インフラエンジニアの転職に転職エージェントは必須?役立つスキルや転職成功のコツも解説!

  • はてブ

この記事でわかること

  • インフラエンジニアの種類と仕事内容
  • インフラエンジニアとして働くメリット
  • インフラエンジニアの転職を成功させるポイント
編集者プロフィール
ウィルオブテック編集部

エンジニア転職に関するお役立ち情報を発信

インフラエンジニアとして転職する際に、有利な条件で転職できるように、求められるスキルはもちろん、転職における注意点にも目を向けておきたいところです。

IT化が進む現代において、インフラエンジニアを含む技術専門職は、あらゆる企業において需要が高まっています。そのため事前にしっかりと準備を重ねて転職すれば、それまでよりも高待遇で転職できる可能性も高まります。

例えば転職エージェントを利用する場合でも、エンジニアの転職に特化していたり、専門的なサポートがある転職エージェントの方が満足度の高い転職につながるでしょう。

そこで本記事では、転職エージェントの選び方や活用するコツについて解説します。インフラエンジニアとして転職を考えている方はぜひ参考にしてください。

インフラエンジニア転職を考えているなら、まずは「強みに気付くこと」が重要!

転職を考えているなら、客観的に自分の強みや市場価値を知ることが大切です。キャリアアドバイザーとともにスキルやキャリアパスの整理をしてみませんか?ウィルオブテックは専属2名体制で今後についてお悩みのあなたをサポートし、キャリアアップへ導きます。

無料キャリア相談を申し込む

TOPICS

インフラエンジニアの種類と仕事内容

まず、インフラエンジニアが担う仕事の内容や、種類について整理していきましょう。

SE(システムエンジニア)やプログラマーと混同しがちですが、インフラエンジニアは、現代において欠かせない通信環境の基盤を整える仕事です。

データのやり取りをするネットワークや、そのデータの保管や加工をするための場所であるサーバーは、インターネット通信を行ううえでなくてはならない要素になります。そのためこれらはITインフラと呼ばれ、このITインフラを整備するのがインフラエンジニアにあたります。

例えばSNSやECサイトのシステムを設計しプログラミングしても、データのやり取りや保管を行うサーバーやネットワークといったITインフラがなければ、これらのサービスは成立しません。

システムを成り立たせるため、ITインフラの設計・構築、運用・保守をするのがインフラエンジニアになるというわけです。

なおインフラエンジニアはITインフラを構築するエンジニアの総称であり、専門分野によって以下の6つの職種に分類されます。

  • サーバーエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • クラウドエンジニア
  • データベースエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • 運用保守系エンジニア

職種ごとの仕事内容の違いについて、一つずつ見ていきましょう。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、主にWebサービスやシステムなどを成り立たせるうえで必要なデータを蓄積させる、サーバーの設計や構築、運用を担当します。

もちろん、単純にサーバーを管理するだけでなく、必要に応じてOSやソフトウェアの導入作業を担うことも少なくありません。サーバー管理にかかわる一連の業務を幅広く担当するエンジニアというとわかりやすいでしょう。

ただ、近年はあらゆるサービス・システムのクラウド移行が著しく進んでおり、自社サーバーを管理する必要がなくなる企業も増加。サーバーエンジニアの需要は以前と比べると減少傾向にあると言えます。

とはいえサーバー管理の仕事自体がなくなるわけではないため、時代に合わせてクラウドサーバーの知識をつけ、スキルを高めていけば、将来性についても安心して仕事ができると言えるでしょう。

ネットワークエンジニア

サーバーエンジニアによって構築されたサーバーを土台に、正常に通信を行うよう管理する仕事をネットワークエンジニアといいます。

インターネットを通じてあらゆるデータのやり取りを行う現代では、まさに欠かせない職業の一つと言えます。

具体的には、ネットワークを構築するためのルーターなどの機器を整備し、適宜設定を行ったうえで運用・点検を行っていくのが主な業務内容です。

このためインフラエンジニアの中でも、ネットワークエンジニアになるには通信技術の仕組みやネットワークの成り立ち、各種機器の知識が必要になるのは言うまでもありません。

また、安定的な通信を行うためにどのようなネットワークを構築するのが望ましいのか、適切な判断を下したうえでクライアントに提案を行うのもネットワークエンジニアの大事な仕事です。

▼ネットワークエンジニアについては
こちらのネットワークエンジニアってなに?他のエンジニアとの違いについても解説でも詳しく解説していますのでぜひ、参考ください。

クラウドエンジニア

先に紹介したサーバーエンジニアやネットワークエンジニアがオンプレミス(自社サーバー)を主体とした設計や運用などを管理するのに対し、クラウドエンジニアは、クラウド環境下での設計や構築、運用を担当します。

業務としてはサーバーの設定やデータベース構築、ネットワークの構築など、 サーバーエンジニアやネットワークエンジニアに近しいものがありますが、クラウド上でITインフラを構築・運用するという点が大きく異なります。

初期投資の削減や開発速度の向上、柔軟な開発が可能などのメリットにより、多くの企業がクラウドサービスの導入を進めています。クラウドの導入は今後更に増加することが見込まれていることから、クラウドエンジニアの需要も高まっていくと考えられます。

クラウドエンジニアとして働くにあたっては、クラウドはもちろん、サーバーやネットワークの知識も身につける必要があります。なかにはオンプレミスからクラウドへの移行などもあるため、幅広い知識が必要な職種と言えるでしょう。

データベースエンジニア

企業が扱う膨大な量のデータを保持・活用するためのデータベースの開発・設計・管理・運用に特化した職種をデータベースエンジニアと呼びます。

Oracle DatabaseやMicrosoft SQL Server、PostgreSQL、MySQLなどのデータベース製品を使用してデータベースを開発・設計し、サーバーの最適化や効率化、バックアップやセキュリティ設計も担当します。

ビジネスの拡大・効率化にはデータの有効活用が不可欠なため、データベースエンジニアは既に需要の高い職種です。

しかし今後ビッグデータ分野が成長すると見られていることから、データベースエンジニアの将来性は高いと言えます。

セキュリティエンジニア

不正アクセスやサイバー攻撃からネットワークやシステムを守るため、情報セキュリティに関する業務に特化したエンジニアがセキュリティエンジニアと呼ばれます。

セキュリティの専門家としてサーバーやネットワーク、アプリケーション、システムの運用など幅広い領域のセキュリティ強化のほか、アップデートや不具合確認といったセキュリティ維持も担当します。

企業が扱うデータが増えるに連れ、情報の資産価値は企業側・攻撃側ともに重要視されています。

サイバー攻撃の件数も年々増加し、政府や各省庁でもセキュリティ強化を打ち出しているため、セキュリティエンジニアの需要はこれからも上がっていくでしょう。

運用保守系エンジニア

大規模なシステムの場合、開発を行わず、運用・保守に特化したエンジニアも存在します。

開発や設計が必要な場合は、専任のサーバーエンジニアやネットワークエンジニアと連携して業務にあたります。

既に稼働しているITインフラが問題なく稼働するよう運用・監視することと、トラブルが起きた際の復旧対応や原因解消が業務となります。

トラブルの原因は複雑に絡み合っていることも多く、ITインフラに関する深い知識・経験が求められる職種と言えます。

インフラエンジニアとして働くメリット

インフラエンジニアの種類についてご紹介しましたが、どの職種も共通してシステムの土台・根幹に携わる重要な業務を担っており、まさに「縁の下の力持ち」と言えるお仕事です。

その分、求められる知識や技術も高いですが、それでもインフラエンジニアを目指す人がいるのはそれだけの魅力があるためです。

ここではインフラエンジニアとして働くうえでよく挙げられるメリットについて解説します。

安定した需要と将来性がある

ITインフラは現代社会において、なくなってしまうと世の中が成り立たなくなってしまうほど重要なものと言えます。それを支えているインフラエンジニアの需要がなくなることは考えにくく、むしろ高まっていくと予想されます。

理由はDX推進の流れとして、AIやIoTといったITサービスの需要拡大の流れがあるためです。経済産業省の統計データによれば、今後ITサービスはどんどん市場を拡大していくと見られています。

しかし同時に、インフラエンジニアに限らず、IT人材の供給は追い付かないことも課題として指摘されています。

ITサービスを成り立たせるうえでサーバーやネットワークといったITインフラの整備は欠かせません。

したがって、インフラエンジニアも売り手市場になることが予想されます。ITインフラの知識・技術を持つ人は、IT業界を中心に今後も重宝されることでしょう。

▼インフラエンジニアの将来性については
こちらのインフラエンジニアの将来性とは?今後の需要予測についても解説でも詳しく解説していますのでぜひ、参考ください。

スキルアップすれば高収入を狙える

IT業界では人材確保のため、資格や経験がないエンジニアを採用し教育していく体制がある企業も増えています。

この状況はインフラエンジニアも同様のため、未経験から始めたとしても、知識や経験を積み上げればキャリアアップによる高収入が目指せます。

厚生労働省の職業提供サイトではインフラエンジニアの職種全体の平均年収は690万円というデータも出ていますが、資格を取得したり、スキルを身につけて対応できる業務の拡大ができれば年収1000万円を超える働き方も可能です。

▼インフラエンジニアの年収については
こちらのインフラエンジニアの平均年収は?1000万円を達成する方法も紹介でも詳しく解説していますのでぜひ、参考ください。

幅広い知識・スキルを身につけられる

インフラエンジニアにはサーバーやネットワークなど複数の職種があると紹介しましたが、業務のなかで自身の職種以外の知識についても触れられやすいという特徴があります。

複数の分野について、それぞれ個別に学ぶには大変な労力となりますが、インフラエンジニアの場合は自身の業務理解を通じて短期間で知識・スキルを身につけられます

もちろん、複数の職種を実際に担当できるレベルのインフラエンジニアとなるためには専門的な勉強・業務をこなす必要がありますが、日を追うごとに知識・スキルが深まるのを感じられるのはインフラエンジニアの大きなメリットです。

インフラエンジニアに求められるスキル

続いてチェックしておきたいのは、インフラエンジニア転職を目指すうえで主に必要とされるスキルや知識です。

リソースが不足している傾向にあるとはいえ、エンジニアは専門職にあたるため、基本的に誰でも簡単に従事できるわけではありません。

インフラエンジニアにおいては最低限のITインフラの知識は必要となります。

必要なスキルを押さえて有利に転職するためにも、求められることは事前に整理しておきましょう。

技術スキル

原則として、サーバーやネットワークに関するテクニカルスキルは必須要件となる場合がほとんどです。サーバーやネットワークを構築・運用するために必要な管理スキル、トラブルシューティングのスキルは欠かせないでしょう。

また、どのような業界においても多角的な視点を持って業務に従事できる人は重宝されます。そのため必須というわけではなくても、プログラミングや情報セキュリティに関する知識を持っておくことも重要と考えられます。

さらに、クラウド移行が著しく進む現代の状況に対応していくためには、クラウドサーバーをはじめとしたクラウド関連のスキル・知識を持っておくことも大切になってくるでしょう。

コミュニケーション能力

エンジニア職は、インフラエンジニアもSEも含めて、外から見ているよりも意外と多くの場面でコミュニケーションスキルを求められます。

クライアントがどのような要望を持っているのか細かくヒアリングし、適切な提案を行うことがエンジニアの務めです。

高いコミュニケーションスキルを持っているインフラエンジニアは、あらゆる場面で重宝されると考えられます。

論理的思考

インフラエンジニアが携わる設計・構築、運用・保守のすべての領域において、論理的思考ができることは重要なスキルと言えます。

設計・構築の段階ではユーザーやクライアントの要望を適切に把握し、要件定義をします。しかし相手はプロではないため、要望に従うだけではなく最適な仕様を策定する必要があります。

運用・保守の段階では障害が発生した際、原因を切り分けて特定すること、対策・再発防止の方法を講じる際に論理的思考が必要になります。

技術面だけでなく、クライアントや他のIT職に説明する際も、順序だてて説明できると伝わりやすくなります。複雑なシステムを理解してもらうためにも、論理的思考ができることは重要でしょう。

インフラエンジニアの転職におすすめの資格

インフラエンジニアの転職にあたり、エントリーに必須資格はありませんが、関連する資格を持っていれば転職において有利に働きます。

資格は数多くありますが、ここでは知名度が高くアピールにつながる可能性のあるものを紹介します。

シスコ技術者認定(CCNA)

シスコ技術者認定はアメリカのネットワーク機器大手のシスコシステムズが認定している資格です。

難易度ごとに5つのグレードがありますが、「アソシエイト」と呼ばれる初級レベルのCCNAを取得すれば、インフラエンジニアに必要なネットワーク関連の基礎的な知識を証明できます。

シスコ製品は業界でも圧倒的なシェアを誇っているため、ネットワークの知識だけではなく、シスコ製品の扱い方も学べるシスコ技術者認定は業務でも役立つでしょう。

情報処理技術者試験(基本・応用)

情報処理技術者試験独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の運営する国家資格です。

13種類の資格が存在しますが、そのなかでも基本情報技術者試験はIT業界の基本的な知識を漏れなく保有していると示すことができる資格です。

応用情報技術者試験は基本情報技術者試験の上位資格にあたり、実務者レベルの知識・見解を備えていることを証明できます。

情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の運営する情報処理技術者試験の中で、サイバーセキュリティ人材の需要の高まりを受けてつくられた上位資格です。

インフラエンジニアにとって重要な課題であるセキュリティ対策の分析・評価、それに伴う指導・助言をおこなえる知識がある証明となります。

難易度は高い資格ですが、国の特定の職種の入札要件として効果を発揮することもあり、転職には非常に有利に働きます。

AWS認定資格

AWS認定(AWS Certification)Amazonが運営するクラウドサービスシェア1位のAmazon Web Services(AWS)についての専門知識を効果的に証明できる資格認定試験です。

2023年3月時点で12種類の認定資格があり、クラウドやAWSについての知識をアピールできる資格となります。

クラウドサービスを導入している企業が増加しているなか、インフラエンジニアとしてクラウドの知識を要求されることも多くなるため、AWS認定資格を持っていることは転職でも役立つでしょう。

Linux技術者認定試験(LinuC)

Linux技術者認定試験NPO法人LPI-Japanが実施しているLinuxに関する知識やスキルを認定する資格です。

資格はレベルごとに3種類に分かれており、オンプレミス・クラウド両方の知識を学ぶことができます

Linuxはサーバ構築OSとしてのシェアも高いため、転職の際の自己PRとして有効な資格です。

ORACLE MASTER

ORACLE MASTER日本オラクルが運営するデータベースシェア1位のOracle Databaseシリーズの知識や技術力を認定する資格です。

難易度ごとに4つの資格に分かれており、ORACLE製品だけでなくデータベース管理やSQLの知識を一通り身につけることができます。

今後ビッグデータの分野が成長することもあり、データベースの知識を証明できる資格を持っているインフラエンジニアの需要は高まっていくでしょう。

インフラエンジニアの転職を成功させるポイント

より実用的なポイントとして、インフラエンジニアの転職成功のために意識したいポイントを見ていきましょう。

特にこれまでインフラエンジニアとして経験を積んできた人は、転職にあたって積極的にキャリアアップを目指したいところです。そのためにはただやみくもに転職先を探すのではなく、より戦略的に動いて自分自身をアピールしていくことが不可欠となります。

自己分析を行う

インフラエンジニアとして好条件での転職成功を目指すには、まずは自分の希望条件を整理し、条件を絞って求人情報を探すことが大切です。

そこで以下の内容を参考に、自己分析をしてみましょう。

  • 転職の目的と現状の課題
  • やりたいこと、得意なこと
  • 苦手なこと、できないこと
  • 保有しているスキルや資格
  • 今後得たいスキルや資格
  • 給与や待遇面での必須項目と希望項目

自己分析を行うことは、実際に求人に応募する際の志望動機を書く際にも役に立ちます。

▼インフラエンジニアの志望動機については
こちらの 【例文あり】インフラエンジニアの志望動機例!書き方のポイントや注意点でも詳しく解説していますのでぜひ、参考ください。

大手企業と中小企業のどちらがよいか見極める

一口にインフラエンジニアと言っても、大手企業か中小企業かで求められることやメリットは変わります

大手企業では大きなプロジェクトに携われる反面、仕事は自分ひとりで行えることや実際に手を動かすことは少なくなり、中小企業では即戦力として幅広い業務を行えますが上流工程に携わることが少ない場合があります。

大手企業の方が福利厚生など待遇面はしっかりしているケースもありますが、自分がどのように働きたいかによって会社を選ぶとよいでしょう。

転職先の情報を集める

求人情報で気になるものがあった場合、待遇面だけではなく、会社の情報も調べましょう。

求人情報だけでは見えない情報として職場環境や退職率を調べておくことは自分に合う会社かどうか重要ですし、企業や業界を知ることができれば任される業務のイメージが湧く場合もあります。

また複数の求人情報を比較することで、相場や会社ごとの特色も見えてきます。自己分析で見えてきた自分の希望がどこまで通せるかの目安にもなるので、情報は積極的に集めましょう。

スキルや資格を身につける

インフラエンジニアは人材不足のため未経験でも働ける企業は増加傾向ですが、即戦力として働けたり知識がある場合はより好条件で働けます。

インフラエンジニアとして働くうえで資格は必須ではありませんが、資格を持っていることは知識の証明になりますし、資格を持っていることで給与待遇が変わる場合もあります

未経験でインフラエンジニアを目指すかたは、プライベートで学んだりプログラミングスクールに通うほか、初級の資格の取得を目指してもよいでしょう。

転職エージェントを利用する

IT転職のスムーズな成功において、IT業界に強い転職エージェントを利用することは必要不可欠といっても過言ではありません。

全体的に人手不足気味なIT業界は、転職エージェントを通じて優秀な人材に出会うことを求めています。そのため転職エージェントに相談すれば、より好条件で転職できる可能性はアップすると言えるでしょう。

IT業界に強い転職エージェントなら、インフラエンジニアを含め各職種の転職事情について知り尽くしているプロのサポート・カウンセリングを受けられます。

転職エージェントは、本人のキャリアアップにつながる転職求人の紹介を受けられるのが大きな魅力です。よりよい環境、よりよい待遇で働きたいというエンジニアの支援を徹底しているため、一人ひとりに合ったアドバイスのもと、最適となる転職先を探すことができます。

転職エージェントを使うメリット

ここからは、転職エージェントを利用するメリットを詳しく解説します。

転職エージェントを今まで利用したことがない方や、はじめて転職活動に臨む方はぜひ参考にしてみてください。

キャリアカウンセリングが受けられる

エンジニアは需要が上がり続けている職種ではあるものの、エンジニアを積極的に採用する企業は優秀な人材を採用する傾向があるので、転職活動は簡単ではありません。

そのため、キャリアアドバイザーからカウンセリングを受け、自分の働き方や強みなどを理解することが重要です。

将来的にどのような仕事をしたいかも整理することができるので、転職活動に大いに役立ちます。とくにキャリアアップを目指して転職をする方はキャリアカウンセリングを受けつつ転職活動を進めることがおすすめです。

非公開求人の情報を保有している

転職サイトに掲載されている多くの求人情報から自分に合うものを探して応募していくのは大変ですが、転職エージェントを活用すれば希望した条件に見合う求人を見繕って紹介してもらえます。

また、転職エージェントに登録しないと閲覧できない非公開求人も魅力です。ほかのサイトに掲載されている求人と比べ、ライバルの数が少なく、転職活動を有利に進められるでしょう。

非公開求人のなかには、待遇に優れた好条件求人や、大手・人気企業の求人もあるので、転職先の幅が広がります。さまざまな求人をチェックするという意味でも、転職エージェントに登録しておくのは大きなメリットです。

書類添削や面接対策などの選考サポートを受けられる

転職活動で不安な要素は人によって変わりますが、よく聞かれるお悩みとして、書類の作成や面接対策に困るというものがあります。

自己PRや志望動機などを書くことが難しいと感じる方は少なくありませんし、面接に苦手意識を抱えている方もいるでしょう。これらの選考対策は、自力で準備するには限界があります。

キャリアアドバイザーは応募書類を添削してくれるため、書き方や内容に対するアドバイスをしてくれます。また面接に関しても、本番に沿った模擬面接を行ってくれるため、選考前に不安を解消した状態で当日に臨めるでしょう。

▼インフラエンジニアの志望動機については
こちらの エンジニア面接のよくある質問と回答のコツ!対策すべき注意点も解説でも詳しく解説していますのでぜひ、参考ください。

企業との連絡・交渉を代行してくれる

一人で転職活動をしていると、企業との連絡も自分で行わなくてはなりません。質問しにくいことや言いにくいことがあっても、聞きそびれたままになる方も少なくありません。

転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーが代行して企業に連絡を取ってくれるので、どんなに些細な悩みでも気兼ねなく相談できます。また給与に不満があれば給与アップの交渉をしてくれることもあるため、より自分が働きやすい環境に転職できる可能性が高まります。

転職エージェントの選び方・活用のコツ

転職エージェントの利用を決めたとしても、さまざまな転職エージェントがあって、どのエージェントを選べばよいのかわからない方も多いでしょう。

そのような方のために、転職エージェントの選び方や活用のためのポイントを解説します。

複数の転職エージェントに登録する

転職エージェントと聞くと、どこか特定の1社に絞って利用するイメージを持っている方もいるかもしれませんが、1社に絞らなければならないというルールはありません。むしろ複数社に登録して、どのエージェントの担当者が自分にマッチするかを吟味したほうがよいでしょう。

複数のエージェントとコンタクトを取っていると、エージェントごとにさまざまな価値観を学ぶこともできます。企業を選ぶ際には客観的であることはもちろん、多角的な目線も重要なので、複数のエージェントから話を聞いてみましょう。

サービス・サポートの内容を比較する

転職エージェントはそれぞれ独自のサービスやサポート内容で、転職希望者を集めています。各エージェントがどのようなサービス内容を展開しているのかを確認し、自分に合ったサポートが受けられるエージェントを選択しましょう

特にこれまで転職経験のない方であれば、書類の添削指導が手厚いことや、面接指導が丁寧に行われることだけでなく、面接を受けた会社の心証がどうだったかというフィードバックをもらえるかも気にしましょう。

希望条件を素直に伝え、主導権は自分が持つ

転職エージェントは多くの求人からマッチングした企業を紹介してくれますが、希望する条件が決まっていなかったり揺らいでしまうと、マッチングの質が悪くなってしまいます。年収や希望する働きかたなど、譲れない条件を2~3個明確にして伝えてみてください。

条件や価値観などが固まっていない場合は自己分析をしてみましょう。転職エージェントによっては自己分析のサポートをしてくれる場合もあります。

また、キャリアアドバイザーは転職のプロですが、すべてのアドバイスが正しいとは限りません。紹介される求人が希望からズレてきた場合や、転職を急かされていると感じる場合は、流されることなくしっかり伝えましょう。

まとめ

インフラエンジニアは将来性のあるIT関連職種の一つです。

今後、IT業界の成長とともにサーバーエンジニア・ネットワークエンジニアの需要はさらに拡大していくと見られるため、キャリアアップを前提とした転職は積極的に考えたいところです。

その際には、技術力やヒューマンスキルの向上、アピールの工夫、そして転職エージェントの活用などはしっかりと意識していきましょう。

インフラエンジニア転職をお考えならば、まずは「強みに気付くこと」が重要!自身のスキルの整理を行いましょう

転職を考えているのならば、客観的に自分の「強み」や「市場価値」を知ることが重要です。キャリアアドバイザーとともにスキルや今後についての整理をしてみませんか?ウィルオブテックは専属2名体制で今後についてお悩みのあなたをサポートし、キャリアアップへ導きます。

無料相談をする

よくある質問

インフラエンジニアとしてキャリアアップするには何をすればよいですか?

IT技術の進化やセキュリティ意識の変化に伴い、インフラエンジニアに求められるスキルも変わってきています。

オンプレミスだけでなくクラウドなど新しい技術を学ぶなど、自分の専門分野だけでなく幅広い知識を持つことや、最新のトレンドをキャッチアップすることが重要でしょう。

また、上流工程に携わったりマネジメントスキルを身につけることで、大きなプロジェクトを率いたり管理職としてキャリアアップすることも可能です。

未経験からインフラエンジニアを目指す場合に気を付けることはありますか?

未経験・無資格でもインフラエンジニアは目指せますが、インフラエンジニアとして活躍するためにはネットワークやサーバー、セキュリティなど多くの知識が必要です。

そのため、自身で学習したりスクールに通うほか、初級の資格を取ることをおすすめします。

知識があることの証明になるだけではなく、実際の業務に活かせるものが多いので、未経験からインフラエンジニアになる場合は役に立つでしょう。

インフラエンジニアとシステムエンジニアの違いは何ですか?

ネットワークやサーバーなどITインフラの設計・運用を行うインフラエンジニアに対し、システムエンジニアはITシステム全般が領域となっています。

明確な定義はありませんが、よくある区分けとしてはインフラエンジニアがITインフラ環境を整え、システムエンジニアがそのインフラを基盤としてシステム開発を行うといったものがあります。

関連記事

インフラエンジニア

  • はてブ