【ウィルオブ社員インタビュー Vol.11】スタッフさんの可能性を信じる大切さ

ここでは、インタビューを通じてウィルオブ社員の想いをお伝えします。

今回インタビューしたのは
「株式会社ウィルオブ・ワーク メディカルサポート事業部 東日本営業部 横浜支店 鈴木瑞葵さん」

ウィルオブのビジョンであるChance-Making Company実現のために奮闘する社員です。

――それでは、よろしくお願いします。

鈴木さん:
よろしくお願いします。

鈴木さんやAさんについて

――今回は、40歳代女性Aさんについてインタビューさせていただきます。

鈴木さん:
はい。よろしくお願いします。

――早速Aさんについて……と、その前に、まずは鈴木さんが行っている仕事について詳しく教えてもらえればと思います。

鈴木さん:
私が担当している仕事は、コーディネーターといって、主にスタッフさんの希望条件に合うお仕事のご紹介や、就業されてからのスタッフさんとクライアント様のサポート、アフターフォローを行っています。その中でも私は、病院看護助手や、施設での介護職の担当をしています。

――なるほど。では、鈴木さんが担当する仕事を知ったところで、Aさんについてインタビューを始めさせていただきます。

鈴木さん:
いろいろなお話ができればと思います。

――まず、Aさんはどういった人なのでしょうか?

鈴木さん:
Aさんは、腰が低く穏やかな方でしたが、アクティブな一面もあり、子育てもひと段落した今できるだけ外に出て活動したいということで、ダブルワークもされている頑張り屋さんです。Aさんの娘さんが私と同年代ということもあって、仕事以外の話もいろいろとして仲良くなりました。

――とても良い関係ですね。聞く限り、Aさんはやる気もあるし、頑張り屋さんということで仕事も上手くこなしていそうな印象ですが、Aさんの仕事ぶりはどういった感じでしたか?

鈴木さん:
実は、Aさんは私が担当になる前から働いてくれているスタッフさんだったのですが、前任の担当者から引き継いだ時に、Aさんは業務や利用者さんの名前を覚えるのが苦手であると聞いていました。施設の利用者さんにとって名前を憶えてもらえない、というのは少し不信感につながってしまうこともあり、就業して数ヶ月で施設の方から雇用延長が難しいという話をもらっていたのです。
しかも、1つの施設からだけではなく、就業する先々で同じ理由により契約終了になっていました。

諦めるのではなく改善を選ぶ鈴木さん

――そうすると、Aさんの就業先を数ヶ月毎に探すことになりますね。

鈴木さん:
はい、本来は1つの就業先で長く勤めていただくことが、Aさんにとっても施設様にとっても良いのですが、それが実現できずにいました。Aさんの希望に合う施設様も無限にあるわけではありませんから、ずっと転々とするわけにもいきませんでした。

――そうですよね。ずっと新規の就業先をご紹介するというのも難しいと思います。ですが、そうなるともう紹介できないと諦めてしまいそうな気もしますが……鈴木さんは諦めなかったんですよね?

鈴木さん:
はい。だって、それまでずっと一緒に頑張ってくれたんです。私自身、Aさんのことが好きでしたし、Aさんも諦めずに自分ができない部分を改善しようと努力をしてくれていましたから。

――どういった工夫をしていましたか?

鈴木さん:
自分ができないこと……業務内容や利用者さんの名前を覚えられるように努力をしていました。その覚え方は、私が実際にやってきたことをもとに、アドバイスをしたものです。

――その覚え方をお伺いしても?

鈴木さん:
もちろんです。
私、今のコーディネーターになる前に、FS(フィールドサポーター)として実際に介護の仕事を経験しました。その時に教わったことで、「何かをやるときに必ず利用者さんの名前を言う」ことです。
たとえば、利用者さんへ挨拶をするときに「おはようございます。」だけでなく、「〇〇さん、おはようございます。」と挨拶の前にその人の名前を言うんです。「車いすを動かしますね。」だけでなく、「〇〇さん、車いすを動かしますが、大丈夫ですか?」とやることを口にして利用者さんへの確認作業も行うようにと学びました。

――なるほど。そうすることで名前を自然と繰り返し呼ぶことになり、いつの間にか覚えられている、という感じですかね。

鈴木さん:
そのうえ、利用者さんも名前を呼ばれることは嬉しいことなので、ぐっと距離が縮まり、信頼がうまれてくるようにもなるのです。また、自分がやることを言葉にして確認することで、業務も早く覚えられます。

――そういった言葉だけで改善ができてしまうのは驚きですね。

鈴木さん:
私はあくまでもアドバイスを伝えただけで、それを聞いた後はAさんの努力次第、といった感じでした。そんなAさんは、アドバイス通りに続けてだんだんと覚えが良くなっていったようです。
Aさんが努力しているのであれば、私もその努力に向き合いたいと思い、Aさんに合う施設が見つかると信じ、営業を続けていきました。

鈴木さんは営業活動に奮闘

――Aさんも、鈴木さんを信じていたから対策を続けていたのでしょう。

鈴木さん:
なので、私もその期待に応えられるように頑張りました。正直、履歴書上では数ヶ月で施設を退職しているので、書類の見え方は良くありません。なので、クライアント様へ提案をするときは、絶対に電話をするようにしました。その電話で、私はAさんが業務や利用者さんの名前を覚えるのが苦手という点も含め、Aさんが頑張り屋で仕事への意欲もあることや、勤務態度も良く急に休む、辞めるといったことはしない優秀な人であることを伝えました。他社では、急に出勤せずに退職するということなども発生していましたから……正直、突然やめるといったようなことをされるのが一番困ることなので、そういったことをしない方だと強く推しました。

――今の言葉でどれだけ強く推したのかがわかります(笑)。

鈴木さん:
長い目で見れば業務や利用者様の名前を覚えられます。もちろん、Aさんが好きだから頑張りたいという気持ちはありましたが、それより、その苦手とする部分以外はとても優秀で、実際に会ってさえもらえれば採用されるという確信がありました。

――その結果、クライアント様からの反応はどうでしたか?

鈴木さん:
やはり、業務をなかなか覚えられない部分がネックとなるところが多く、見つけられませんでした。ですが、クライアント様6件目にして、やっと採用してもらえる施設に巡り会えました。

――それはおめでとうございます!諦めずに営業をしていた甲斐がありましたね!

鈴木さん:
はい。Aさんもその施設が良ければ是非、とのことで派遣先が決まったのです。

――このクライアント様は、他と比べて何か変わったところはありますか?ほかでは業務を覚えるのが苦手という点で断られていたと聞いていたもので……。

鈴木さん:
実は、クライアント様の施設で行う業務が他と比べて複雑ではなかった、ということもマッチングがうまくいった要因ではあります。ですが、一番採用の決め手となったのは、Aさんの努力を続ける前向きな姿勢と人柄でした。

Aさんの活躍

――その結果、Aさんの働きぶりはどうでしたか?

鈴木さん:
今まで契約終了になっていたことが嘘のように、業務を覚え、利用者様のお名前もしっかり覚えて活躍されています!
クライアント様から「Aさんを紹介してくれてありがとうございます。Aさんのおかげで施設が明るくなり、
利用者様との関係もとても良くなりました。本当にありがとうございます!」と感謝の言葉をいただくほどです。また、Aさんからも「鈴木さんが担当で本当に良かったです。これからもずっと担当でいてくださいね。」という嬉しい言葉をもらいました!

――それは素晴らしいですね。Aさんと鈴木さんの努力、両方があってこその結果となりましたね。

鈴木さん:
はい。Aさんも私のアドバイスを聞き、名前を覚える努力を続けてくれていたことを嬉しく思いました。
実は、クライアント様から「Aさん、利用者さんのお名前を毎回ちゃんと呼んでらっしゃいますよ。鈴木さんからアドバイスをもらったんです、と嬉しそうに話していました。」というお話をいただいたのです。

――クライアント様も見ていたことが嬉しいですね。今でも続けているのでしょうか?

鈴木さん:
はい、今はもっと自分のスキルを上げたいと希望され、弊社のウィルオブケアアカデミーで初任者研修を受講している最中なんです。

    ※ウィルオブケアアカデミーとは?
    介護業界で活躍する人材を育成する研修です。
    経験豊富な講師陣による満足度の高い講義を受けることができ、スケジュールも受講者のライフスタイルに合わせることができます。
    詳しくはこちらの「WILLOF ケアアカデミー」をご覧ください。

――そうでしたか。頑張るAさん……とても頑張り屋だと改めて思いますし、前向きな人ですね。

鈴木さん:
私もそんなAさんが好きです(笑)。毎週火曜日に研修に来てくれているので、声をかけて私も元気をたくさんもらっています!

――とても良い関係を築けていますね。

鈴木さん:
そうなんです。Aさんが職場で評価されているとわかると、自分のことのように嬉しくなりますし、私自身がAさんから学ぶことも非常に多くて、常に前向きに頑張ろうと思えます。

まとめ

――今回、Aさんを担当して学んだことや気づいたことはありますか?

鈴木さん:
Aさんの苦手な部分へのアドバイスは、本当に周りの人の力を借りたことでできたことでした。
というのも、自分が介護の仕事を経験して学んだことを生かしてアドバイスしたとお話ししましたが、実は担当している他のスタッフさんの経験談を聞いて学んだことも多いのです。

――他のスタッフさんの経験談というと?

鈴木さん:
やはり、現場のスタッフさんの悩みは、同じように働くスタッフさんにしかわからないこともあるかと思います。そういったスタッフさんに聞いて、私もアドバイスをもらうことで、より深く現場のスタッフさんについて知ることができたのです。

――なるほど……確かに現場を知るスタッフさんの言葉は参考になりますね。

鈴木さん:
私がスタッフさんの悩みを聞き、私もスタッフさんへ相談をする……そうした関係を築けているからなのか、多くのスタッフさんと信頼関係を作ることができています。スタッフさんから頼られたり、担当は私のままが良いと言ってくださったときは、本当に嬉しく思うのです。

――鈴木さんの仕事を信じているということもありますが、きっと人柄でもそう思わせているのかもしれませんね。

鈴木さん:
そうだと嬉しいです(笑)。
あと、今回もう一つ思ったことは、Aさんの可能性を信じて、最後まで諦めずに頑張れたことです。
あそこで諦めなかったからAさんは苦手だったことを改善することができて、Aさんに合う施設に出会うことができました。クライアント様も、良いスタッフさんが来てくれたと喜んでいて、最良の結果となったのです。
私たちの仕事は、スタッフさんや企業様、さまざまな立場の方のことを考慮して調整していかなくてはいけない仕事です。そんな中でも、時には自分の熱意を忘れずやり通すことも大切だと感じました。

――そうですね。今回のことは、鈴木さんがAさんのことを諦めなかったからこそ掴んだ結果です。Aさんも、巡り会えた施設で頑張ることができて本当に良かったです。

鈴木さん:
はい、今回の経験を生かして、多くのスタッフさんに働くチャンスを与えていける存在になっていきたいです。

――今後も鈴木さんの活躍を期待しています。今回はインタビューを受けていただきありがとうございました。

鈴木さん:
こちらこそ、ありがとうございました!

後日談

インタビューから約1ヶ月経った頃に、鈴木さんから連絡がありました。
なんと、弊社のウィルオブケアアカデミーで初任者研修を受講していたAさんが試験に見事合格され、資格を取得されたそうです! Aさんは自身のスキルアップを目指し、資格を取るために頑張っていました。

資格取得の報告と挨拶のため、Aさんは鈴木さんのところへ来てくださったとのことでした。その時、Aさんが感謝の言葉とともにプレゼントを鈴木さんへ贈られました。


鈴木さんの感想:
「Aさんから直接言いたいことがあると言われて、合格の報告だった時は本当に嬉しかったです!その報告だけでも嬉しかったのに、Aさんからプレゼントとお手紙までいただきました。本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。これからも、この髪飾りをつけて頑張っていきたいと思います!」

Aさんと鈴木さんが、本当に良い関係を築けていたことがわかる出来事ですね。
お二人の活躍を、これからも応援しています。

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