クラウドエンジニアに転職したい! 年収相場や役立つ資格を解説

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本記事ではクラウドエンジニアの概要と年収相場を紹介し、その将来性と需要について詳しく解説します。また、クラウドエンジニアになるために必要な知識・スキルを解説し、クラウドエンジニアに転職するための勉強法と役立つ資格を紹介します。

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クラウドエンジニアとは?

クラウドエンジニアとは、インターネット上のクラウドサービスを用いてシステムの構築や運用、保守などを担当するITエンジニアのことです。

従来はサーバーやネットワークなどのITインフラを自社に設置し、システム運用を行うのが一般的でした。しかし、近年はインターネット環境のクラウドコンピューティングが普及していることから、多くの企業がクラウドサービスを導入しています。

クラウドサービスを導入する企業が増えれば、クラウドに関する知識と経験が豊富なクラウドエンジニアの需要が高まるため、企業による人材の発掘や育成が進むことが予想されます。

▼クラウドエンジニアについては
こちらのクラウドエンジニアはどんな仕事? 必要なスキルや将来性や年収を解説でも詳しく解説していますのでぜひ、参考ください。

クラウドエンジニアの年収相場

クラウドエンジニアの平均年収は約595万円と、日本の平均年収433万円(2020年)と比べると約160万円高くなっています。

しかし、その中には年収2,000万円以上を掲げている企業もあり、平均を押し上げているという実態があります。クラウドエンジニア全体の給与幅は他の職業と比べて広いという特徴があるため、勤務する企業における価値(システムエンジニアを重要視しているか)や経験・スキルによって差が出やすいといえます。

特に運用・保守を担当しているクラウドエンジニアは長期的に雇用されるケースが多いため、キャリアパスに沿って昇給・昇格しやすいスキルといえるでしょう。

したがって、同じ企業で年収アップを目指す場合は企業活動の継続に直結する「システム運用・保守」、さまざまな企業でスキル向上や多くの経験を積みたい場合は「システム設計・開発」を選択することになります。

参照元:
求人ボックス「クラウドエンジニアの仕事の年収・時給・給料
国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査

クラウドエンジニアの転職事情

ここではクラウドエンジニアの転職事情について、「需要」や「将来性」という観点から具体的に解説します。これから転職やクラウドエンジニアへの転身を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

クラウドエンジニアの需要

近年はサーバーなどを自社に設置しシステム運用を行うオンプレミスから、ネットワーク上でデータや情報を管理するクラウドへ移行する企業が増えています。移行することによって、システム運用・管理にかかる工数やコストを削減できるからです

また、クラウドサービスを牽引しているAWS(アマゾン ウェブ サービス)の売上が好調なことから、クラウド上で画像認識や機械学習などの最先端技術をサービスとして利用する企業(個人)が増えていることがわかります。

また、コロナ禍によって多くの企業でテレワーク化が進み、テレビ会議ツールやチャットツールなどの利用も増えています。

これらのICTツールは、クラウド化することによってさらに効率良く利用できるようになるため、この分野に精通するクラウドエンジニアの需要が高まっているのです。

クラウドエンジニアの将来性

2021年9月、日本政府は「デジタル社会推進会議幹事会」において、コスト削減や柔軟なリソースの増加などの観点から、クラウドサービスの採用をデフォルト(第一候補)とする「クラウドファースト」へと舵を切りました。

加えて、クラウドにサービスやシステムを構築することを前提とし、クラウドのメリットを最大限に活用する「クラウドネイティブ」を推進すると発表しました。これによって、クラウドファーストを前提に、クラウドネイティブへの移行がさらに加速することが予想されます。

サーバーや回線など、すべての環境をユーザー全体で共有する「IaaSパブリッククラウド」を導入する企業も増えており、それに伴ってその運用・保守に携わるクラウドエンジニアのニーズも伸びています。

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クラウドエンジニアに求められるスキル

ここではクラウドエンジニアに求められる5つの専門的スキルについて、それぞれ具体的に解説します。転職や転身を検討している方にとって、企業から求められるスキルは最も重要な要素といえるため、ぜひ参考にしてください。

インフラ全般の知識

クラウドエンジニアには、まずITインフラ全般の幅広い知識が必要です。

サーバーやネットワーク構築などに関することだけでなく、ミドルウェアやオンプレミスの領域についても理解しておかなければなりません。

また、ITインフラ構築における下流工程(コーティングや稼働テスト)から上流工程(要求分析や要件定義)までの流れを把握し、全工程の担当者と打ち合わせや各種調整を行えるスキルも求められます

クラウドエンジニアには、クライアントのニーズに合わせた柔軟な対応が求められるため、サーバーやネットワークなどの物理機器についての知識に加えて、クラウドへのシステム移行に関する知識・スキルも身につけましょう。

クラウドサービスに関する知識

2つ目は、クラウドサービスに関する知識です。

この知識はクラウドエンジニアにとって必要不可欠であり、代表的なものとしてサーバー・ネットワークの仮想化に関する知識が挙げられます。

こちらは構築手順のみならず、メリット・デメリットについても十分に理解し、スムーズに作業できることに加え、クライアントにわかりやすく説明するスキルも身につけたいところです。

また、AWSやGCP、Microsoft Azureなどのパブリッククラウドに関する知識も必須です。パブリッククラウドの3つの提供方式である「IaaS(インフラ)」「PaaS(プラットフォーム)」「SaaS(ソフトウェア)」を区別して理解するようにしましょう。

▼AWSについては
こちらのAWSエンジニアは需要ある? 年収や将来性を解説でも詳しく解説していますのでぜひ、参考ください。

サーバー・ネットワークの知識

3つ目は、サーバー・ネットワークに関する知識です。

クラウドサービスでは、ネットワーク環境を通じてサーバーのコンピューター資源を利用します。したがってサーバーの役割や目的を理解した上での構築・運用・保守に関する知識は必須で、サーバーのOSに用いられることが多い「Linux」の知識も求められます。

また、サーバーは正常に作動しているがシステムが使用できないといった場合などは、ネットワーク内でエラーが発生している可能性があるため、エラーの原因を特定して対応するためにネットワークに関する知識も必須となります。

近年はセキュリティを重視するクライアントが増えているため、サーバー監視(正常に稼働しているかどうかをチェックする)やネットワークセキュリティ(外部からの攻撃への対策やファイル・データの暗号化など)の知識・スキルも求められます。

ミドルウェアの知識

4つ目は、ミドルウェアに関する知識です。

ミドルウェアとはOSとアプリケーションの間にあるソフトウェアのことで、データ連携ツールやデータベース管理システムなどが該当します。

ミドルウェアを取り入れると特定の処理や動作が可能になり、余計な開発を省略できることもあるためコスト削減にもつながります。IaaS型、PaaS型のどちらでもミドルウェアを含む環境の構築が求められるため、確実に身につけておきたい知識・スキルです。

オンプレミスの知識

5つ目は、オンプレミスに関する知識です。

クラウドサービスを導入する企業のほとんどは、オンプレミスからの移行です。よって、クラウドエンジニアであってもオンプレミスに関する知識を身につけておかないと、スムーズな移行を実現できません。

オンプレミスの環境下では、サーバーやスイッチングハブ、ファイアウォールなどの機器が用いられ、それぞれの役割を果たしています。

移行時は、それぞれの機器の役割をベースとしてクラウド上に同じ環境を再現する必要があるため、オンプレミスの知識・スキルが必須になります。

クラウドエンジニアに転職するための勉強法

ここではクラウドエンジニアになるための勉強法について、3つの方法を解説します。必要な知識・スキルを理解しても、それらを身につけなければ意味がありません。今後知識・スキルの習得を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

書籍やWEBサイトで自学する

1つ目は、書籍やWEBサイトで自学する方法です。

この勉強法のメリットは、クラウドエンジニアに必要な情報を体系的に自分のペースで学べる点です。また、WEBサイトには最新の情報がアップされているため、いち早く情報をキャッチアップできます。

最近はWEB学習サイトが開設されており、動画で重要なポイントに絞って学ぶことができます。この勉強法では、不明点などを質問すればメールやチャットで回答を得られるため、フレキシブルに学習を進められます。

スクールに通う

2つ目は、スクールに通う方法です。

この勉強方法のメリットは、わからないことがあれば講師に直接質問できる点です。基本的には疑問が解消するまで真摯に対応してくれるため、クラウドエンジニアになるための知識をより深く学べます。

また、人から説明を受けてそれに答える勉強法は一方通行の学習にならないため、学習効率の向上が期待できます。スクールによっては通学とオンラインから好きなほうを選択できるシステムになっているため、自分のライフスタイルに合った学習が可能です。

こちらは、クラウド関連の仕事が未経験の方におすすめの勉強法です。

クラウドサービスのトレーニングで学ぶ

3つ目は、クラウドサービスのトレーニングサイトを利用する方法です。

こちらは、クラウドサービスを取り扱う企業が公開しているトレーニングサイトを活用して学習する方法です。場合によっては、その企業の業務に直結する内容を学べることもあるため、より実践的な学習が期待できます。

トレーニングサイトには「AWSトレーニングサイト」「Microsoft Azureトレーニングサイト」「Google Cloudトレーニングサイト」などがあり、それぞれの企業が作成したカリキュラムに沿って効率的に勉強を進められます。

企業ごとに違いがありますが、アカウントを作成すれば無料で動画を視聴できるサービスなどもあります。クラウドエンジニアを目指すのであれば、ぜひ体験しておきたいコンテンツのひとつです。

クラウドエンジニアになるために役立つ資格

クラウドエンジニアになるために役立つ資格
ここでは、クラウドエンジニアになるために役立つ資格を3つ紹介します。システム関係の資格を取得すると就職や転職で有利になるだけではなく、取得までのプロセスで身につけた知識を実際の仕事で活用できる機会も多いため、ぜひ参考にしてください。

AWS認定

1つ目はパブリッククラウドで最大のシェアを誇る「AWS」のAWS認定試験で、クラウドエンジニアに必須の資格です。

クラウドエンジニアを目指して勉強する上で、他のクラウドサービスにこだわる理由がなければ、市場評価と学習環境も整っていることからファーストチョイスとすべき資格です。

試験は難易度が低い順に、「AWS 認定クラウドプラクティショナー」「AWS認定ソリューションアーキテクト(アソシエイト)」「AWS認定ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)」に分かれています。

実務レベルのスキルの証明には、「AWS認定ソリューションアーキテクト(アソシエイト)」以上の資格が必要ですが、初級者であれば「AWS 認定クラウドプラクティショナー」を取得し、一段階ずつレベルアップを目指すのがおすすめです

Microsoft Azure認定

2つ目は、3大プラットフォームのひとつである「Microsoft Azure」の認定資格です。

AWSほどではありませんが、Azureもシェアが大きく、Microsoftが提供するサービスに関して強みを持ちたい方にとって、Azureの資格は非常に有効です。

こちらの資格は試験の種類が多く、自分のスキルに合わせて受験でき、オンライントレーニングの「Microsoft Learn」で学べるのが特徴です。

無料で学習できるオンライントレーニングなので勉強を始める際のハードルが低く、最初の一歩をとして利用するのがおすすめです。

Google Cloud認定

3つ目は、こちらも3大プラットフォームのひとつである「Google Cloud」の認定資格です。

こちらは、Google Cloudを使用する際の技術力を証明する資格であり、資格を取得したユーザーの87% がクラウド関連のスキルについて、さらなる自信を実感しています。

特にGoogleが好きな人や、Googleの技術力・独創力などに魅力を感じている人におすすめの資格です。

まとめ

クラウドエンジニアの需要は、今後もさらに高まることが予想されます。したがってIT関連の業務が未経験の方や30代・40代の方でも、今後活躍するためのフィールドは多くあります。

クラウドエンジニアへの転身を検討している方は、本記事で解説した必要な知識・スキルを身につけ、クラウドエンジニアへの道を進んでほしいと思います。
しかし、どれだけ学習しても仕事で活かす機会がなければ意味がない上、自力で転職先を見つけるのは困難です。

そのような場合はIT業界に強い転職エージェントに相談し、より良い環境の職場でクラウドエンジニアとしての一歩を踏み出しましょう。

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よくある質問

クラウドエンジニアの転職事情を教えてください。

クラウドファーストを前提に、クラウドネイティブへの移行がさらに加速することが予想されており、クラウドエンジニア求人も増えると考えられます。詳細は「クラウドエンジニアの転職事情」で説明しているので確認ください。

クラウドエンジニアとして役立つ資格はありますか?

資格が必須ではありませんが、システム関係の資格を取得すると就職や転職で有利になるだけではなく、取得までのプロセスで身につけた知識を実際の仕事で活用できます。役立つ資格についての詳細は「クラウドエンジニアの役立つ資格」で説明しているので確認ください。

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