【2024年最新版】システムエンジニア5年目の平均年収は?年収・キャリアアップの方法も解説!

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この記事でわかること

  • システムエンジニア5年目の平均年収
  • スキル・職種別の平均年収
  • システムエンジニアが年収アップする方法
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ウィルオブテック編集部

エンジニア転職に関するお役立ち情報を発信

エンジニアとして5年以上働いている方のなかには、「自分の年収は平均より高いのだろうか、それとも低いのだろうか……」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

平均年収との比較は、自分の現在地や市場価値、今後のキャリアプランを考えるためにも重要な要素です。そこで今回は、エンジニア5年目の平均年収について解説します。

昇給やキャリアアップの方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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システムエンジニア5年目の年収は?経験年数別の平均年収を解説

5人のスーツを着用した男性が棒グラフを確認している図

まずは、システムエンジニア5年目の平均年収についてご紹介します。

システムエンジニア5年目の平均年収

厚生労働省の「令和4年分 賃金構造基本統計調査」によると、エンジニア5年目の平均年収は以下のとおりです。

【経験5~9年目(30~34歳)の平均年収】
・男性:494万円
・女性:468万円

経験年数別の平均年収

次に、同資料をもとに経験年数別の平均年収をご紹介します。

【未経験(20〜24歳)】
・男性:285万円
・女性:314万円

【1~4年目(25〜29歳)】
・男性:403万円
・女性:351万円

【10~14年目(35〜39歳)】
・男性:539万円
・女性:486万円

【15年以上(40〜44歳)】
・男性:623万円
・女性:534万円

システムエンジニアの年収のボリュームゾーンは?

年齢別にみると、経験が浅い時期の平均年収の影響もあり、そこまで年収が高く見えないかもしれません。

しかし、システムエンジニア全体の平均年収を見てみると、企業規模10人以上の企業の場合は660万4,000円企業規模1,000人以上の企業の場合は788万5,900円です。

一方、国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査 」によれば、日本人全体の平均年収は約458万円となっており、システムエンジニアの平均年収は他の職種と比べても高いといえるでしょう。

また、5年目に限定すると男性が494万円、女性が468万円と、比較的高水準であることがわかります。

※参考:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査
※参考:国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査

【スキル・職種別】IT関連職種の平均年収は?

男性がコードが書かれている画面を見ながら悩んでいる画像

システムエンジニアをはじめとしたIT関連職では、スキルのレベル感で平均年収が大きく変動します。

年齢に関わらず、スキルが高ければその分報酬も高くなるため、昇給やキャリアアップを目指すのであれば、自身のスキルを高めましょう。

ここでは、スキル・職種別のIT関連職種の平均年収についてご紹介します。

IT関連職種のスキル別の平均年収

IT関連職種におけるスキル別の平均年収を、経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」で確認していきましょう。

なお、平成29年度の調査のためデータとしてはやや古いものの、スキルと平均年収の関連を把握するのに役立ちます。

スキル標準レベルとは?

この調査では、スキルのレベルを1~7までの7段階で評価し、それぞれレベルの平均年収を算出しています。まずは、スキルのレベルの詳細についてご紹介します。

【スキルレベルの詳細】
レベル1 : 新人・初級者レベル/仕事に慣れ始めたレベル
レベル2 : 上位者の指導のもとに仕事ができる若手人材レベル
レベル3 : 独立して仕事ができる中堅人材レベル
レベル4 : 部下を指導できるチームリーダーレベル
レベル5 : 社内での指導者・幹部レベル
レベル6 : 国内で著名なレベル
レベル7 : 国際的に著名なレベル

レベル別の平均年収の違い

ここからは、上記のレベル別の平均年収についてご紹介します。

【スキルレベル別の平均年収】
レベル1 : 437.8万円
レベル2 : 499.2万円
レベル3 : 576.0万円
レベル4 : 726.1万円
レベル5 : 937.8万円
レベル6/7 :1129.9 万円

「レベル3 : 独立して仕事ができる中堅人材レベル」の平均年収は576万円でした。また、企業のマネジメント職に該当するレベル4では、平均年収が726.1万円と急激に高くなります。

システムエンジニア5年目であれば、レベル2に該当する方が多いでしょう。スキルを高めることで、年齢別の平均年収を大きく上回る年収アップを期待できます。

IT関連職種別の平均年収は?

IT関連職種とは、システムエンジニアのほか、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャなどのIT産業に関わる職種を指します。

なお、調査結果にはマーケティングや営業に関わる職種も含まれているため、システムエンジニアを含む技術職に限定して平均年収のランキングをご紹介します。

職種平均年収
1位ITコンサルタント929万円
2位プロジェクトマネージャー892万円
3位高度SE・ITエンジニア (基盤設計担当・ITアーキテクト)778万円
4位IT技術スペシャリスト (DB・NW・セキュリティ等)758万円
5位IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用)609万円
6位SE・プログラマ(組み込みソフトウェアの開発・実装)604万円
7位IT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート)592.2万円
8位SE・プログラマ(顧客向けシステムの開発・実装)593.7万円

ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーの平均年収が高く、次いでIT技術スペシャリストや運用・管理に関わる職種が続きます。

年収アップを目指すのであれば、ITコンサルタントやシステム開発の上流工程であるプロジェクトマネージャー、もしくは高度な技術を持つスペシャリストがおすすめです。

※出典:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果

システムエンジニアが年収・キャリアアップするための方法は?

オフィスにいながらパソコン画面を見ている男性の画像

最後に、システムエンジニアが年収・キャリアアップする方法についてご紹介します。

上流工程・マネジメント職を目指す

上述したように、プロジェクトマネージャーの平均年収はIT関連の技術職の中でも非常に高い傾向にあります。

システムエンジニアとしての基礎的な技術・知識にプラスして、メンバー・プロジェクト全体のマネジメントスキルを身につけることで、このような上流工程の職種を目指せます。

将来性のあるプログラミング言語を学ぶ

「マネジメントには興味が持てない」「技術者としてのスキルを高めることが楽しい」という方は、将来性のある言語を学び、スペシャリストを目指す方法がおすすめです。

ただし、ひとつの言語のみ習得しても淘汰される可能性があるため、複数の言語に精通している状態が望ましいでしょう。

将来性が高いプログラミング言語としては、Go言語・Python・Swift・Javaなどがあげられます。以下の記事で、詳しく紹介しているので、興味のある方は確認してみてください。

▼将来性のあるプログラミング言語を知りたい方向け
【2024年最新】これから学ぶべきおすすめのプログラミング言語10選!学習方法も詳しく解説!」もあわせてご覧ください。

副業に挑戦する

副業に挑戦して年収アップを目指す方法もあります。現在は、システムエンジニア向けの案件を多く扱うクラウドソーシングサービスがあり、はじめての方でも比較的簡単に副業をはじめられます

また、副業を上手に活用すればスキルアップにつながり、昇給・キャリアアップも期待できます。

ただし、本業がおろそかになってしまわないよう、注意が必要です。必ず会社の理解を得てからはじめるようにしてください。

資格取得を目指す

目指したい職種が明確な場合は、資格を取得するのも効果的です。特定の技術や知識を深められたり、資格取得に成功すれば自身のスキルを客観的に証明できたりなど、昇給や転職などが有利に働きます。

スペシャリストを目指す場合はUnity認定試験・HTML5プロフェッショナル認定資格・CCNA試験、上流工程を目指す場合はITストラテジスト試験・プロジェクトマネージャ試験など、伸ばしたいスキルに合わせてさまざまな資格があります。

自身のキャリアプランを踏まえて、資格取得を検討してみてください。

▼ITストラテジスト試験に興味がある方向け
ITストラテジスト試験の難易度は?合格するメリットや必要な勉強時間について解説!」もあわせてご覧ください。

▼CCNAに興味がある方向け
CCNAとは?試験の難易度や取得するメリット、合格率を上げるためのポイントを解説!」もあわせてご覧ください。

まとめ

システムエンジニアの5年目は、長いキャリア全体からみるとまだまだ助走期間といえるでしょう。

このタイミングで自身のキャリアプランをしっかり考え、その実現に向けて行動することで、その後の年収はどんどん伸びていくはずです。

今後のキャリアプランにお悩みの方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

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