【インタビュー】ウィルオブテックを活用したことで、希望のJava案件にチャレンジできる環境へステップアップ

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今回は、若手エンジニアとして活躍されている小野島さんに、ウィルオブテックを利用して転職を成功させた体験談をうかがいました。

転職を考えている20代の方に向けて、小野島さんがどのような想いでキャリアを築き、どのように転職活動を進め、そしてウィルオブテックを選んだのかを詳しくご紹介します。

転職活動を始めるまでのストーリー

小野島さんが転職活動を始めるまでのストーリーを簡単にご紹介します。

高校時代からエンジニアを志す

小野島さんは高校に進学する段階から、「将来はエンジニアとして働きたい」という明確な目標をお持ちでした。しかし、一足飛びに専門学校に進むのではなく、定時制の高校を選択し、勉強と並行してアルバイトに集中しながら3年間を過ごしたそうです。

これには「まずは自分で働いて学費や生活費などをしっかりと確保したい」という思いがあったといいます。

その後、20歳で情報系の専門学校に入学。2年制のカリキュラムの中で、基本情報技術者試験の取得を目指しながら、Javaの基礎的なプログラミングを学びました。

この頃から「Javaに強いエンジニアになりたい」という気持ちが芽生え、日々の授業だけでなく自主的な学習にも力を入れていたそうです。

新卒でSES企業へ入社、金融系案件を経験

専門学校卒業後、小野島さんは新卒として都内のSES企業に入社しました。最初の配属先は金融系案件で、内容としてはCOBOLから同じCOBOLへのリプレイスと、AIXからLinuxへ移行するプロジェクトに携わりました。

そこで現場の業務フローや大手金融企業のシステムに触れ、ITエンジニアとしての基礎を学んだといいます。

しかし、会社の経営方針の変化や、社内でベテラン社員から辞めていく様子を目の当たりにしながら、将来への漠然とした不安が少しずつ募っていきました。

当初は複数事業を展開していた会社も、最終的にはSES事業のみを残す形にシフト。そこで「本当に自分がやりたい仕事や、チャレンジしたい案件に携われるのか?」という疑問を抱くようになり、次第に転職を意識し始めます

Java案件の情熱が生んだボランティア開発への参加

そんな中、小野島さんは「Javaの案件に挑戦したい」という思いを明確にし、自社が開発していた子ども向けの株式シミュレーションゲームのプロジェクトに、業務後の時間を活用してボランティア参加を始めました。

4名程度の小規模チームでJavaを用いた開発を行い、これまで学んできた知識を実践で活かすことに喜びを感じつつ、「もっとJavaのスキルを伸ばせる環境に身を置きたい」という気持ちを強めていったそうです。

ところが、会社側に相談してみても思うように配置転換できず、小野島さんは転職を本格的に検討するようになります。

転職成功の秘訣や現職を選んだ理由とは?

左:小野島さん 右:インタビュアー久松さん

最初は別のエージェントを選んで転職活動をしていたという小野島さん。どのようなところをアピールしたのか、さらに現職を選ばれた決め手などを伺いました。

最初は別のエージェントを利用

2024年4月頃から転職活動を開始し、約2か月後の6月に現在の会社に内定を得ることに成功。最初は、あるエージェントからのスカウトを受けて登録をしました。

また、学生時代の先生の紹介で知っていたエンジニア向けの転職サイトのメルマガなども参考にしながら、複数の求人を見るうちに「もっと広い選択肢を探したい」と思い、ウィルオブテックへの登録を決めたのだそうです。

転職活動中は、書類選考を含めておよそ10社に応募。SESを中心に、「実務経験を積めるのであれば、まずはしっかり場数を踏む」といったスタンスで応募を進めました。

ただ、小野島さんにとって大変だったのは「面接」。緊張しやすい性格からか、最初の方はなかなかうまく話せなかったそうです。面接後には一人で反省会を開いて、「どういう質問に対してどう答えればよかったか」を振り返り、少しずつ修正していきました。

転職成功の秘訣:やってきたことを明確にして自主性をアピール

「自分は何をしてきたのか」を整理し、しっかり言葉にできるようにしたことが、転職を成功へと導いた大きなポイントだといいます。

  • 学生時代に取り組んだ学習内容や習得スキル
  • SES企業での金融系案件(COBOL/AIXからの移行)への参画実績
  • 業務外で自主的に参加していたJavaボランティア開発のエピソード

これらをまとめて話せるようにした結果、企業からは「自発的に学び、技術を飲み込むスピードが早そう」とポジティブな評価を得られました

さらに、基本情報技術者試験やJavaプログラミング能力認定試験など、目に見える成果として資格を取得していたことも「真面目にスキルアップに取り組める人材」という印象を与える後押しになったそうです。

現職を選んだ理由:長く働けるイメージと充実の評価制度

現在、小野島さんが在籍しているのは金融系のシステムをC言語からJavaへ移行する案件に強みを持つ企業です。現場でもJavaを扱う機会が豊富で、小野島さんの希望にしっかり合致した環境でした。

当初は「数年経験を積んでから、また転職すればいい」と考えていたそうですが、会社の評価制度がしっかりしていることや、30代や40代になっても資格取得や技術研鑽に意欲的な先輩社員が多いことがわかり、「ここでキャリアを長く築いていくきたい」という思いに変化したのだとか。

チーム単位での勉強会が頻繁に行われ、技術の話で盛り上がれるエンジニア気質の文化が根づいている点も魅力に感じたといいます。

「あらかじめ知っておきたかったこと」と今後転職する人へのアドバイス

現職に転職してから、改めて「やっておいてよかった」と感じる学習内容としては、やはりJavaとGitの知識が挙げられました。

前職の環境ではサクラエディタなどのシンプルなツールしか使わない場面が多く、バージョン管理ツールを活用する機会はなかったといいます。実務ではGitの使用はほぼ当たり前のため、転職先で早期にキャッチアップできたのは大きなアドバンテージだったようです。

そして最後に、小野島さんがこれから転職を考える20代の方へ伝えたいメッセージは、「今の会社で何とか経験を積めるのなら、無理に転職しなくてもいい」という意外なアドバイスでした。

もし現職がスキルアップのチャンスに乏しい環境ならば転職を検討すべきですが、少しの工夫で新しいことにチャレンジできるのであれば、在籍企業で形に残る成果を積むことも悪くない。それは大切な実務経験として次のステップにつながるからです。

そして、いざ転職するとなったときには資格や自主学習など「客観的に示せるスキルや成果」を作っておくことで、大きなアピール材料になるといいます。

ウィルオブテックを選んで良かった理由

数ある人材紹介会社の中からウィルオブテックを選んで良かったと感じたポイントとして、小野島さんは次のように挙げています。

① 案件の厳選度が高い

他のエージェントではたくさんの求人をとにかく紹介されるだけで、自分が本当に求める案件を探しづらい面もありました。

一方、ウィルオブテックではしっかりと要望やスキルにマッチする企業を厳選し、不要な数打ちではなく、質の高い求人だけを提案してくれたそうです。

② 中立的で落ち着いたサポート

ときには「焦らずに今の状況を考えましょう」と、転職を急かすのではなく状況を一度整理する時間を与えてくれました。

転職活動中は精神的に不安定になりがちですが、その都度親身に話を聞いてくれた点が安心感につながったといいます。

③ レスポンスの速さと手厚いレジュメ作成の支援

志望動機や自己PRをどう書けばよいのか迷う時でも、担当者に相談すればすぐにフィードバックをもらえたとのこと。

細かな言い回しや実績の示し方など、転職市場で通用するレジュメ作成のノウハウをスピーディーに提供してくれたのは非常に助かったと語っています。

まとめ:20代の転職を後悔しないために

今回は、ウィルオブテックの丁寧なサポートを活用して転職に踏み切った結果、希望していたJavaの案件に就くことができた小野島さんの転職成功事例をご紹介しました。

転職がゴールではなく、あくまで「キャリアを築くための手段」にすぎないという考え方が非常に印象的でした。周囲の情報や口コミだけに流されず、エージェントを活用しながら丁寧に企業を選ぶことで、自分に合った環境にめぐり合える可能性が高まります。

もし「どんな求人があるのか」「自分の経験はどう評価されるのか」など、不安や疑問があるなら一度ウィルオブテックに相談してみてはいかがでしょうか。希望条件や将来像を踏まえた上で、無理のない転職活動をサポートします。

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