ラベル貼りってどんな仕事？メリットやデメリットなど解説

現在仕事を探している方の中には、ラベル貼りの仕事に興味があり目指そうか検討されている方は少なくありません。

ラベル貼りは製品やパッケージなどにラベルやシールを貼る仕事で、内職も業務に含まれているので、在宅で働くことも可能です。

ここでは、ラベル貼りの仕事内容や給料、メリットやデメリットなどを解説していますので、ぜひご覧ください。

ラベル貼りの仕事内容

はじめに、ラベル貼りの仕事内容を出勤の場合と在宅の場合の2パターンに分けて解説します。

出勤の場合

出勤の場合のラベル貼りの仕事内容は、工場ではベルトコンベアで流れてくる商品に、倉庫では段ボールや商品にラベルを貼る仕事です。

倉庫では、ラベル貼りの作業と同時に仕分けや検品、梱包などの業務を担うこともあります。

髪型や服装などを基本的に自由ですが、露出の多すぎる服装は避けるようにしましょう。

勤務時間は週3～週5日（1日4～8時間程度）の勤務が一般的となっています。

勤務地までの往復の時間を活用してオンオフを切り替えながら働きたいと考えている方は、出勤して仕事をすることをおすすめします。

在宅の場合

在宅でのラベル貼りは、たとえば以下のようなものがあります。

• 値札やバーコードシール貼り
• 成分表示やリボンシール貼り
• 宛名や訂正シール貼り

在宅は自宅での勤務となっているため、服装や髪形は自由ですが、給料が基本的には出来高制であることに注意してください。

空いている時間に自宅で少しでも収入を増やしたいと考えている方は、在宅でラベル貼りの仕事をすることを検討してみてください。

ラベル貼りの給料

以下の表は、シール貼りの派遣社員とアルバイト・パートの平均時給です。

※参照：求人ボックス給料ナビ「シール貼りの仕事の年収・時給・給料」
※時給・年収それぞれひと月で1日8時間を20日働いたことを想定

また、在宅の場合の給料は基本的には出来高制となっており、ラベル1枚当たり0.4円～10円程度が相場となっています。

ラベル貼りの3つのメリット

ここからは、ラベル貼りのメリットを3つ解説します。

人とのかかわりが少ない

ラベル貼りの仕事は、在宅ではもちろん出勤して働くとしても人とのかかわりが少ない特徴があります。

そのため、人とかかわることやコミュニケーションに苦手意識のある方におすすめの仕事です。

もくもくと作業に集中できる

「人とのかかわりが少ない」ことが理由で、作業に集中できるメリットもあります。

そのため、作業効率や生産性の向上、ミスのリスクを減らせます。

座り仕事である

ラベル貼りは座り仕事であることが多いため、体力に自信のない方も勤務可能な仕事です。

ただ、座り仕事で勤務中に眠気を感じやすいため、適度な休憩や姿勢の工夫も大切です。

体力に自信がなく、座って集中して作業に臨みたいと考えている方はラベル貼りの仕事に就くことを検討してみてください。

ラベル貼りのデメリット

ラベル貼りの仕事にはメリットもあればデメリットもあります。

ここでは、ラベル貼りのデメリットを解説しますので「ラベル貼りの3つのメリット」と合わせてご一読ください。

単純作業のためあきやすい

ラベル貼りの仕事は単純作業であるため、あきやすいデメリットがあるので飽き性の方は注意が必要です。

あきることを防ぐためには、木曜を決めるや区切りを決めるなど工夫をすることが大切です。

仕上がりの質が求められる

ラベルが貼られたものはクライアントや顧客のもとにわたるため、数をこなすだけでなく仕上がりの質も意識する必要があります。

つまり、数をこなすことだけを頭に入れ質のことを考えず雑に貼ることはダメということです。

数は経験を積んでいけば多くこなせるようになりますので、まずは丁寧に貼ることに意識を向けて作業をするようにしましょう。

ラベル貼りにおすすめの人

ここからは、ラベル貼りの仕事を目指すことをおすすめする人の特徴を解説しますので、自分にできるのか検討する参考にしてください。

同じ作業の繰り返しが苦にならない人

ラベル貼りは、ひたすら対象物にラベルやシールを貼っていく仕事です。

そのため、ひたすら同じ作業を繰り返すことが苦にならない方にラベル貼りの仕事は向いています。

ただ「単純作業のためあきやすい」でも触れている方法で対策できますので、同じ作業の繰り返しがつらいからといってすぐにあきらめず、検討してみてください。

在宅で働きたい人

仕事を探している方の中には、子育てや介護との両立や副業として働きたいなどが理由で在宅勤務を希望する方は少なくありません。

ラベル貼りは在宅でできる業務も数多くありますので、そのような理由で在宅勤務の仕事を探している方におすすめの仕事です。

就業経験のない人

ラベル貼りの仕事は、ラベル貼りが未経験の方はもちろん就業自体の経験がない方でもできる仕事の1つです。

そのため、社会人経験がない方も安心してチャレンジできます。

自分のペースで働きたい人

ラベル貼りは在宅で働くにしろ出勤して働くにしろ、どっちにしてももくもくと自分のペースで業務を進めることができます。

そのため、共同作業に苦手意識のあり、自分のペースで働きたいと考えている方におすすめです。

ラベル貼りに向いていない人

ここまで、ラベル貼りにおすすめの人を解説してきましたので、ここからは逆にラベル貼りに向いていない人を解説します。

人とかかわる仕事がしたい人

ラベル貼りは、在宅であったとしても出勤しての勤務であったとしても、業務は人とかかわることが少ない仕事です。

そのため、人とかかわりながら業務をしたいと考えている方には向いていません。

それでもラベル貼りの仕事をしたい方は、休日や休憩の時間を利用して人とコミュニケーションをとれるコミュニティに参加する方法で人とのかかわりをもつようにしましょう。

スピードではなく丁寧さを重視する人

ラベル貼りはノルマがあるか出来高制であることから、素早く作業をする能力が必要な仕事です。

そのため、素早く作業することに苦手意識のある方にはラベル貼りは向いていません。

ただ、集中できる環境づくりをすることや時間管理を徹底するなどの方法で苦手を改善することは可能なので、あきらめる前に試してみましょう。

手先が不器用な人

ラベル貼りは、仕上がりの質が求められる仕事のため、手先が不器用な方にはラベル貼りは向いていません。

しかし、日ごろから指先を鍛えることや人一倍丁寧に作業をする意識を持つことで改善する可能性がありますので、あきらめる必要はありません。

仕事探しの方法

ラベル貼りの仕事を探す方法は、以下の2つあります。

• 一般的な求人サイトの利用
• 派遣会社に登録しての利用

どちらも、仕事探しの段階で在宅がよいか出勤がよいか選ぶことが可能ですので、どちらが良いのか自分の中で決めてから探すようにしましょう。

内職の場合はまれにないこともありますが、基本的には応募したらまずは選考があり、選考を通過することで勤務することができます。

詐欺やトラブル対策

ラベル貼りは、詐欺被害を受けたりトラブルが発生したりする可能性がある仕事です。

たとえば、以下の事例は詐欺の可能性があります。

• 事前に金銭を要求される
• 不自然に高い収入
• 詳細が不明な求人

詐欺やトラブルに被害にあわないために、上記の事例を参考にしっかり見極めながら仕事を探すようにしましょう。

よくある質問

ここからはラベル貼りに関するよくある質問を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ラベル貼りは在宅でもできますか？

はい、できます。

ラベル貼りは商品のラベルを貼ることも業務に含まれるため、このような業務は在宅でおこなうことも可能です。

くわしくは「在宅の場合」で解説していますので、ぜひご覧ください。

ラベル貼りの魅力を教えてください

ラベル貼りは、人と接すくことが少なく、もくもくと作業に集中できることが魅力です。

そのため、人とかかわることに苦手意識のある方にラベル貼りをおすすめします。

くわしくは「ラベル貼りの3つのメリット」で解説していますので、合わせてご一読ください。

まとめ

この記事では、ラベル貼りの仕事内容やメリット・デメリットなどについて解説してきました。

ラベル貼りは在宅でもでき、社会人未経験からの挑戦が可能な魅力があるのでおすすめです。

ただ、単純作業のためあきやすい点や仕上げの質が求められる点には注意しましょう。

自分のペースで業務を進めたいと考えている方は、ラベル貼りの仕事をすることを検討してみてください。