エンジニアとして活躍されている方のなかには「勉強しないといけないことが多すぎる……」「勉強に疲れてしまった……少し休みたい」と感じている方も多いのではないでしょうか?
エンジニアはなぜこんなにも勉強を続けなければならないのでしょうか?今回は、エンジニアが勉強に疲れてしまう理由とその対処方法についてご紹介します。
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エンジニアが勉強に疲れてしまう3つの理由と対処方法
エンジニアが勉強に疲れてしまう3つの理由と対処方法をまとめてみました。自分に該当する理由がないかどうか確認してみてください。
初期学習が十分にできていない
エンジニアの勉強をはじめた初期段階で学習が不十分だと、新しい技術や知識の習得・理解に時間がかかってしまう場合があります。
また、仕事と勉強を同時進行で行うことになり、勉強することに疲れてしまうケースも少なくありません。
対処法
何を身につけるべきなのかを明確にして、できるだけ学習のジャンルを絞ることが大切です。
というのも、ジャンルを絞らないと、何から手をつけて良いのか焦ってしまい、結果的に勉強に身が入らなくなる可能性があるからです。
勉強する範囲を狭めて、一つひとつ着実に必要な技術と知識を身につけましょう。
勉強目的の設定が不明確でモチベーションを維持できない
「何のために勉強をするのか?」という目的が不明確だと、モチベーションを維持できず、結果的に中途半端なところで学習をやめてしまうことがあります。
対処法
「アプリケーションの開発のために○○言語を習得する」「サーバーサイドの知識を補うために○○を学ぶ」など、勉強をする目的を明確にしましょう。
学習目的がしっかりしていれば、モチベーションを維持しやすく、集中して勉強に取り組むことができます。また、必要な技術や知識が習得できたら、次の目的や目標を新しく設定するようにしましょう。
勉強量が多すぎる
学習意欲が高いことは素晴らしいものの、意欲の強さゆえに勉強量が多すぎる方も注意が必要です。
プライベートの空き時間をほとんど学習にあてるような勉強方法は、心身を消耗してしまうリスクが高まります。
対処法
経済産業省の「我が国におけるIT人材の動向」によると、業務外の週平均勉強時間は先端IT従事者で2.7時間、先端IT非従事者で1時間となっており、エンジニアの勉強時間はそこまで多くありません。
「休日を全て返上して勉強をしている」という方は、「平日の業務後に30分~1時間勉強する」など、自身の勉強時間を見直してみましょう。
短期的に詰め込むのではなく、継続的な学習を意識してみてください。
出典:経済産業省「我が国におけるIT人材の動向」
エンジニアに勉強が必要なのはなぜ?しないとどうなる?
そもそも、なぜエンジニアはそこまで勉強をしないといけないのでしょうか?エンジニアに勉強が必要な理由と、勉強を怠ったときのデメリットについてご紹介します。
エンジニアに勉強が必要な理由
まずは、エンジニアに勉強が必要な理由を一つずつ解説します。
IT技術の進歩が早いため
IT技術は、技術革新のスピードが格段に速いことが特徴です。新しいテクノロジー・デバイスが次々に登場し、かつては主流だった技術が時代遅れになってしまうことも少なくありません。
エンジニアとして長く活躍するためには、素早く最先端の情報をキャッチし、技術革新に合わせて自分のスキルをアップデートさせる意識が必要です。
業務のレベルに追いつくため
業務のレベルに追いつくために、技術や知識を身につけなければならないという方も多いでしょう。特に、経験が浅いうちはわからないことが多く、業務に追いつくための勉強が欠かせません。
昇給やキャリアアップのため
昇給やキャリアアップのために勉強をしている方も多いでしょう。
目指す給料やポジションの難易度が高ければ高いほど、身につけなければならない技術や知識も増えていきます。
昇給・キャリアアップのためには、業務と勉強によって自分のできることを増やし、エンジニアとしての評価を高める必要があるのです。
エンジニアが勉強をしないとどうなる?
一方、エンジニアが勉強しないとどのようなデメリットが生じてしまうのでしょうか。
業務についていけなくなり周りに迷惑をかける
勉強を怠ると必要な技術と知識を身につけられ、業務を完遂できません。
システム開発はチームで進めることが多いため、まかせられた業務ができないと周りのメンバーに迷惑をかけてしまいます。
昇給・キャリアアップができない
まかせられた業務をこなせたとしても、一定の技術・知識からの成長がなければ、高い評価を得ることができません。
スキルアップのための勉強を怠ると、昇給・キャリアアップがしづらくなってしまうでしょう。また、市場価値も上がらないため、転職も難しくなる可能性があります。
仕事にやりがいを見出せない
技術や知識の成長がなければ、一定レベルの業務しか担当できなくなります。
そうなると、新しい技術の習得や知見が深まらず、仕事にやりがいを見出せなくなっていく可能性が高まります。
勉強に疲れたエンジニアがモチベーションを高める方法は?
最後に、勉強のモチベーションを高めるための方法についてご紹介します。勉強に疲れてしまったと感じている方は、ぜひ以下の方法を試してみてください。
勉強会やイベントに参加してみる
新しい技術や知識の習得を目的としたさまざまな勉強会やイベントが開催されています。
勉強に疲れた方は、このような勉強会やイベントに参加してみるとよいでしょう。自分では気付けなかった新しい発見や刺激を得ることができ、勉強へのモチベーションを高められます。
エンジニアのコミュニティに所属する
情報交換やエンジニア同士の交流を目的としたコミュニティに所属してみるのもおすすめです。このようなコミュニティには、レベルやジャンルが異なるさまざまなエンジニアが所属しています。
コミュニティに所属することで、同じ志を持つエンジニア同士で交流したり、目標となる人物に出会ったり、興味のある分野を見つけたりなど、さまざまな刺激を得られるはずです。
勉強の目的やキャリアを整理してみる
勉強の目的や自身のキャリアプランを整理してみるのもよいでしょう。「なぜ勉強をするのか?」という目的が不明確だと勉強に疲れを感じやすくなるほか、モチベーションが低下しやすくなります。
勉強する目的とキャリアプランを整理し、目指すべき場所を明確にすることで、技術や知識を習得する意欲を高めることができるでしょう。
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何もしない時間を設けてみる
仕事と勉強でプライベートの時間がほとんどなかったという方は、一度勉強をお休みして何もしない時間を設けてみましょう。
心身をリフレッシュする時間を取ることで思考が整理され、勉強への意欲も取り戻すことができます。詰め込み式の勉強は続かないことが多いため、必ず休息期間を設けるようにしましょう。
資格やテストなどを受けてみる
資格やテストなど、自主的に勉強の目的を設定するという方法もあります。資格やテストを目標にすることで勉強の目的が明確になるため、モチベーションを維持しやすくなります。
ただ、上述したように休日を返上するような勉強の仕方は長く続きません。プライベートの時間が圧迫されるようであれば、無理をせず、一度勉強から距離をおきましょう。
まとめ
エンジニアとして活躍するためには、技術や知識を身につけるための努力が欠かせません。しかし、プライベートの時間が圧迫されてしまうような勉強の仕方には要注意です。
無理にがんばるのではなく、一度勉強から離れてリラックスできる時間を持つようにしてください。また、興味のある勉強会やイベントに参加したり、エンジニアのコミュニティに参加したり、人との交流を増やすのもおすすめです。
休みや交流を取り入れながら、自分のペースで楽しく勉強できる方法を見つけましょう。
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