今回は、ウィルオブテックを活用して転職に成功した岡﨑 岬平さんにお話を伺いました。
岡﨑 岬平さんは、複数の転職サイトや大手人材紹介会社など多様な採用チャンネルを同時に利用し、最終的には80社もの企業にエントリーしたそうです。地方在住ということもあり、近年はややダウントレンドとなっているフルリモートワークで勤務可能な企業を中心に選定されました。
岡﨑 岬平さんが転職活動を成功に導いたポイントや、振り返りから見えてきた転職時のお勧めポイントなどについて詳しくインタビューしました。
TOPICS
四国在住・岡﨑 岬平さん(29歳)のキャリアストーリー
岡﨑 岬平さんは四国の高等専門学校(電気情報系)を卒業後、地元で組み込み系エンジニアとしてキャリアをスタートしました。高専での学びから自然な流れでエンジニアを選んだものの、数年働くうちに「このままでは視野が狭くなるかもしれない」という不安を抱くようになったそうです。
一方で、趣味としてカフェ巡りをするうちに「もっと人と直接関わる仕事もしてみたい」という思いが募り、思い切ってIT業界を離れ、飲食業界へ転身しました。バリスタとして働いた後、クラフトビールの醸造所立ち上げにも参画し、約5~6年にわたって飲食業に従事しました。
しかし、そこで感じたのは「手作業が多く、非効率な部分が多い」という業務上の課題。ITの力で課題解決ができるのではないかと再びエンジニアに戻る道を探し始めました。
タイミングを見計らい、小規模のIT企業でプロジェクト進行管理やフルスタックエンジニアとして働きながら、ノーコードツールやTypeScriptなどモダンな技術にも触れる環境を得ました。
ところが、会社の経営方針が急変し、従業員全員が解雇される事態に。岡﨑 岬平さんは再び転職を余儀なくされました。
転職活動の開始
2024年3月に本格的な転職活動を開始した岡﨑 岬平さんは、約80社もの企業にエントリーし、毎日のように情報収集と書類作成、面接準備に追われることになりました。
地元でIT企業を探そうとしたものの、「自分が活かしたいスキルや働き方に合う企業がほとんどない」と気づき、フルリモート可能な企業を全国規模で探すようになったのです。
ウィルオブテックを含む複数エージェントの活用
複数のエージェントを利用する中でも、岡﨑 岬平さんが特に「頼りになる」と感じたのがウィルオブテックでした。担当となったキャリアアドバイザーが元エンジニアであったことから、エンジニア視点での働き方やキャリアパスを深く理解しており、丁寧にカウンセリングしてくれたそうです。
岡﨑 岬平さんコメント:
「書類や面接対策はもちろん、これまでの経歴をどう整理し、どんな強みとしてアピールできるかを一緒に考えてくれました。飲食への転身や会社都合の離職といった“変化”の多い経歴も、むしろプラスに捉え直す視点を教えてくれました。
自分だけで企業を調べるのは時間も手間もかかるので、エージェントを使って効率よく情報を得るのはおすすめです」
転職活動のポイントと苦労話
80社へのエントリーは転職者としてもかなり多い方ですね。そこからの絞り込みも大変だったのではないかと思います。具体的にどのようにされていったのか、お伺いしました。
情報収集の難しさ
岡﨑 岬平さんが最も大変だったと語るのは、企業情報の収集です。特にBtoBやSIer、SESなど、世の中にあまり情報が表に出ない企業の場合、「どんな技術を使っているのか」「組織風土はどうか」をイメージしづらいのが悩みだったそうです。
岡﨑 岬平さんコメント:
「BtoCの企業だとサービス自体が有名だったり口コミがあったりするのですが、BtoB系はなかなか見つからなくて。そこは自力で調べたり、エージェントに聞いたりしながら判断していました。とはいえ、最終的には“面接で直接質問する”のが確実ですね。」
効果的な自己アピール
企業が求める人物像・スキルのニーズと、自分の経験や今後やりたいこととの“接点”を徹底的にストーリー化し、面接時に伝えたといいます。また、「ただ『やったことがある』だけでなく、役職や資格など目に見える形でアピールするのが大事」とのこと。
- 飲食時代:カフェの時間帯責任者や飲食事業の立ち上げ責任者
- IT企業時代:プロジェクトマネジメント資格の取得、アジャイル関連のコミュニティで登壇経験あり
実際、「初めての領域に挑戦してもやり切る力がある」という点が企業側に好印象を与えたようです。
ウィルオブテックを利用して良かったこと
ウィルオブテックのサポートを受ける中で、岡﨑 岬平さんは「自分のキャリアをどう伝えるか」という視点が大きく変わったと感じたそうです。
キャリアの棚卸しとプラス変換
岡﨑 岬平さんが特に感謝しているのは、担当アドバイザーが岡﨑 岬平さんの経歴を客観的に分析し、強みとして引き出してくれたことだといいます。
何度か転職をしていると、「なぜ転職回数が多いのか?」と面接で懸念されるケースも少なくありません。しかし、ウィルオブテックでは「そこに至る背景」や「それぞれの現場で得たもの」こそが岡﨑 岬平さんの魅力だと捉え直し、ポジティブに整理してくれたとのことです。
岡﨑 岬平さんコメント:
「自分ではネガティブに感じていた部分を、客観的な視点でプラスに変えてくれたのは本当に助かりました。実際、その面接対策のおかげで自信を持って話せるようになり、“軸のブレない人”として評価してもらえました」
紹介企業の数と質
また、ウィルオブテックが紹介してくれた企業は、数こそそこまで多くはなかったそうですが、「技術志向やアジャイル志向が強く、面白そうだなと思えるところばかりで驚いた」と話す岡﨑 岬平さん。
給与や勤務地などの条件だけでなく、「モダンな技術をどれだけ取り入れているか」という視点でフィルタリングしてくれたのがよかったそうです。
最終的に選んだ現職と入社の決め手
80社にエントリーし、最終的に数社の内定を得た岡﨑 岬平さんが現在の会社に入社を決めた理由は、「一緒に働くメンバーと直接話す機会を設けてもらい、雰囲気を感じ取れたこと」でした。
面接担当者だけではなく、実際にプロジェクトを共に進めるエンジニアやマネージャーともやり取りできたことで、入社後のイメージがはっきりと描けたのだそうです。
現職での働き方
現在、岡﨑 岬平さんはフルリモートの環境でフルスタックエンジニアとして活躍中。顧客企業の開発チームにスクラムマスターとして参画し、進捗管理や顧客折衝などマネジメント的な役割も担っています。
最新のクラウドや生成AIといった領域にもチャレンジできる環境は、岡﨑 岬平さんにとって理想的な働き方だと言います。
転職活動を振り返って学んだこと
岡﨑 岬平さんが自身の転職活動を振り返り、「事前に知っておきたかった改善点」についても話してくださいました。
今だからわかる、転職活動の3つの改善点
転職活動を終え、今だからこそ「もっとこうしておけばよかった」と思うことは3つあるそうです。
内定時期を揃える余裕を持つべきだった
複数の企業の選考を同時に進めた結果、それぞれの合否が異なるタイミングで出され、一斉に比較しづらい状況になりました。選考スケジュールを調整し、選考や返答の時期を揃えることができていれば、より冷静に選択できたかもしれません。
企業ごとにレジュメをカスタマイズすべきだった
受ける企業ごとに特徴や求める人物像が異なるため、それに合わせてレジュメの強調ポイントを調整するべきでした。もし適切にカスタマイズしていたら、より効果的に内定を得られた可能性があります。
選考状況や志望度を積極的に開示したほうが良い
他社の選考状況や志望度をどこまで企業側に伝えるか迷いましたが、最終的に「できるだけ正直に伝える」スタンスを取った結果、企業側からも真摯なフィードバックをもらえたり、疑問点を丁寧に解消してもらえたりしました。
これからITエンジニアを目指す方へ
岡﨑 岬平さんは、「エンジニアとしての仕事は楽しくもあり、学び続ける難しさもある。しかし、やりがいを求めるならぜひチャレンジしてほしい」とメッセージを送ります。
自らも飲食業から再びITの世界へ復帰し、キャリアをアップデートさせてきた経験から、「異なる業界での経験があっても無駄にはならないし、むしろ転職は人生を変える大きなチャンス」だと強調します。
まとめ
地方在住でありながら、フルリモートでモダンな技術に取り組める企業への転職を実現した岡﨑 岬平さん。飲食への転身や会社都合の離職など、一見するとイレギュラーなキャリアも「それぞれの経験値をどう活かすか次第」で大きな強みに変えられるといいます。
そして、その過程をサポートしたのがウィルオブテックでした。
担当アドバイザーの元エンジニア視点によるカウンセリングと、岡﨑 岬平さんの強みをプラスに変える面接対策は、岡﨑 岬平さんにとって大きな後押しとなりました。
地方に住んでいても自分らしいキャリアを選べる時代です。もしあなたが「フルリモートで働きたい」「最新技術に触れたい」と考えているなら、岡﨑 岬平さんのようにエージェントを上手く活用し、情報収集と自己分析をしっかり行うことが成功への第一歩になるでしょう。
ぜひウィルオブテックに登録し、岡﨑 岬平さんが体験したような手厚いサポートを受けてみてください。転職は人生における大きなイベントですが、その行動が未来を変えてくれるはずです。
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