ウィルオブスタイルは、キャリアアップを目指す全ての人に「変化のきっかけ」を届けるポータルサイトです。転職やキャリアチェンジに成功した実例を通じて、本人でさえ気づいていない可能性に寄り添い、あなたの未来への一歩を後押しします。 ウィルオブスタイルは、キャリアアップを目指す全ての人に「変化のきっかけ」を届けるポータルサイトです。転職やキャリアチェンジに成功した実例を通じて、本人でさえ気づいていない可能性に寄り添い、あなたの未来への一歩を後押しします。

check
警察官から完全異業種の法人営業へ。人の温かさに支えられた23歳の挑戦

警察官から完全異業種の法人営業へ。人の温かさに支えられた23歳の挑戦

交番、機動隊、そして関西万博では要人警護にもあたっていた元・大阪府警察官が、今は正社員としてPayPayの法人営業マンとしてQRコードの前に立っている。

さらに、そんな異色の経歴を持つ余吾龍之介さん(23歳)。

「正社員の営業マンのスーツ姿がかっこよくて」と笑うその転身には、規律の厳しい世界で削られていったものと、周囲の期待に応えるために自分を抑えてきた日々の苦悩がありました。

今の会社で取り戻したものがあり、正社員としての安定を得ました。さらに、日々の業務を通じて責任感を養い、成長を実感しています。

プロフィール紹介

プロフィール

名前は余吾 龍之介(よご りゅうのすけ)さんです。年齢は23歳(※2026年8月現在)で、現在は正社員として働いています。職業はFLフィールドリーダー(PayPay案件担当)で、勤続年数は1年1か月です。

これまでの経歴としては、大阪府警察に入庁し、警察学校を経て交番勤務を経験しました。地域住民対応や犯罪抑止に関わり、次に機動隊へ配属され要人警護などを担当しました。約2年半勤務したのち退職し、未経験で現職へ転じました。

現在の役割としては、PayPal案件の現場を牽引するリーダーとしての責任を担います。現場における安全と効率の両立を重視し、チームの指揮と調整を行います。今後も技能を磨き、組織の成長に寄与する所存です。

\ カンタン1分! /

おはなししてみる

今のキャリアに至るまで

(編集部)前職ではどのようなお仕事をされていましたか?
(余吾)大阪府警察で、警察学校へ行ってから交番勤務になって、地域住民の方の要望に応えることと、犯罪の抑止をメインでやっていました。そこから2年3か月ほど勤務した後、機動隊に配属されて、関西万博の際には要人の警護に従事していました。

(編集部)転職を考え始めたきっかけは何でしたか?
(余吾)警察官としてこの先のキャリアアップが難しいと判断したため、というのが正直大きかったです。それと、もともと営業の仕事にすごく興味があって。警察官の制服も好きだったんですけど、営業マンのスーツ姿もかっこいいなと思いながら仕事してたので、次は営業がしたいなと思って転職を決めました。

(編集部)当時感じていた課題や不安はありましたか?
(余吾)めちゃくちゃありましたね。仕事柄、犯罪者や被害者としか接する機会がなくて、常に物々しい雰囲気なんです。周りもどんどん染まっていくし、自分も人を信用しづらくなっていく感覚がありました。

(編集部)営業職を選んだ理由、今の会社を選んだ決め手は何でしたか?
(余吾)高卒未経験からでも法人営業に挑戦できること、副業ができることの2つで絞り込んで、当時4〜5社くらいに絞って全部受けました。その中で、最終面接前に選考サポートをしていただいたことがすごく印象に残っていて。こういう人がいる会社の方が働いてみたいなと思ったのが、決め手でしたね。

(編集部)実際に転職してみて、ギャップはありましたか?
(余吾)最初は、今の会社がホワイトすぎて逆に手応えがなさすぎたのが正直大きかったです。僕、高卒区分で警察に入ったので、未経験から法人営業ができるところなんてブラックしかないと思ってたんですよね。残業時間も月40〜60は覚悟してたんですけど、終業時刻になった瞬間みんなパソコンをパタパタ閉じていって。こんな会社あるんや、というのはすごい感激でした。

現在の業務と働き方

現在、余吾さんはPayPayの案件に配属され、店舗へのQRコード設置や、クレジットカードを含む決済端末の法人営業を担当。あわせて4人チームのフィールドリーダーとして、マネジメントも任されています。

(編集部)現在の主な業務内容を教えてください。
(余吾)今はPayPayさんの方に配属されているので、業務内容としては町によくあるQRコードの設置や、クレジットカードを含めて包括的に使える決済端末の営業が主な業務です。

7時半から8時に起床します。9時に出社してオンラインミーティングをします。なお、その前は新しい情報を確認します。9時以降は曜日で差が出ます。基本は架電してアポを取り。直接訪問して商談します。契約獲得を目指す、この繰り返しです。

(編集部)入社前に想像していた働き方とのギャップはありましたか?
(余吾)ここもいい意味でギャップがありました。本当にもっとドブラックを想像してたので、まずほとんど詰められない。毎朝みんな大声で呼ばれて、達成できなかったら朝まで説教されるみたいなのを想像してたので、ホワイトすぎて未だにギャップを感じてます。

(編集部)やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
(余吾)主に2つあります。1つは、自分がPayPayを導入した店舗の近くを歩いた時に「ここ俺がやったところやな」みたいに、街に自分が働いた痕跡を残していけること。もう1つは、今4人チームのリーダーをやらせてもらってるので、メンバーが何をきっかけにモチベーションを高められるか探るのが今すごく楽しいですね。

(編集部)大変だと感じることはありますか?
(余吾)チーム単位で見た時は、人によって考え方も違いますし、営業派遣としてクライアントへ常駐しながらの働き方なので、管下メンバーが配属時にモチベーションが低いときもあります。その際のメンバーのモチベーション管理やマインドセットに関して、どのように仕組化するかは課題に感じています。ただ個人で見た時は、前職と比較して楽しすぎるので、正直大変なことは全くないですね。

働き方の変化 Before/After

警察官時代と比べて、生活のリズムには大きな変化があったといいます。前職では制服姿のまま30時間ぶっ続けで勤務することもあり、体力的な消耗も大きかった余吾さん。今の会社に来てから、毎日決まった時間に眠れるようになり、ストレスも大きく減ったそうです。

(編集部)一番変わったことは何ですか?
(余吾)実は、前職はストレスで髪の毛がめちゃくちゃ細くなってたんです。今の会社に来てから髪の毛が太くなって、心配がなくなりました。それくらい今はストレスがないです。

プライベートの時間の使い方も一変したそうです。前職では勤務エリア外に出る際に申請が必要で、管内で大きな事件が起きればすぐに戻らなければならない可能性もあり、直前まで予定が立てられなかったといいます。今は思い立ったらすぐ出かけられ、旅行の機会も増えたそうです。

収入面については、前職・現職それぞれの構造の違いを率直に語ってくれました。

(編集部)収入面での変化はありましたか?
(余吾)前職は1年目でもそれなりの年収があったんですけど、上のポジションの水準もだいたい決まっていて、天井が見えているのが正直面白くなかったです。今はインセンティブが発生する案件もあるので、これから伸ばしていけるやりがいを感じています。

仕事に対する価値観の変化として、余吾さんが一番に挙げたのは「人を信じられるようになったこと」でした。今の会社の人たちの温かさに触れて、改めて人を信じられることのありがたさを実感したといいます。

これからの目標・展望

(編集部)今後挑戦してみたい仕事や役割はありますか?
(余吾)営業マンのスキルって、自分についてる予算の大きさだと思ってるので、もっと大きな予算がつく仕事がしたいです。エンタープライズだったり、マネジメントの方でもどんどん役職を上げていって、自分も現場で動けるプレイングマネージャーとして、自分のチームを持ちたいですね。

(編集部)スキルアップやキャリアアップとして考えていることはありますか?
(余吾)ちょっと劣等感からくるところもあるんですけど、高校を卒業してすぐ警察官になったので、一般教養がなさすぎるなと思っていて。今、通信制の大学に通いながら働いていて、再来年4月に卒業予定です。まずは大卒を取って、そのあとはAIパスポートとか、少しでも営業に活かせるところでスキルアップしていきたいなと思ってます。

プライベートでは、自分の家庭を持つことと、将来は海沿いに小さな家を建ててゆっくり過ごすことが目標だといいます。「そのためにもまだまだ稼がないと」と、笑いながら話す姿が印象的でした。

おわりに

警察官から営業職へのキャリアチェンジを振り返り、正社員としての自分が成長したことが、余吾さんが一番良かったと語るのは、やはり『人の温かみに触れられたこと』でした。規律の厳しい世界で人を信用しづらくなっていた自分が、今の会社で改めて人を信じられるようになった──その変化こそが余吾さんにとって最大の収穫だったようです。

「こんなホワイトな世界があるんだ」。規律の厳しい世界から飛び込んだ余吾さんの驚きは、そのまま今の会社の魅力を物語っています。畑違いの経験しかないからと一歩を踏み出せずにいる人にとって、この歩みは大きな後押しになるはずです。

\ カンタン1分! /

おはなししてみる
top おはなししてみる