社会人からの音楽!今から始めるおすすめの楽器とは

社会人が音楽を始めると聞いて、バンドなどを思い浮かべていませんか?
もちろん、社会人サークルにバント活動といったものもありますが、バンドだけが音楽ではありません。ピアノやバイオリン、歌なども音楽になります。

「小さい頃にやっていてまた始めたくなった」
「ちょうど時間ができたから何か趣味を見つけたい」
「学生時代にバンドをやっていたからまた始めたい」

理由はいろいろありますが、社会人からでも音楽は始められるので、是非挑戦してみてください。
ここでは、社会人になってから始めるおすすめの音楽を紹介しますので、自分に合う楽器を見つけてください。

音楽に年齢は関係ない

大人になって音楽を始めるなんて……と思う方がいるかもしれません。
ですが、音楽には年齢などはなく、いつでもだれでも楽しめるのが特徴です。音楽に触れて気持ちが豊かになったり、自分が音楽を奏でている喜びであったり、歌が上達するなど、だれでも楽しい気持ちになれます。

また、種類が豊富なのも特徴の一つです。
どの楽器や音楽が自分に合うかわからないのであれば、いろいろなものに触れていきましょう。

音楽は子どもから大人まで楽しめ、ご年配となっても老後の良い趣味となるので長く続けられる音楽が見つかると、人生がより一層楽しいものになります。
幅広い年齢層に人気があるので、一度は挑戦してみてください。

人気がある楽器

では、社会人になってから始める音楽で人気の楽器を紹介していきます。

ピアノ

王道といいますか、大人の音楽と聞いて真っ先に思いつく楽器の一つではないでしょうか。
ピアノは、指で鍵盤を叩くことで音が出るため、音楽初心者でも簡単に始めることができる楽器です。

ですが、ピアノが自宅にない人は教室などに通って練習をするか、電子ピアノなどを購入して練習をする必要があります。楽譜も読めるようにならなくては弾けないので、独学よりも教室に通う方が楽に学べます。

近年では、ストリートピアノという、駅やショッピングモールなどにポツンとピアノを置いているスペースが増えていることをご存じでしょうか。そこでは、誰でも自由にピアノが弾けるので、練習した曲を披露しても楽しめます。

バイオリン


高貴な感じがする人気弦楽器です。
弦を弓で引いて音を出す楽器で、この音が出るまでに時間がかかる人もいるのですが、一度覚えてしまえば楽しい楽器となります。
音楽教室があるので人口は意外にも多く、皆さんで合奏するといった楽しみ方もできますよ。

バイオリンを購入する場合、高いというイメージがありますが、実は安いものもあります。
ですが、あまりに安いものを購入すると、音が悪かったり、弾きづらかったりするので5~10万円ほどで買えるものを最初に買ってみましょう。
そこから上達し、長く続けたいと思えるようになったら、さらに自分の弾く癖や好みに合わせたもう少し良いバイオリンを検討することをおすすめします。

人気があるといえば、チェロもそうなのですが、そちらは楽器を購入する金額が高め(20~30万円程度)なので、初心者が思い切って買うには少し勇気がいると思い、今回はバイオリンをおすすめしています。

アコースティックギター

フォークソングが好きな人であれば、一度は憧れたのではないでしょうか?
優しい音色を奏で、脚を組んで優雅に弦を弾く姿……さらに弾き語りなどをしていればより一層大人な雰囲気を醸し出します。

もちろん、弾き語りをする若いアーティストにも人気があるので、馴染みがある人も多いのでは?
弾き語りに興味がある人にアコースティックギターはお手軽でおすすめです。

弦を押さえるコードを覚える必要があり、音楽初心者には最初は難しいかもしれません。譜面もピアノなどとは少し違っていたりするので覚えることは多くあります。
ですが、そのコードさえ覚えてしまえばあとは簡単。畳一畳分のスペースがあればどこでも練習ができるので、独学でも始められます。

ドラム


打楽器で人気があるドラム。
単体でも迫力があって良いのですが、バンドを組みたいと思っている人にもおすすめです。打楽器なので、叩いて音が出るため、ストレス発散にもちょうど良いでしょう。

ゲームでもドラムを模したものが登場するほど人気の楽器なので、リズムをとることが好きな人に向いている楽器となります。子供がいれば一緒に楽しめますよ。

ドラム一式をそろえるのが大変そう……と思われているかもしれませんが、世の中には電子ドラムというものがあるのです。
この電子ドラムの特徴は、本格的なドラムよりも簡素でスペースをあまりとらず、ヘッドホンで音を聞けるため周囲を気にすることなく練習ができます。
また、価格も5~10万円前後と手が出しやすいので、ドラムに興味がある人は挑戦してみても良いかもしれませんね。

ボーカル・声楽

もはや楽器は不要、自分の声で楽しむこともおすすめです。
お手軽ですぐに始められるボーカルや声楽は、教室も多くあるので音楽に触れたことがない人は、まずこのような歌から始めても良いかもしれませんね。

歌唱力を鍛えることは、発声練習にもなるので、大きな声を出すのが苦手な人にもおすすめできます。
歌は年齢問わず人気があり、教室などに通えば幅広い年齢層の人との交流もできるようになりますが、個人レッスンなどもありますので、歌が下手でもほかの人に聴かれることはありません。

練習の場にも困らず、歌の練習をしたいのであれば、カラオケがおすすめです。
カラオケであれば、一人でも行けますし、近年では一人カラオケ専門の店舗も出てきているので、思い切り歌いたい時には是非試してみてください。

その他おすすめ楽器

これまでに紹介した楽器以外にも初心者におすすめする楽器はあります。

サックス

ジャズなどでよく耳にするのがサックスです。
豪華な見た目で難しいと思われがちの楽器ではありますが、実は初心者でもできる簡単な管楽器となります。
フルートなどは、息を吹き込むときにコツがいりますが、サックスにはそういった技術が必要ありません。小学校の頃に使っていたリコーダーが吹ければ誰でもできるのです。
指使いもリコーダーに似ているということもあり、サックスは初心者におすすめの楽器といわれています。

ハーモニカ


小学校の頃にやったことがある人も多いと思われるハーモニカ。
こちらは小学校で経験したということもあり、趣味として始めようと思っているのであればおすすめの楽器です。

特におすすめと言えるのは、楽器自体が小さく、音も周囲に迷惑が掛からないような大きさなので、練習する場に困りません。

ただ、ハーモニカは穴が隣接していることもあり、演奏の際に単音が出づらいことや、吹いたときと吸った時の音を使い分けることが難しいため、音楽初心者は少し苦戦するかもしれません。

ですが、よくアーティストが吹いているのを見るとカッコイイな、と憧れたりするでしょう。
最初は苦労するかもしれませんが、自分でもあんな風にスマートに吹けたらという目標を胸に努力を重ねていきましょう。

最初は独学よりも教室がおすすめ

音楽初心者の場合、何から始めて良いのかもわからないことがあります。
そんなときに、基礎となる部分を教えてくれるのが音楽教室です。わからないことをすぐ誰かに聞ける環境は、初心者であればとても心強く思えます。

講師の方から直接教わることができる環境であれば、自分に合うペースで覚えられますし、楽器も教室にあるものを使わせてもらえます。
楽器がないけど今すぐには買えない……といった人でも、教室によっては無料レンタルできるところもあるので、安心して始められるのです。

また、個人レッスンではなく、複数人とのレッスンである場合もあります。
この場合は、個人レッスンと異なり、複数人とセッションができたりするので一人でやるのとは別の楽しみ方があります。ほかの人との演奏をすることで仲間意識が芽生え、コミュニケーションも取れるようになります。もしかしたら、新たな出会いに巡り合えるかもしれませんよ。

独学ならテキストやインターネットを活用

音楽教室に通うとなると、レッスン料がかかるので意外と大きな出費となります。
レッスンをするごとに払うのが厳しいと思う人や、レッスンに行く時間が取れない人の場合、独学という選択をされるかもしれません。

ですが、独学となると、何もかも自分で行わなくてはならないため、結構大変になります。そこで必要となるのが、市販で販売されている入門書インターネットの情報です。

市販のテキストは万人向けに書かれた内容となり、初心者が基礎を覚えるにはちょうど良い内容となります。
インターネットであれば、ブラウザで検索しても良いでしょう。ですが、動画配信で楽器の演奏の基礎やテクニックについて投稿している人もいるので、お気に入りの配信者さんを登録しておくのもわかりやすいのでおすすめです。

社会人だからこそ趣味を持つ


学生時代とは違い、時間や仕事に追われる毎日を送っているでしょう。
そして、自宅と会社を行き来するのみの生活……そんな生活を続けていくと、心に余裕ができなくなってしまいます。

趣味とは、楽しいという気持ちを作ってくれます。楽しめる趣味であれば何でも構いません。
ただ、音楽であれば、楽しい気持ちだけでなく、気持ちを上昇させたり、リラックスさせたりしてくれるので、ストレスも解消されていきます。

また、音楽は万国共通です。
外国の方がいる職場であれば、音楽を通して会話ができるきっかけにもなります。実際に何か楽器をしているのであれば、スタジオを借りてセッションしても良いコミュニケーションとなるでしょう。

忙しい日々を過ごす社会人だからこそ、趣味を持って心にゆとりを作っていくことが大切になるのです。

まとめ

ここで紹介したものは、あくまでもごく一部であり、他にもいろいろな楽器があります。自分に合った楽器を見つけ、長く続けていけるようにしましょう。

社会人で自由にできる時間を使い、音楽という趣味で日々の生活を楽しいものにしていきましょう。