「ずっと“自分にできる仕事”しか選んでこなかった」と語る滝沢柚葉さん(31歳)。学生時代から建設業界に興味を持っていましたが、「自分につとまる仕事ではない」という先入観から諦めていたそうです。一方で、事務職として働く日々に物足りなさを感じ、キャリアの迷いを抱えていました。そんな彼女が、派遣という働き方で施工管理アシスタントとして建設業界に飛び込みました。
目次
プロフィール紹介
お名前: 滝沢柚葉さん
年齢: 31歳
現在の職種:施工管理アシスタント
勤務先: 建設関連企業
勤務年数: 1年半
これまでと今
滝沢さんは大学卒業後、カフェ勤務の経験を経て住宅メーカーの事務職に転職しました。しかし、そこでの毎日はルーティンワークが中心。「常に、どこか物足りなさを感じていました。キャリアの将来像も見えなくて、ずっと迷いがありました」と当時の心境を語ります。
しかし今、滝沢さんは建設現場で施工管理アシスタントとして働き、充実した日々を送っています。「“あの現場、滝沢さんいて助かったよ”って言ってもらえると本当に嬉しくて」と、自身の仕事に喜びと手応えを感じています。以前は想像できなかった「キャリアを積む」という感覚も芽生え始め、自分の居場所を見つけた喜びを感じています。
働き始める前の状況と悩み
滝沢さんはこれまで、「自分にできる仕事」を選び続けてきたと振り返ります。学生時代から建設業界に興味を持っていたものの、「施工管理の仕事は自分にはつとまらない」という先入観から、その道を検討することはありませんでした。カフェで接客業を経験した後、住宅メーカーの事務職に転職した彼女は、日々のルーティンワークをこなす中で、漠然とした「物足りなさ」を感じ始めました。
キャリアの明確な目標が見えず、「このままでいいのかな」という疑問が常に心の中にあったといいます。収入や生活も安定しているとは言えず、将来への不安やキャリアに対する迷いが、常に彼女に付きまとっていた状況でした。
転機と行動
滝沢さんのキャリアに転機が訪れたのは、学生時代の友人が施工管理の仕事をしていると聞いた時でした。「驚いたんですが、友人の話を聞いているうちに、だんだん興味が湧いてきました」
住宅メーカーの事務職として、仕事で図面を見る機会はあったものの、実際の現場がどのように動いているのかという好奇心が芽生え、施工管理の仕事に惹かれていったと話します。
そして彼女が選んだのは「派遣」という働き方でした。「まずは短期から、と思って。未経験OKと書いてあったし、“とりあえずやってみよう”という気持ちでした」と、その時の決断について語っています。派遣登録時には不安もあったそうですが、担当者が親身にサポートしてくれたことで、「思い切って挑戦できた」と、その支援が大きな後押しとなったことを明かしました。
現在の業務と働き方
現在の滝沢さんの主な業務は、施工現場での進行管理の補助です。具体的には、資材の手配や業者との連絡調整、現場での写真管理など、現場全体を円滑に進めるための重要なサポート役を担っています。
1日の流れ
8:30 出勤・朝礼参加、スケジュール確認
現場に到着後は朝礼に参加し、その日の作業工程や安全面での注意事項を共有します。
9:00 現場巡回・進捗確認・写真撮影
現場を回り、作業の進み具合を確認します。必要に応じて写真を撮影し、記録を残すことも重要な役割です。
11:00 資材発注・業者との調整
不足している資材の発注や納品スケジュールの確認を行います。
13:00 昼休憩
現場事務所や休憩スペースでランチ。午後の作業に備えてしっかり休息を取ります。
14:00 会議資料作成・現場調整業務
午後はパソコン業務が中心。進捗報告用の資料を作成したり、工程表を修正したりとデスクワークをこなします。
16:00 翌日の工程確認・チェックリスト作成
翌日の作業がスムーズに進むように、必要な資材や人員の確認を行い、チェックリストにまとめます。
17:30 日報入力・退勤
その日の進捗や対応内容を日報にまとめ、上司やチームへ共有。翌日に備え、整理を済ませて退勤します。
生活にも大きな変化があったと言います。残業はほとんどなく、週末もしっかりと休めるため、ワークライフバランスが整いました。もちろん体力的な不安は感じるそうですが、周囲のサポートもあり、少しずつ仕事に慣れてきたとのことです。
働き方の変化 Before / After
滝沢さんが派遣スタッフとして働き始めてからの変化は、多岐にわたります。

Before (接客業・事務職時代)
- 仕事内容:ルーティンワークが中心で、業務に物足りなさを感じていた。
- 生活状況:不規則で収入や生活が安定しない時期もあり、将来像が見えなかった
- キャリアの見通し:キャリアを積んでいるという感覚がなく、仕事を通しての成長も感じられなかった。
- 自己認識:「自分にできる仕事」しか選んでこなかったという感覚があった。
After (施工管理アシスタントとして働いてから)
- 仕事内容:現場を支える具体的な業務を通じて、手応えとやりがいを感じる。
- 生活状況:残業がほとんどなく、週末はしっかり休めるため、メリハリをつけた生活ができる。
- キャリアの見通し:仕事を通して感謝される喜びを感じ、「キャリアを積む」実感が芽生えた。
- 自己認識:自分の価値を再認識し、「資格に挑戦したい」という新たな目標を持てるようになった。
これからの目標・展望
滝沢さんは将来的に、施工管理技士の資格取得にも挑戦したいと意欲を見せています。「まずは2級、取れたら自信になりますよね」と、具体的な目標を語ります。
現在の派遣という働き方については、「正直、最初はここまで続けられるとは思ってなかった」と率直な感想を述べています。「でも、派遣という働き方がなかったら、逆に踏み出せなかったかもしれません」と、派遣が新たな一歩を踏み出す上で重要な選択肢だったことを語りました。彼女にとって派遣という働き方は「最初の一歩を踏み出すきっかけ」であり、「職種や職場を知って、自分に合うかどうかを確認できるメリットがあった」と感じているそうです。
今後についても、「今後も“やってみたい”を大事に、働き方を選んでいきたいです」と、自身の気持ちを大切にしながら、柔軟なキャリアを築いていく考えを語ってくれました。
※本記事に登場するスタッフのお名前は仮名、写真はAIによるイメージ画像です。実際の取材内容に基づき構成しています。