派遣で掛け持ちしても大丈夫?注意点やおすすめ職種、メリットなど解説!

働いている人の中には、もう少し収入を増やしたい、空いている時間があるからそこに他の仕事も入れたいと思っている方もいるでしょう。

そのため、Wワークや掛け持ちなどの働き方が増えています。

アルバイトであれば、掛け持ちで仕事をしても良いのですが、正社員は会社によっては許可をしているところがあるものの、勤務時間や会社の規則などで難しい場合が多くあります。

では、派遣はどうなのでしょうか?

ここでは、派遣会社の掛け持ちや、派遣社員が仕事の掛け持ちをしていいのか、できるのであればどんな点に注意すればいいのかなどを解説していきます。

掛け持ちにおすすめの仕事をチェック!↓

派遣会社に相談をしておけば派遣でも掛け持ちが可能!
法律的には、掛け持ちで仕事をすることを禁止していませんが、派遣会社によっては、掛け持ちの仕事をすることを禁じているところがあります。そのため、収入面の問題で掛け持ちをしたいのであれば、シフトの融通がきく派遣会社に相談をしてみましょう。

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派遣の掛け持ちはしても大丈夫?

結果から言えば、派遣会社へ複数登録しても良いし、仕事の掛け持ちをしても大丈夫です。

派遣会社は1社だけではなく、複数の傾向の違う会社に登録することで、自分に合う仕事を見つける確率を高めることができます。

ただし、数が多すぎると仕事がダブルブッキングしてしまう可能性もあり、仕事を紹介されても受けられないことが続いてしまったら自身の評価が下がってしまう恐れがあります。

そのため、自分が把握しきれるくらいまでにしておくようにしましょう。

では、派遣の掛け持ちについてもう少し掘り下げていきます。

掛け持ちは法律的に制限してない

派遣では仕事の掛け持ちを禁止する派遣法などの法律はないので、掛け持ちが可能なのです。

派遣会社に掛け持ちで仕事がしたいと伝えれば、掛け持ちで働ける場合があります。

ただし、掛け持ちで仕事をする場合は注意しなくてはならない点が5つあるので、こちらの「掛け持ちをする際の注意点」をご確認ください。

派遣会社によっては禁止にしている

法律的に制限していなかったとしても、派遣会社によっては禁止しているところがあります。

そのため、掛け持ちで仕事をする際は掛け持ちで仕事をしても良いのか派遣会社の規則を確認しておきましょう。

また、派遣会社とのトラブルにならないよう、掛け持ちで仕事を始める前に担当コーディネーターに相談をしておくと安心して働くことができますよ。

掛け持ちをするメリット

では、掛け持ちで仕事をするメリットには何があるのか、ここで紹介していきます。

収入アップ

仕事を掛け持ちするということは、収入源が増えることになるので、単純に収入が増えます。

たとえば、週4日は昼間に働き、週3日は夜に働く、と言ったように調整することもでき、掛け持つことで昼と夜でシフトを入れて調整することも可能です。

ですが、無理なシフトを組むと仕事に支障が出てしまうこともあるので、そのあたりの調整が1つの仕事をしているよりも難しくなってきます。

仕事の経験を積める

複数の仕事をすることで、それだけ多くの仕事経験ができますので、1つの仕事だと飽きてしまう方には向いている働き方と言えるかもしれません。

それが全く別の職種であれば、とくにその傾向が強く出ます。

仕事の経験を積むために他の仕事もしてみたいと思う方は、掛け持ちで働くことを視野に入れるのも良いかもしれませんね。

掛け持ちをするデメリット

収入が増えたり仕事の経験を積めるといったメリットを紹介してきましたが、その一方でデメリットとなる部分もあるので、今度はこちらの紹介をしていきます。

スケジュール管理が大変

掛け持ちで仕事をするということは、その分スケジュール管理が難しくなることに繋がります。

1つであれば、その仕事に専念すれば良いのですが、掛け持ちの場合は仕事が被らないように調整することが難しくなります。

仕事によっては、その日でなくてはならないこともあるので、どちらを優先すべきか考えなくてはなりません。

そのため、普段からそういった管理が苦手な方にとっては難しい働き方と言えます。

体力的な不安

2つの仕事をしなくてはならないので、その分休みやプライベートな時間が減ってしまうので、体力的に厳しく感じてきます。

とくに、年を重ねていくとその実感は強くなっていきます。

無理をして疲れが溜まりやすくなると、集中力も続かなくなりますし、最悪怪我にも繋がることもあるので、体力に不安がある方はやめておいた方が良いでしょう。

どうしても掛け持ちで仕事をしたい場合は、あまり体力を使わないような仕事を選ぶようにすることで、体力面の不安は軽減されます。

掛け持ちをする際の注意点

掛け持ちで仕事をする場合、注意すべき点が5つあります。

仕事を決めてしまう前に、以下の内容を理解し、安心して働けるようにしましょう。

派遣会社で掛け持ちできるか確認

最初にも簡単に話しましたが、派遣会社によっては掛け持ちを禁止しているところもあるので、まずは派遣会社で許可しているかを確認しましょう。

また、派遣会社に自分が掛け持ちで仕事をするということを伝えて置くことで、無理なく掛け持ちで仕事ができるようにシフト調整をしてくれますよ。

掛け持ちするときは必ず報告

上記で説明した派遣会社に掛け持ちで仕事ができるかを確認して、できるようであれば、担当コーディネーターに掛け持ちで仕事をしたいことを伝えましょう。

派遣会社で禁止していないからと勝手に掛け持ちで仕事を始めると、他の派遣会社から紹介された仕事がダブルブッキングして紹介されても断るしかなくなるのです。

そんなことが何度も続いてしまうと、「この人は仕事をする気があるのか?」と思われて印象が悪くなってしまう可能性が出てきます。

そうならないためにも、掛け持ちの仕事を決める前に、登録している派遣会社に報告を必ずしておいてください。

同じ派遣会社で掛け持ちをしない

同じ派遣会社で掛け持ちをしてしまうと、労働基準法で定めている労働時間を超してしまう可能性があるからです。

労働基準法では、1日8時間、1週間40時間以内と定められており、これを超えて働いてしまうと、派遣会社は割増料金を支払わなくてはなりません。

そのため、掛け持ちで仕事をしたいのであれば、別の派遣会社で掛け持ちの仕事をするようにしましょう。

雇用保険はメインとなる派遣会社で

雇用保険の条件を満たしている場合、その派遣会社で加入する必要があります。

メイン(収入が多い方)となる派遣会社で雇用保険を満たす仕事で働き、もう1つの会社では入らないようにしてください。

本来、雇用保険は1社でしか加入ができないので、どの会社をメインとするのかを決めておきましょう。

年末調整は自分で行う

通常、年末調整は派遣会社の方で行ってくれるものですが、掛け持ちをしている場合は少し変わってきます。

もちろん、収入が多い方の派遣会社で雇用保険に加入し、年末調整をして貰うのですが、もう1つの会社の分は自分で年末調整を行わなくてはなりません。

自分で年末調整を行う会社から源泉徴収票をもらい、それを元に確定申告を行うようにしてください。

年収によっては扶養内で働けなくなる

もし、親や配偶者の扶養内で収まるように働きたいのであれば、合計の年収額に注意して働くようにしてください。

年間の収入が103万円を超えると、扶養控除から外れてしまい所得税を支払わなくてはなりません。

年収額によっては、社会保険などの税金を支払わなくてはならず、逆に手取り収入が減ってしまう恐れがあるのです。

掛け持ちをする場合は収入がどれくらい増えていくらくらいになるのかを計算しましょう。

扶養内で働くか、扶養を外れてがっつり稼いだほうがいいか、よく検討してみることが大切です。

扶養についてさらにくわしく知りたい方は「103万の壁を越えたらどうなる?扶養内で働くポイントなどを解説」をごらんください。

検討方法がよくわからない方は、派遣会社やエージェントに相談してみるのもよいでしょう。

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掛け持ちにおすすめの仕事

掛け持ちしたいと思っても、自分の条件に合うものがあるのか、職種が限られてしまうのではないかと思う方もいます。

しかし、全くそんなことはありません。

掛け持ちのしやすいおすすめの仕事はたくさんあります。

効率よく稼げて、新しい経験もできるという2つのメリットが得られます。

ここでは、掛け持ちするのにおすすめの仕事を紹介していくので、興味のあるものがあるかどうかなど、ぜひ参考にしてください!

軽作業

製造関係の仕事ですが、性別や年齢問わず掛け持ちにとてもおすすめの仕事です。

組立ラインや、企業の在庫管理、商品の梱包など、裏方の仕事に従事します。

比較的シンプルな作業が多いので、未経験の方はもちろん、もくもく作業が好きな方や頭をあまり使わず効率的に稼ぎたい方に向いています。

また、接客要素がないので人と話すことが苦手な人にも良い選択肢ですし、逆に同じ製造ラインで仲間同士仲良くなることもあります。

さらに、単発や夜間の高時給の仕事、送迎バスが利用できる場所も多くあります。

ただし基本的に立ち仕事のため、ある程度の体力は必要なのでそちらはポイントになります。

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販売・小売業

ファッションブランドや雑貨店の販売員は、好きな商品に囲まれて働くため、モチベーションが上がりとても楽しいです。

お客さんとのコミュニケーションや丁寧な対応が重要になるため、人と話したり聞いたりすることが好きなに向いています。

そのため、接客スキルを上げたい方や好きなブランドで働いてみたい方は、いきなりがっつり働くのではなく掛け持ちで働いでみるとよいでしょう。

ただし、こちらもほとんど立ち仕事となりますので、湯舟などであたためるケアをすることがおすすめです。

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コールセンター

コールセンターは、残業も少なくシフト制のため、自分のライフスタイルに合わせて掛け持ちしやすい仕事です。

また、なんといってもコールセンターは他の接客業種と比べて比較的時給が高いです。

未経験者でも積極的に採用してくれますし、髪色や服装などの自由度も高いため、若い方を中心に人気が高まっています。

さらに、体力を必要とする仕事が得意でない人にとっても、座ったまま落ち着いて業務ができるところもおすすめです。

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ヘルパー(介護職)

高齢者の増加に伴い、介護職の派遣求人は急増中です。

介護というとちょっときつそうな印象がある方もいますが、若い方からシニアの方まで幅広く活躍しています。

未経験でも受け入れ可能なところが多く、派遣などでは特にすぐに仕事を始められます。

ただのバイトではなく、将来に向けて新しい挑戦をしたいと思っている方にピッタリです。

さらに、しっかりと稼ぎたいという方には、夜勤を含む時間帯もあります。

人と接することや、身体を動かすことが好きな方には、介護職は特に掛け持ちにおすすめの職種です。

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掛け持ちは自身の状況に合わせてよく検討しましょう

掛け持ちで仕事をすると、収入やスキルアップ、いろいろな出会いや経験を積めるなどの多くのメリットがありました。

しかし、体力的な問題やスケジュール管理の大変さ、そして103万などの扶養の問題や年末調整などを自分で行わなくてはならないなどのデメリットとなる部分が注意点となります。

掛け持ちに興味がある方は、まずは派遣会社に相談をすることをおすすめします。

派遣の場合、担当コーディネーターが専属でつき、仕事紹介以外にも働き方についてのサポートが受けられます。

また、経験を積んで時給をアップするための交渉や、さらに稼げる派遣先の紹介、悩み事の相談なども親身にしてくれます。

ほかにも、賞与や安定性などの点から正社員を目指したい方にも、派遣会社に相談することができます。

正社員を目指す方のための紹介予定派遣制度や、すぐに正社員として働ける求人の紹介も可能です。

派遣会社については「【最新比較】派遣会社おすすめ20社!ランキングに惑わされない選び方も紹介」で紹介しているので、自分に合う派遣会社を探してみてください。

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まとめ

掛け持ちで仕事をする上でのメリットやデメリット、注意点などを解説してきました。

メリットがあってもデメリットの方が大きく、派遣で収入を増やすなら時給が高い仕事を探すか正社員を目指すなどの方法が良いことが分かりました。

収入で不満があっても、掛け持ちをするにしても、まずは派遣会社に相談をすることが大切です。

自分の中で疑問や悩みを完結させるのではなく、第三者の意見でもある派遣会社からのアドバイスを聞くことで、思いつかなかった解決方法が見つかることもあります。

ですが、メリットとなる部分も魅力的ではあるので、大変でも掛け持ちをしたいのであれば、注意点ややるべきことを守り、無理のない範囲で仕事をするようにしましょう。

派遣なら掛け持ち以外にも働き方の提案が可能!
掛け持ちで仕事をするのは、体力面やスケジュール管理などデメリットとなる部分が大きい傾向にあります。そのため、掛け持ちをするよりも希望条件や自分の生活に合わせて働ける派遣社員がおすすめです。

ですが、なかには派遣社員として1つの仕事に集中するだけでは不安という方もいるので、派遣会社で自分の働き方について相談をしてみませんか?人材派遣会社ウィルオブウィルオブでは、専任のコーディネーターがいますので解決策を一緒に考えましょう。時給が高い仕事を紹介してもらったり、正社員を目指すプランを考えてくれたりしますよ。
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