――それは……現場も混乱したでしょうね。

石川さん:
現場は混乱しましたし、こうした状況にA社はお怒りになり「出勤率が悪い!」「どうなっているんだ!」という電話が毎日のようにかかってきました。結果、独占オーダーは他社へ明け渡しとなり、「出勤率が改善されるまで、もう訪問も来なくていい」と言われてしまったんです。

――こちらの落ち度だったとしても、そこまで言われてしまうと結構凹みますね……。

石川さん:
確かに落ち込んでしまいましたが、それでも諦めませんでした。

信頼回復に向けて対応を続けた1年

――え、そこからまたフォローをしていったのですか?

石川さん:
そうです。この出来事が起きてから、毎日のようにA社へ訪問し、工場のセンター長と直接会って話をする機会を増やしたのです。もちろん、A社との関係構築だけではなく、現場の様子などを知るためにも必要なことでした。

――具体的には何を改善したのですか?

石川さん:
失敗を繰り返さないように現場を管理している弊社社員との連携を取り、何か不手際があった際にはすぐに対応できるように心がけました。もちろん、現場で働くスタッフの方達も勝手に休んだりする人ばかりではありませんから。その工場で長く勤務いただいているスタッフさんも大勢いて、弊社社員と一丸となって現場を支えてくれました。

――ですが、外国人の方で言葉が通じないという部分もあったと思いますが、そこはどうカバーしたのですか?

石川さん:
実は、現場管理している弊社社員3名のうち1名は外国籍の社員なのです。そのため、スタッフさんが外国人で言葉が通じない場面でも、社員が通訳となってスタッフ・社員・A社との橋渡し役になってもらえたので現場の連携も取れるようになりました。

――そうでしたか。話を聞いていると、本当に多くの人の協力あって成り立っていると実感します。

石川さん:
はい。このときは信頼を回復するために何とかしようと私だけではなく現場社員3名、スタッフさんが頑張ってA社と真摯に向き合い続けてくれたのです。そして、またA社の繁忙期……独占オーダーのために交渉する時期がやってきたのです。

そして今回再び交渉へ……

――あぁ……前回の失敗から努力を続けてきましたが、やはり気まずかったりしましたか?

石川さん:
それは……前回のことを考えると「今年はさすがに難しいかなぁ……言いづらいなぁ……」と思いました(苦笑)。ですが、そう思いつつもA社へ今年も独占で挑戦させてほしいと提案をしました。
すると、A社から意外な言葉が返ってきたのです。

――意外な言葉、ですか。

石川さん:
「いやいや、最初から御社しか考えていなかったよ」
そう言って、独占でオーダーをいただくことができたのです。

――えっ……失礼を承知で正直言いますと、前回の失敗を聞く限り、無理だったのかなぁと思っていましたが……独占オーダーをいただけたのですか?

石川さん:
正直、こちらとしても不思議だったので「なぜ私たちを選んでくれるのですか?」と聞いてみたら、こう答えてくれました。

    A社:
    「現場社員の3名が生産をうまく活かせるために、自社だけじゃなく、他社のスタッフまでフォローしてくれていたし、現場で欠かせない存在になりました。A社の社員以上に体を張って、リーダーシップを発揮してくれる姿を常にこの1年見てきました。担当の石川さんも失敗とか、改善できないことももちろんあったけど、「はい、すぐにやります」「すぐに改善します」と言って、常に真摯に対応してくれた。何かあれば、いつも現場に来てくれた。他の会社とは違ったよ。だから同じ扱いはしないよ。人数で多いから、ではなくて、人数を任せたいと思える信頼をこの1年で見てきたから、御社にお願いするんです」

A社からの言葉を聞いてとても嬉しく思いました。前回での辛い思いがあった分、その喜びを大きく感じたものです。

――この言葉は前回の失敗から諦めずにA社としっかり向き合って頑張った結果ですね。皆さんの頑張りを見てもらえていたことがよくわかります。

石川さん:
これまでの1年間、現場の社員やスタッフの方達とみんなで協力し合い、頑張ってきたことが報われた瞬間だと言えます。

契約、そして現在……

――A社との今の関係はどうなっているのですか?

石川さん:
9月から始まるA社の今季事業計画のメインともいえる秋冬商品の生産で、A社の業績を決めるという商品の生産部署の独占オーダーを獲得しました。他部署への独占追加オーダー、そして「予算上採用を前倒ししない」と言っていた部署でも独占オーダーを承認していただきました。
そしてなんと、派遣現場のシェア率が10%だったのが脅威の92%にまでなりました!

――それは大きな貢献となりましたね!

石川さん:
さらに、この契約後もA社と良い関係が続いていまして……今ではスタッフさんに関してどのくらい日本語が話せる人が良いか、どのようなスキルが必要かというマッチングなどの判断を任せてもらえる部分が増えてきています。最初は苦戦した外国籍スタッフの就労管理のノウハウもできて、今では多くの外国籍の方にも活躍していただいています。

――そうだったのですか。石川さん自身も今回の出来事で大きく成長しましたね!これからが楽しみです。

まとめ

――では、今回のことを通して何か得られたことや、思うことがあれば教えてください。

石川さん:
今回の出来事で、弊社支店が誇る「フィールドサポーターの現場管理力」と「スタッフ・クライアントに寄り添う心」が、目標としていた

  • A社のメイン事業生産安定のチャンス
  • 外国国籍含むスタッフさんの就業チャンス
  • 弊社支店の売り上げ拡大BIGチャンス

の3つを達成し、結果として「三方良し」を作ることができました。これからも、今回のように「現場・現物・現実」に寄り添う現場力を追求していきます。

――まさしく、皆さんの力で成し遂げたチャンスメイキングですね。

石川さん:
きっと、みんなで協力し合えればチャンスは作れます!これからも皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います!

――今後の活躍を期待しています!それでは、今回はインタビューを受けていただきありがとうございました。

石川さん:
こちらこそ、ありがとうございました!