LINEWORKSのテレビ電話を使ったオンライン相談会「しゃべくりワーク」を開催しました。
新型コロナウイルスの影響で人と接する機会が減り、誰かに相談したいと思っても簡単に話せないと悩む方も多くいます。
そこで企画されたのが、このオンライン相談会です。
ウィルオブ・ワークのセールスアシスト事業部では、専門職社員と呼ばれる社員が派遣先の企業さまに常駐し、派遣スタッフさんの教育やフォロー、派遣先企業さまとの交渉を行っています。
今回は、その専門職社員3名と人事3名が参加したオンライン相談会についてご紹介します。
初対面の社員同士もいるため、みんなドキドキ……でも結果は笑顔の絶えない、参加者が大満足するとても素晴らしい時間になりました。
一体どのようなお話があったのでしょうか?
目次
しゃべくりワークとは?
まず、このオンライン相談会について解説していきます。
この相談会は、月1回の平日開催でLINEWORKSの全体グループでウィルオブ・ワークのセールスアシスト事業部所属の専門職社員を対象に任意で参加を募っています。
LINEWORKSのビデオ通話機能を活用した90分程度のオンライン相談会です。
今は特に、新型コロナウイルスの影響で人と会うことが限られ、研修や交流会も出来ない時期なので、誰もがオンラインで参加できるようにし、気楽に交流できる機会を作りたいと思いってこの企画を立てました。
オンライン相談会内容
ここからは、どのようなメンバーで話し合いをしたのか、議題は何なのか、オンライン相談会の内容を詳しく紹介していきます。
メンバー紹介
【専門職社員参加メンバー】
- 高木さん(通信系販売)
- 今澤さん(通信系販売)
- 清水さん(アパレル販売)
【人事部参加メンバー】
- 小林さん(人事部)
- 高田さん(人事部)
【ゲスト】
- 眞木さん(通信系事務局長)
議題①お客様への提案の方法
現在アパレル販売を担当している清水さんから参加メンバーへさっそく相談がありました。
「お客様のお求めの商品や、類似品・代替品もない場合、皆さんどうご提案していますか?」
清水さんご自身は、「まったく違うものや、ライフスタイルに合わせたものに提案するように心がけています。」とのこと。
他のメンバーはどのようにしているのでしょうか?
★今澤さんの意見
まず、機能性や使い方など、なぜその商品にこだわっているのかをお客様に聞きます。
お客様がどのような商品を希望しているかを聞いて、まずは希望にマッチする商品が無い旨を謝罪します。
そのあと、できる限りお客様の希望に近いような商品を提案しますが、この時、おすすめできるポイントなどの付加価値も伝えます。
★高木さんの意見
お客様がブランドのファンだったり、こだわりがある場合は、ほかの店舗への誘導などをします。
無理やり他の商品を提案するのではなく、あくまでお客様の希望を叶える提案を心がけています。
議題①のまとめ
アパレルだと洋服、通信だとスマートフォンといったように扱う商材は違いますが、販売員によくある悩みなのでいろいろな意見が聞けました。
「あー分かる分かる!」と共感ポイントも多かったようです。
みなさん、自分に置き換えて発言をしたり、日頃の紹介方法を教えてくださったので、楽しく話し合いが進みました。
議題②スタッフさんへの教育方法
次は、通信系販売を担当している今澤さんからの相談です。
「スタッフさんへの教育の仕方を教えてください!成功例などがあれば具体的に教えてほしいです!また、個人の成績だけではなく、チーム全体としての成績を上げる方法について取り組んでいることがあれば知りたいです!」
専門職社員は派遣スタッフさんのマネジメントも行いますので、マネジメントについての質問が出ました。
今澤さんご自身は、「モチベーションを上げるために個人面談をし、今までの経験などを話して獲得の大切さなどを伝えます。
また、目標値の立て方などを一緒に考えたりもしています。」とのこと。
皆さん、どんなことに取り組んでいるのでしょうか?
★清水さんの意見
わかりやすいように、それまでの成果を数値化するといいと思います。
細かい数字がわかると、成績がいいときの特徴が見えてきますので。
ただ、細かく全員出すとモチベーションが下がることもあるので、これは定期的に面談を行う方が良いです。
状況が把握できるように、こまめに定期連絡を行うよう、報連相を徹底してもらうようにしました。
新卒の方であれば、日報から拾って目標を自分で設定して達成させることにより、達成できるレベルを上げて成長を目指します。
★小林さんの意見
自分がいなくても成長してほしいと思うので、テストを作ったり、新サービスの発表時に作成して流したりします。
このテストを店舗に持っていき、次回会う時までにやってもらうようにすることで、個人個人でやるモチベーションの差がわかるようになります。
また、誰かに権限委任して任せたりもします。
★高木さんの意見
私は2020年の新卒として入社しているので教えてもらう側からの立場での意見ですが、自分がどこまでやっているかを定点チェックしてもらってます。
フィードバックしてもらい、1週間ごとにチェックし、段階を踏んでいきます。
こうすることで、成長していると感じられるし、わかりやすくなるんです。
1週間に1回の集合研修で数値や悩みの相談会もあります。
★眞木さんの意見
新人さんの目線や気持ちを忘れてはいけませんね。
右も左もわからないので、知らないことに対して「何で知らないのか」という言葉はタブーになります。
自分の当たり前になっていることが、ほかの人にも当てはまると考えてはいけませんね。
モチベーションアップに関する意見
これまでに何度か出てきたモチベーションアップに関する意見も出てきたので、ご紹介していきます。
★今澤さんの意見
普段の話と今後の目標以外にも、今何をやるべきかなどにもモチベーションは必要になると思います。
★清水さんの意見
ネガティブなことにフォーカスして払拭してもらったり、共感してもらったりすると良いかもしれません。
また、この時具体的に褒めたり、親近感を持って接したりすると効果的です。
議題②のまとめ
教育する立場の社員からの質問でしたが、新卒の社員も教えてもらう目線で、現在どのように教育されているのか、自分はこういう風に指導されて良い、成長しているといった意見も聞けました。
教育する立場からしても、このような新卒から学べる意見もあり、とても有意義な時間となりました。
参加者からの感想
違う業種の方から話を聞けたことで、いろいろな観点で気が付けることがあり、吸収できることが多くありました。
実際に、話を聞いて実践してみたいと思えることもあって、とても楽しい時間でした。
今は人と関われる機会も少なくなっているので、今回のように違う業種の方からの話を聞けたことは大きかったです。
様々な環境や立ち位置の人からの話は新鮮で、日々壁にぶつかることが多いのですが、こういった相談会という機会をたくさん作り、新しい情報を今後も取り入れていきたいと思いました。
このように、参加していただいた皆さんに相談会に参加したことでプラスとなった部分が多く、今後もこのような機会を作ってほしいと希望をいただくことができました。
どのエピソードも良い話ばかりで、みんなと真剣に話し合ったり、面白い話をして笑ったりして、終始笑顔でいられた相談会でした。
おわりに
今はなかなか人と会うことが限られ、研修や交流会もできないために、悩みを抱えた方の話を聞く機会を作ろうとオンライン相談会「しゃべりワーク」を開催しました。
参加していただいた皆さんが抱えている悩みを話すことで、いろいろな視点からの意見を聞くことができ、自分では気付かなかったことを知って新しい発見があったようです。
そこから今の自分にできることや、実践してみたいことが分かって自分の悩みを解消するための答えを見つけることができた方もいました。
そして何より、誰かと話せるという楽しさを体験できるので、悩み事以外にも雑談などでも話が盛り上がることがありました。
そのため、モニター越しの相手とでも楽しく話すことができ、笑顔になれる時間でした。
「リモートだと伝えきれない」
「知らない人同士で話し合うのは不安」
「時間設定が面倒そう」
オンライン相談会を開催したいと思っていても、このように感じてしまってなかなか開催まで行かない方もいるでしょう。
ですが、画面越しでも伝わることは多くあり、そして何より直接人と会えない今だからこそ、気軽に話し合うことができるリモート会議は、新しい人との交流の形となるので是非試してみてください。