「新しいプログラミング言語を学びたいけど、何を選ぶべきかわからない」「今こそ学ぶべきプログラミング言語って何?」と悩んでいるエンジニアの方もいるのではないでしょうか?
今回は、そんなお悩みをお持ちの方に向けて、これら学ぶべきおすすめのプログラミング言語10選をご紹介します。難易度や学習方法もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください!

【2025年最新版】おすすめのプログラミング言語10選!
主な用途 | 学習の難易度 | 将来性 | |
Python | AI/IoT Webサイト | 易しい | ◎ |
Go言語 | バックエンド サーバーサイド IoT ドローン・ロボット | 普通 | ◎ |
C++ | Webサイト(SNS) Webアプリ 家電の制御システム | 普通 | 〇 |
Kotlin | Androidアプリ Webアプリ サーバーサイド | 難しい | 〇 |
Java | Webサイト Webアプリ スマホアプリ ソフトウェア | 易しい | ◎ |
PHP | バックエンド サーバーサイド | 易しい | 〇 |
JavaScript | Webサイト | 普通 | 〇 |
Ruby | バックエンド Webサイト スマホアプリ | 易しい | 〇 |
Swift | iOSアプリ | 難しい | 〇 |
HTML・CSS | Webサイト | 易しい | 〇 |
ここからは、2025年最新のおすすめのプログラミング言語10選をご紹介します。
1.Python
Pythonは、AIやIoTなどの開発に活用されているプログラミング言語です。シンプルなコードでわかりやすく、豊富なフレームワークを揃えています。学習の難易度が比較的低い言語ともいえます。
AIやIoTの他、YouTubeやDropBoxなどの大規模なWebサービスの開発にも活用されています。今後も需要が伸び続ける言語のひとつといえるでしょう。
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2.Go言語
Go言語はGoogleが2009年に開発し、2012年にリリースされた比較的新しいプログラミング言語です。
複雑化しやすいプログラミング環境をシンプルすることやサーバーやCPUにかかる負荷を軽減することを目的に開発された言語で、シンプルなコードと高速処理・並列処理が特徴です。
日本語の教材などがまだ少なく、学習の難易度はやや高い言語といえます。ただ、導入企業が増加傾向にあり、将来性は非常に高いといえるでしょう。
▼関連記事 Go言語に興味がある方は「Go言語の将来性は?メリット・デメリットや学習方法を解説!」こちらの記事もあわせてご覧ください。 |
3.C++
1983年にC言語の拡張版として開発された言語がC++です。
システムソフトウェアのプログラミング用に開発された言語ですが、C言語との互換性やデバックが簡単にできるなどの特徴があり、現在でも幅広く利用されています。
C言語を学んだ経験がある方にとっては、難易度はそれほど高くないといえるでしょう。SNS・ゲーム・アプリケーション・Webサイトの他、最新の家電製品の制御にも使われており、今後もさまざまなシーンで活躍する言語といえます。
4.Kotlin
Kotlinは、2011年にJetBrains社が開発した比較的新しいプログラミング言語です。2017年にはGoogleがAndroidの開発言語に選定し、注目が集まっています。
コードや記述ルールがシンプルで、わかりやすくエラーが少ない言語といえます。Javaと併用することで開発工数を減らしながら可読性の高いコードを作れるのも特徴です。
文法がわかりやすいので、難易度もそこまで高くありません。Javaをすでに身につけている方におすすめの言語です。
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5.Java
Javaは25年の歴史があり、国内外を問わず非常に需要が高いプログラミング言語です。
OSを問わずあらゆる環境で開発でき、Webサイト・業務システム・アプリケーション・ソフトウェアなど作れるシステムのバリエーションも豊富です。
教材も豊富なため、しっかりと時間をかければ確実に身につけることができます。まだ扱えないというエンジニアには、もっともおすすめのプログラミング言語です。
6.PHP
PHPはWebのバックエンド開発で使われるプログラミング言語です。
Webサイトの構築に多くの企業が利用している「WordPress」のカスタマイズにも使われており、非常に需要が高い言語といえます。
書籍やサイトなど媒体を問わず多くの教材があるため、学習がしやすいのも特徴。バックエンドやサーバーサイドに興味がある方は、身につけておきたい言語です。
7.JavaScript
JavaScriptは特殊な動的効果を付けられるのが特徴で、ユーザビリティの高いWebサイトの構築に欠かせないプログラミング言語です。
型のない言語のため、扱い方や学習の難易度が少し高いですが、JavaやC++などの言語と構文が似ており、これらを身につけていれば習得しやすいとされています。
ユーザビリティはWebサイトをはじめ、さまざまなWebサービスで求められる要素のため、安定した需要が期待できる言語です。
8.Ruby
Rubyは日本人が開発したバックエンド開発や、Webサイト・スマホアプリなどで用いられるプログラミング言語です。
PHPやPythonに比べるとそこまで需要は高くありませんが、文法が非常にシンプルでコードがわかりやすいのが特徴です。
日本語の教材や参考情報も多く、バックエンドの初心者が学びやすい言語です。「Ruby on Rails」という、学びやすく汎用性が高いフレームワークも人気で、国内を中心に採用する企業が増えています。
将来的にも覚えておいて損はない言語といえるでしょう。
9.Swift
Swiftは、2014年にAppleが開発した非常に新しいプログラミング言語です。
Objective-Cと互換性があり、Objective-Cの課題を解決するよう設計されているのが特徴です。また、エラーを起こしにくい言語として知られています。
日本語の教材がまだ少なく、学習の難易度はやや高いですが、iOSアプリ開発用に適した言語のため、今後も需要が増えていくことが予想されます。
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10.HTML・CSS
厳密にはプログラミング言語ではないものの、HTMLとCSSはWebサイト構築に欠かせない言語です。
書籍・専門サイト・動画教材など、HTMLとCSSを学べる媒体が豊富で、独学でも学びやすいのが特徴です。
プログラミング学習の初心者をはじめ、簡単なサイト制作など副業を検討している方におすすめです。
プログラミング言語を学ぶ前に!確認しておきたいポイントは?

新しく学ぶプログラミング言語を決める前に、まずは以下のポイントを確認しておきましょう。
目的によって学ぶべきプログラミング言語は異なる
プログラミング言語にはそれぞれ得意・不得意があり、目的によって学ぶべきプログラミング言語は異なります。
「大規模サイトの場合」「ロボット開発の場合」「AIの場合」など、何を目指すかによって学ぶべきことが変わるため、まずは新しいプログラミング言語を学ぶ目的を明確にしましょう。
学習する言語の優先順位を決める
プログラミング言語を学ぶ目的を明確にしても、その目的に合致した言語が複数ある場合があります。
その際は、言語の需要や将来性、難易度などのポイントを踏まえて優先順位を決めましょう。例えば、年収アップを目指すのであれば、需要が高いPythonがおすすめです。
一方、プログラミングが完全未経験で何から勉強すれば迷ってしまうのであれば、まずはオーソドックスなJavaや取っつきやすいHTML・CSSを選ぶとよいでしょう。
プログラミング言語の学習方法3選

最後に、プログラミングを学ぶ方法について簡単にご紹介します。さまざまな形で学習にチャレンジできるので、自分に合った方法を探してみましょう。
① 書籍や学習サイトで学ぶ
もっとも手軽な方法が、書籍や学習サイトの他、YouTubeなどの動画教材を利用してプログラミング言語を学ぶ方法です。
さまざまな教材を入手できるので、自分に合ったものを探して自宅で学習をスタートできます。また、自身のプログラミングスキルをチェックできるコーディングテストを受けられるサービスもあります。
学習の効果をチェックするために、このようなサービスも有効活用しましょう。
② プログラミングスクールで学ぶ
プログラミングスクールで、プロに直接教わることもできます。
コストはかかりますが、プログラミング言語を体系的に学ぶことができるので、しっかり学びたいという方におすすめです。
教材による独学と合わせて行うことで、学習効果をさらに高めることができるでしょう。
③ 未経験からチャレンジできる会社に入る
未経験や特定の言語スキルを身につけていない状態でも、ポテンシャル採用で入社・転職できる企業がまれにあります。
このような企業に入社すれば、OJTでプログラミング言語を学ぶことができるほか、学習に必要な費用などを企業が出してくれる場合もあります。
条件の揃った企業があった場合は、求人への応募を検討してみてもよいでしょう。
まとめ
プログラミング言語にはさまざまな種類があり、流行り廃りも激しいため、選び方を間違えると勉強したことがムダになってしまう可能性もあります。
「どんな言語を学ぶべきかわからない……」という方は、ぜひウィルオブテックの無料キャリア相談にお越しください。ITエンジニアの転職に詳しいキャリアアドバイザーが転職トレンドを踏まえて、おすすめの言語や学習サポートを行います!
