WILLOFにおけるキャリア形成支援について

段階的かつ体系的な教育訓練

派遣労働者のキャリア形成を念頭に置いた「段階的かつ体系的な教育訓練」について、実施する教育訓練の内容は下記①～⑤全てに該当します。

• 雇用する全ての派遣労働者を対象としたものであること
• 有給かつ無償で行われるものであること
• 派遣労働者の賃金などの処遇があがること、正社員化及び職遂行能力の向上などキャリアアップに資する内容のものであること
• 派遣労働者として雇用するに当たり実施する教育訓練（入職時の教育訓練）が含まれたものであること
• 無期雇用派遣労働者に対して実施する教育訓練は、長期的なキャリア形成を念頭に置いた内容のものであること

1. 入職時研修について

   入職時研修は、派遣就業を開始した日、又は開始してから速やかに実施いたします。内容は「安全衛生教育」及び「派遣就業にあたっての心構え」を入職時研修として実施いたします。

   • ⅰ）「安全衛生教育」は、健康診断、労働災害発生時の留意点、医師の面接指導など、安全に、且つ健康に就業するための内容をご説明します。
   • ⅱ）「派遣就業にあたっての心構え」は、契約期間・時間を守る、コミュニケーション、情報の取り扱い、派遣先規則の順守など入職にあたっての基本的なルールをご説明します。

2. 年次研修について

   年次研修は、eラーニングを活用した研修となります。教育訓練の時期・頻度・時間数等に関する内容は以下のとおりです。

   • ⅰ）派遣労働者全員に対し、教育訓練は最初の3年間は毎年1回以上（最初は入社日から9か月～10か月目に実施します。）の機会の提供を行います。その後も、キャリアの節目などの一定の期間ごとにキャリアパスに応じた研修等を用意しています。
   • ⅱ）実施時間数については、フルタイムで1年以上の雇用見込みの派遣労働者一人当たり、少なくとも最初の3年間は、毎年8時間の教育訓練の機会の提供を行います。
   • ⅲ）教育訓練を適切に受講できるように就業時間等に配慮し、受講可能時間は平日6時から21時までとなります。その他の時間はメンテナンス等のためアクセスはできません。

希望者に対するキャリアコンサルティング

• キャリアコンサルティングでは、派遣元が雇用する全ての派遣労働者の求めに応じ、当該派遣労働者の職業生活の設計に関し、相談の機会の確保その他の援助を行います。
• 派遣労働者のキャリア形成のためには、現時点の希望を実現するたけではなく、キャリアコンサルティング等を通じて、より長期的なキャリアプランを派遣元と派遣労働者との間で共有することが重要です。

入職時研修/年次研修の教育訓練計画概要