保育士として就職・転職を目指す際、志望動機は履歴書や面接における重要なポイントです。
しかし、いざ書こうとしたときにどのように書けば良いのか、どうすれば自分の経験をうまく表現できるか多くの人が悩みを抱えています。
この記事では、採用担当者から好印象を得られる志望動機の書き方について、具体的な例文を交えながら解説していきます。
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目次
保育士の志望動機が採用に与える影響
志望動機が重要とは思っても、それがなぜなのか具体的に考えている人は多くありません。
ここでは志望動機の重要性と、採用担当者の視点を解説します。
先に具体的な例文を見たい方は「経験・状況別の志望動機例文4つ」「施設別の志望動機例文4つ」をご覧ください。
なぜ志望動機が重要なのか
保育士は子どもたちの成長に深く関わる責任ある立場となるため、応募者の職業に対する考えや意識は選考においてとくに重視されます。
志望動機からは応募者の保育への想い・価値観・職務に対する理解度を確認できるため、採用担当者が注目するポイントです。
また保育現場では長期的な人材の確保が課題となっており、応募者の就業意欲や定着可能性を判断する要素としても捉えられています。
採用担当者が志望動機から見ていること
採用担当者は志望動機を通じて、応募者の保育に対する熱意・理解度・施設との相性を総合的に判断しています。
とくに重視されるのは、保育士としての適性や子どもたちとの関わり方に対する考え方、そして施設の理念や方針への共感度合いです。
また、これまでの経験や学びをどのように保育現場で活かしていきたいと考えているのかという具体的なビジョンも、採用を検討する上での判断材料となっています。
採用担当者に好印象を与える3つのポイント
保育士の志望動機を書く際は、採用担当者の視点を意識しましょう。
ここでは、採用担当者から高評価を得られる3つのポイントを解説します。
具体的なエピソードを含める
志望動機に具体的なエピソードを織り交ぜることで、経験や想いに説得力が生まれます。
たとえ保育士としての直接的な経験がなくても、ボランティアで関わった子どもたちの成長を目の当たりにした経験や、実習で学びを得た経験なども立派なエピソードです。
また保育に関する勉強会や研修への参加経験なども、保育への意欲をアピールできます。
エピソードから学んだことや気づきについても言及すれば、自己成長への意欲も効果的に伝えることが可能です。
施設の特徴を踏まえた内容にする
志望する保育施設の特徴や保育方針を理解した上で、それらと自身の価値観や目指す保育像を結びつけましょう。
たとえば自然体験を重視する保育園なら、自身の自然活動経験や子どもの成長支援への想いを伝えると、施設との親和性を示せます。
施設研究をしっかりと行い、特徴に沿った志望動機を作成することで、採用担当者に対して十分な準備と強い志望度を示すことができます。
ポジティブな表現を心がける
転職理由や志望動機を述べる際は、前向きな表現を用いましょう。
とくに転職の場合、前職や現職に対する不満や批判的な内容は避け、将来に向けたポジティブな表現を心がけることで、採用担当者に好印象を与えられます。
ネガティブな表現:
ポジティブな表現:
志望動機を書く前の準備
説得力のある志望動機を作成するには、自己分析や施設研究など、事前の準備が欠かせません。
自己分析や施設研究を通じて、説得力のある志望動機を組み立てていきましょう。
保育士を目指すきっかけを振り返る
保育士を志す原点となった経験や出来事を具体的に思い出し、なぜその出来事が転機となったのかを掘り下げて考えてみてください。
保育士を目指すことを決意した瞬間について、その時の感情や学びを含めて整理することで、保育への想いをより明確に言語化できます。
自身の強みと保育士の仕事を結びつける
自分の性格や経験を振り返り、それらが保育士としてどのように活かせるのかを具体的なエピソードとともに整理します。
自己分析を通じて、自分ならではの強みと保育士という職業との関連性を明確にすることで、採用担当者に対して具体的な価値を示せます。
志望する施設を研究する
志望する保育施設の理念や特徴的な保育方針、取り組みについてくわしく調べることは、志望動機を作成する上で欠かせません。
施設のホームページやパンフレット、見学会での情報などを通じて、その施設が大切にしている価値観や保育環境について理解を深めましょう。
また、地域における施設の役割や、どのような保護者層が多いのかなども把握することで、より具体的に自身の貢献可能性を示すことができます。
経験・状況別の志望動機例文4つ
保育士の志望動機は、応募者の経験や状況によって内容や重点を置くポイントが異なります。
ここでは、代表的な状況別に例文を紹介します。
新卒・未経験者の場合
「大学での保育実習を通じて、子どもたち一人ひとりの成長に寄り添い、その可能性を引き出すことのできる保育士という職業に魅力を感じました。
とくに実習先で担当した3歳児クラスでは、初めは自分の気持ちをうまく表現できなかった子どもが、毎日の関わりの中で少しずつ言葉の表現ができるようになっていく姿に感動し、子どもの成長に寄り添える保育士という仕事にやりがいを見出しました。
貴園の自然を活かした保育環境の中で、子どもたちの健やかな成長をサポートできる保育士として、精一杯努めさせていただきたいと考えております。」
【この例文のポイント】
- 実習での具体的なエピソードを入れることで説得力を持たせている
- 子どもの成長の様子を具体的に描写し、観察力をアピール
- 施設の特徴(自然を活かした保育)に触れ、研究姿勢を示している
【心がける点】
実習以外にもボランティアやアルバイトの経験を積極的に活用しましょう。
また「子どもが好き」といった漠然とした表現は避け、学んだ理論や知識についても触れることで、より説得力のある内容となります。
前職が保育士の場合
「これまで5年間、認可保育園で保育士として従事し、0歳から5歳児までの各年齢での保育経験を積んでまいりました。
とくに異年齢交流の活動では、年上の子どもが年下の子どもをサポートする中で、双方の成長を実感することができ、子どもたちの社会性を育む大切さを学びました。
貴園が掲げる「子どもの主体性を重視した保育」という理念に強く共感し、これまでの経験を活かしながら、さらに専門性を高めていきたいと考え、応募させていただきました。」
【この例文のポイント】
- 具体的な経験年数と担当年齢を明示
- 特定の保育活動での具体的な学びを説明
- 志望園の理念との結びつきを示している
【心がける点】
前職について否定的な内容は一切書かないようにし、これまでの経験を活かせる点を具体的に示すことがポイントです。
また、さらなる成長への意欲を必ず含めることで、前向きな姿勢をアピールしましょう。
異業種から転職する場合
「前職では営業職として10年間勤務し、お客様一人ひとりのニーズに合わせた提案を心がけてまいりました。
その経験の中で、休日に参加していた地域の子育て支援ボランティアでの活動が、私の人生の転機となりました。
子どもたちの純粋な笑顔や、日々成長していく姿に触れる中で、子どもたちの成長に直接関われる保育士という職業に強く魅力を感じるようになりました。
これまでの接客経験で培った傾聴力やコミュニケーション能力を活かし、お子様や保護者の方々に寄り添える保育士として貢献していきたいと考えております。」
【この例文のポイント】
- 前職でのスキルと保育士の仕事の関連性を示している
- 保育への関心が生まれた具体的なきっかけを説明
- 転職の意思決定プロセスが明確
【心がける点】
安易な転職と思われないよう十分な決意を示すとともに、前職での経験を否定せず、保育の仕事に活かせる要素として積極的に表現することが大切です。
保育に関する具体的な学習や準備状況も含めることで、真摯な姿勢を伝えましょう。
ブランクがある場合
「出産・育児による5年のブランクを経て、この度保育士として再び現場に戻りたいと考えております。
自身の育児経験を通じて、子育ての喜びとともに、保護者の方々が抱える不安や悩みについても深く理解することができました。
また、この間も地域の子育てサークルでのボランティア活動に参加し、保育に関する知識やスキルの維持に努めてまいりました。
これらの経験を活かし、保護者の方々に寄り添いながら、お子様の成長をサポートできる保育士として、精一杯努めさせていただきます。」
【この例文のポイント】
- ブランク期間を育児経験という強みに変換している
- 期間中も保育に関わる活動を継続していたことを示す
- 保護者視点からの理解をアピール
【心がける点】
キャリアのブランクを言い訳にするのではなく、その期間での学びや気づきを積極的に強調しましょう。
また、最新の保育事情への関心や学習意欲を示しながら、復帰への強い意欲を伝えることで、前向きな姿勢をアピールできます。
施設別の志望動機例文4つ

保育施設の種類によって、求められる役割や保育方針は違います。
ここでは、施設の特徴を踏まえた志望動機の例文を紹介します。
全施設共通の注意点
以下の点に留意し、十分な下調べと準備を行うことにより説得力のある志望動機を作成できます。
- 施設の規模や運営方針を事前によく調査する
- 地域における施設の役割を理解する
- 保育理念との一致を具体的に示す
- 保護者支援の視点を必ず含める
- 専門職としての学びや成長への意欲を表現する
認可保育園
「貴園が掲げる「子ども一人ひとりの個性を大切にした丁寧な保育」という理念に深く共感し、応募させていただきました。
保育実習で関わった発達の気になる子どもへの支援を通じて、個々の成長段階に応じた適切な関わりの重要性を学びました。
また、貴園で実施されている異年齢交流活動に強い関心を持っており、子どもたちが互いに学び合える環境づくりに貢献したいと考えております。」
【この例文のポイント】
- 園の理念を具体的に引用している
- 実習での具体的な経験と結びつけている
- 園の特徴的な活動に対する関心を示している
【心がける点】
公立と私立では求められる要素が異なることも意識し、園の規模や特色に応じた内容にしましょう。
また地域特性への理解を示すことで、より具体的な貢献イメージを伝えることができます。
認定こども園
「幼稚園と保育所の機能を併せ持つ認定こども園で、教育と保育の両面からお子様の成長をサポートできることに魅力を感じ、志望いたしました。
前職の幼稚園教諭としての経験を通じて、就学前教育の重要性と、それぞれの家庭環境に応じた柔軟な支援の必要性を実感してまいりました。
貴園の特色である「遊びを通じた学びの実践」という方針のもと、子どもたちの豊かな学びと成長を支援していきたいと考えております。」
【この例文のポイント】
- 認定こども園の特徴を理解していることを示している
- 教育と保育の両面からの視点を持っている
- 施設の特色ある教育方針に言及している
【心がける点】
認定こども園への志望動機では、幼保連携型ならではの複合的な役割への理解を示すことがポイントです。
就学前教育の重要性についての見解を含めながら、多様な保育時間への対応力もアピールすることで、施設の特性を十分に理解していることを伝えましょう。
企業内保育所
「働くお父様お母様が安心して仕事に従事できるよう、温かな保育環境を提供することの重要性に共感し、応募させていただきました。
前職での事務職の経験から、仕事と育児の両立の難しさを身近に見てきました。
その経験を活かし、保護者の方々の気持ちに寄り添いながら、お子様の健やかな成長をサポートできる保育士として尽力いたします。」
【この例文のポイント】
- 企業内保育所の役割を明確に理解している
- 保護者の就労支援という視点を持っている
- 自身の職務経験を活かした共感性を示している
【心がける点】
企業内保育所への志望動機では、企業文化への理解と順応性をアピールすることが大切です。
勤務時間の柔軟性への対応にも触れながら、保護者との密接なコミュニケーション力を強調し、施設の特性を理解していることを示しましょう。
小規模保育施設
「少人数ならではのきめ細やかな保育と、家庭的な雰囲気の中で子どもたち一人ひとりと深く関わることができる環境に魅力を感じ、志望いたしました。
これまでのベビーシッターとしての経験を通じて、乳幼児期の愛着形成の重要性について学び、個々の発達に合わせた丁寧な関わりの大切さを実感してまいりました。
貴施設の「子どもの気持ちに寄り添う保育」という方針のもと、温かな保育環境づくりに貢献していきたいと考えております。」
【この例文のポイント】
- 小規模保育ならではの特徴を理解している
- 乳幼児保育への専門的な知識を示している
- 家庭的な雰囲気作りへの意識が表れている
【心がける点】
0~2歳児の発達に関する深い理解を示し、小規模保育ならではの特徴を十分に理解していることを伝えましょう。
少人数保育のメリットを具体的に言及しながら、連携施設との関係性への理解も含めることがポイントです。
よくある失敗例
志望動機で避けるべき表現や内容を、例文を交えて解説します。
志望動機を作り終えたら必ず見直しをして、失敗例に当てはまっていないか確認しましょう。
第三者に読んでもらって客観的な意見をもらうこともおすすめです。
こんな表現は避けよう
志望動機において「子どもが好きだから」「働く時間が自分の生活に合っているから」などの表面的な理由や、個人的な都合のみを述べる表現はやめましょう。
また「前職の人間関係に疲れたため」といった否定的な表現や「給与面が良さそうだから」など待遇面のみに着目した志望理由は避けるべきです。
これらは採用担当者に対してマイナスの印象を与えかねないため、かわりに保育の専門性や子どもの成長に関わることへの具体的な意欲を示す表現を心がけてください。
漠然とした志望理由によるNG例
子どもが好きという感情や、通勤の利便性といった個人的な都合だけを理由にした志望動機は、専門職としての意識が不足していると判断されかねません。
以下の例で、具体的に見ていきましょう。
「以前から子どもが好きで、保育士の資格を活かせる仕事がしたいと思いました。
貴園は自宅から近く、働きやすい環境だと聞いたので志望しました。」
この例文では、保育士としての専門性や職業観が全く感じられず、施設研究や保育への理解も不足しています。
また、具体的なエピソードや経験の記載がないため、説得力に欠ける内容です。
以下のポイントを意識して改善しましょう。
- 具体的な経験をもとに保育への関心を説明
- 専門職としての意識を示す
- 施設の保育方針への理解と共感を表現
- 自身の強みと施設のニーズを結びつける
- 将来的なビジョンも含める
「保育ボランティアでの経験を通じて、子どもたちの成長に寄り添い、一人ひとりの可能性を引き出すことのできる保育士という職業に魅力を感じました。
特に、発達段階に応じた声かけや援助の重要性を学び、保育の専門性への関心が深まりました。
貴園が掲げる『子ども主体の保育』という理念に強く共感し、私も子どもたちの主体性を尊重した保育を実践したいと考えております。」
待遇面を重視したNG例
前職への不満や待遇面での比較を中心とした志望動機は、保育への情熱や専門性の向上意欲が感じられず、マイナスの印象を与えてしまいます。
「前の保育園は人間関係が良くなく、給与面も希望に合いませんでした。
貴園は評判も良く、待遇面でも満足できそうだと思い、転職を決意しました。」
この例文では、前職への否定的な印象が強調され、保育に対する熱意や専門性が感じられません。
また、施設選択の理由が表面的で、将来のビジョンも不明確です。
以下の点に注意して改善しましょう。
- 前向きな転職理由を示す
- 専門性の向上への意欲を表現
- 具体的な保育経験を活かす
- 施設の特徴と自身の志向の一致を示す
- 長期的な目標も含める
「5年間の保育経験を通じて、子どもたちの主体性を重視した保育の実践に深い関心を持つようになりました。
特に異年齢交流の活動では、子どもたち同士が学び合う姿に感銘を受け、より専門的な知識と技術を習得したいと考えるようになりました。
貴園では、研修制度が充実しており、子どもの発達支援について深く学べる環境が整っていると伺い、ここでさらなる成長を目指したいと考え、応募させていただきました。」
面接での志望動機の伝え方

履歴書に書いた志望動機は、面接でよりくわしく説明する機会があります。
ここでは、面接での効果的な伝え方について解説していきます。
面接前の準備
自己分析で整理した内容や施設研究で得た情報は、簡潔に説明できるよう要点をまとめておき、面接での質問に備えましょう。
また、面接官からの予期せぬ質問にも柔軟に対応できるよう、自身の経験や考えを多角的に整理しておくことがおすすめです。
実際に口に出して志望動機を説明する練習を繰り返しておくと、より自信を持って自身の想いを伝えられるようになります。
面接でよく聞かれる質問
これらの質問に対しては、以下の点を意識して回答を準備しましょう。
- 具体的なエピソードを交える
- 自身の経験と結びつける
- 専門的な知識や考えを示す
- 施設の特徴や方針との関連性を意識する
- 将来的なビジョンも含める
とくに具体的な考えを問う質問では、単なる理想論ではなく、実践可能な具体策や実際の経験に基づいた考えを示すことが求められます。
効果的な伝え方のコツ
面接での志望動機は、履歴書の内容をそのまま暗記して話すのではなく、よりくわしい背景や具体例を交えて説明しましょう。
たとえば、保育実習での経験を話す際は下記部分まで掘り下げて説明することで、自分の保育に対する考えや姿勢をより深く伝えることができます。
- 子どもたちとの関わりの中で具体的に何を学んだのか
- その経験をどのように活かしていきたいのか
話す際は面接官の反応を見ながら、適度に間を取り、分かりやすく伝えることを心がけましょう。
よくある質問
保育士の志望動機に関して、よくある質問を紹介します。
保育士未経験ですが具体的なエピソードとはどうすればよいですか?
保育士としての直接的な経験がなくても、子どもとの関わりに関するさまざまな経験を活用できます。
- 学生時代のボランティア活動
- 親戚の子どもを世話した経験
- サークル活動でのリーダー経験
- 接客業での対人スキル
重要なのは、その経験を通じて何を学び、それを保育士としてどのように活かしていきたいのかという点まで掘り下げて説明することです。
「具体的なエピソードを含める」や「新卒・未経験者の場合」の例文もご覧ください。
前職の保育園を退職する理由はどう書くべきですか?
転職理由を述べる際は、前職での経験を否定的に捉えるのではなく、新たな環境での成長機会を求める前向きな姿勢で表現しましょう。
たとえば以下のような建設的な理由を挙げることで、意欲的な印象を与えられます。
- 接客業での対人スキル
- 新しい保育環境で視野を広げたい
- キャリアアップを目指したい
また、志望する施設の特徴や強みと結びつけて説明することで、より説得力のある志望動機となります。
「前職が保育士の場合」の例文や「よくある失敗例」も参考にしてください。
面接で志望動機を話す際は履歴書の内容をそのまま言うのですか?
面接では、履歴書に書いた内容を基本としながらも、より詳細な説明や具体例を加えることで、自身の考えをより深く伝えましょう。
たとえば施設の保育方針に共感した理由について、自身の経験や価値観と結びつけて説明したり、職場見学で感じた印象を交えて話したりすると、より説得力のある志望動機となります。
また、面接官との対話の中で質問された内容に応じて、柔軟に説明を展開できるよう準備しておくことも大切です。
くわしくは「面接での志望動機の伝え方」で解説しています。
まとめ
志望動機は採用選考における重要な要素の一つですが、それ以上に、保育士としての想いや目標を整理するチャンスです。
これまで見てきたように、施設の特徴を理解し、具体的な経験を基に自分の言葉で表現することが、説得力のある志望動機につながります。
ここで、効果的な志望動機作成のための重要なポイントを整理してみましょう。
- 具体的な経験や学びを通じた保育への想いを明確に示す
- 施設の特徴や保育方針との関連性を意識した内容にする
- ポジティブな表現で、専門職としての意識と成長への意欲を伝える
この記事で紹介した例文やポイントを参考に志望動機を作成し、自信を持って採用選考に臨んでいただければ幸いです。
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