派遣会社への登録手順を解説!面談・面接から就職までの流れや注意点とは

雇用形態には、正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなどさまざまな選択肢があります。そのため、自分にとってどの働き方が最適なのか迷っている人も多いかもしれません。

派遣の仕事に少しでも興味があるのなら、今すぐに働けなくても、とりあえず登録をしておくことをおすすめします。なぜなら派遣の仕事は、登録者のみに紹介されるシステムだからです。登録を済ませておかないと、好条件の求人をみすみす見逃してしまうかもしれません。

ここでは、派遣登録から就職までの流れや注意点、派遣をおすすめする5つの理由について解説します。 派遣で働くのが初めての方はぜひ参考にしてください。

すぐ働かなくても登録してOK

派遣の仕事は、登録者のみが紹介してもらえるシステムになっています。希望の仕事を見つけてから登録しようと考える人もいるかもしれませんが、条件の良い仕事は登録スタッフの中から決まるケースがほとんどです。
派遣で働くことに少しでも興味があれば、とりあえず登録してみることをおすすめします。

仕事を探している人の中には「派遣登録したら、すぐに働かなければならない」と思っている人も多くいます。しかし結論から言うと、今すぐに働けなくても問題はありません。
その場合はいつ頃から働けるかを派遣会社に伝えておくと、タイミングよく仕事が見つかる可能性があります。

派遣登録から就職までの流れ

派遣登録が初めての方であれば、何をすれば良いのか分からず不安に思う方が多くいます。
そこで、簡単に派遣登録から就職までの流れを見ていきましょう。

【登録から就職までのフロー】

派遣登録会への予約 登録会は、基本的に予約制となるため、派遣会社の登録会へ予約をしておく
派遣登録会 説明 働き方やルールなどを含めた仕事の流れについての説明
プロフィール登録 希望職種や条件などの個人情報の登録
スキルチェック 経歴に基づき、PC操作や基礎知識などのスキルをチェック
面談 派遣会社のコーディネーターとの1対1の面談
仕事の紹介 登録会後、希望に合う仕事をコーディネーターが探して紹介。条件が合えば、登録会当日に紹介することも
就職 派遣先の企業とマッチングすれば就職

就職までの最短期間とは?

仕事を探していると、「即日スタート」という言葉を目にしたことがありませんか?すぐに仕事が出来るというイメージが強いのですが、実は、即日とは一定期間内のことを差しています。

一般的に即日とされる期間は「10日以内」です。

そのため、即日と言っても1週間以上かかることもありますし、かと思えば、数日で決まることもあります。派遣先への連絡や検討などがあるので、最低でも3日から5日は見ておきましょう。

派遣登録から就職までの流れについては、こちらの「即日勤務はいつから?派遣登録~仕事開始までの期間やメリットなどを解説」でも解説されていますので、あわせてご覧ください。

派遣の登録会で行われること

派遣登録するためには、派遣会社の主催する登録会へ参加する必要があります。どの派遣会社の登録も無料で実施しています。なかには土日や平日の夕方以降に開催しているものもあるので、現在就業中の人や昼間が多忙な人でも参加しやすくなっています。

また、登録会は完全予約制のため、派遣会社のHPから予約するか、直接電話で申し込みましょう。
Web予約の場合、専用のフォームで、希望する日時と場所を選択し、氏名や年齢、性別、電話番号、メールアドレスなどのプロフィールを入力します。折り返し派遣会社からメールか電話で連絡がきて、予約完了となります。

登録時の持ち物

登録時に持参するものは、本人確認書類(保険証や運転免許証など)、履歴書、職務経歴書、印鑑、給料の振込口座がわかるもの(キャッシュカードや通帳)などです。
派遣会社によって若干異なりますので、予約時に確認しておいてください。

登録会でおすすめの服装

登録会に行くときの服装は、男女ともにスーツかオフィスカジュアルが無難です。特に、事務や受付業務などのオフィス系の仕事を希望する場合は、スーツで臨んだほうがよいでしょう。
ラフすぎる格好や清潔感に欠けただらしない服装は避けてください。

具体的にはどういった服装が良いのか、こちらの「派遣の顔合わせ、登録会にふさわしい服装は?やっぱりスーツを着るべき?」で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

仕事の流れについての説明

派遣会社から、派遣での働き方やルール、給料の受け取り方、福利厚生や社会保険についての説明があります。口頭での説明だけでなく、資料も配布されるのでしっかり目を通しておきましょう。わからないことがあれば、遠慮せず積極的に質問してください。

また、派遣会社によって細かい部分は異なりますが、だいたい所要時間は2〜3時間を見込んでおくといいでしょう。

プロフィール登録

専用の用紙に、希望の職種や業種、氏名や住所などの個人情報を記入します。派遣会社によっては、この作業を前もってWeb上で行えることがあります。事前に済ませておけば、当日の登録時間をぐっと短縮することができるでしょう。

スキルチェック

今までの経歴をもとに、スキルチェックが行われます。一般的には、基本的なパソコンスキルのテストです。タイピングの速さやワード、エクセル、パワーポイントなどのオフィスワークで必要なスキルをチェックしていきます。加えて、一般常識問題や計算問題、漢字テストを行う場合もあります。

このチェックはあくまでも個人の技量を測るために実施されるものであり、結果次第で合否を出すものではありません。リラックスして受けましょう。

派遣会社のコーディネーターとの面談

派遣会社のコーディネーターと1対1で面談します。面談では履歴書や職務経歴書だけではわからないことをヒアリングされます。仕事の希望や話しておきたいことがあれば、きちんと伝えましょう。タイミングが良ければ、面談中に仕事を紹介してもらえる場合もあります。

派遣登録の時に気を付けること

派遣会社のコーディネーターとの面談では、仕事スキルや経歴以外にも人柄も見られています。いくら仕事ができたとしても、人柄に問題があるとみられてしまえば仕事を紹介してもらえません。

では、派遣登録の際に気を付けるべき点は何かを解説していきます。

遅刻や無断欠席

社会人として基本的なことでもある遅刻や無断欠席はやらないでください。

担当者は、面談や登録会のために準備を行い、時間も確保してくれています。折角時間を割いていただいているのに、それを連絡もなしに遅刻や欠席をすると、その時間が無駄になってしまうのです。
ですが、早めに連絡をすることにより、担当者もそれ相応の対応ができるようになります。

何事も10分前行動を心がけ、余裕をもって行動ができるようにしておきましょう。
もし、交通機関のトラブルなどで遅刻しそうになったり、体調不良などによって欠席する場合は、担当者や派遣会社に一報入れてください。嘘を言わず、正直に遅刻や欠席の理由を話すことが重要になります。

失礼のない言葉遣いを意識する

言葉は、一度口にしてしまうと取り消すことが出来ません。
そのため、面接など人と対面する場面では特に気を付ける必要があるのです。目上の方や初対面の方にタメ口や乱暴な言葉を使ってしまうと、悪印象を与えてしまいます。

相手がどういった方であったとしても、敬語で話すことを意識しておきましょう。

さらに、笑顔で明るく話すことで、相手への印象が良くなり、コミュニケーションも円滑にいきます。

嘘をつかない

経歴や趣味などで、より良くアピールしようと嘘を言ってしまうことはしないでください。嘘だとばれたときに「この人は平気で嘘をつくんだ」という印象を与えてしまい、信用がなくなってしまいます。

自分を一番良く見せるのは、正直に話すことです。

たとえば、話している内容で分からないことがあったとしても、「不勉強なもので申し訳ございません。ぜひご教示ください。」などのように一言謝罪してから質問すると良いでしょう。相手への印象を悪くすることもなく、逆に知ろうとする姿勢が印象を良くします。

複数の派遣会社へ登録もおすすめの手段

結論から言うと、複数の派遣会社に登録しても一切問題はありません。むしろ、いくつかの派遣会社に登録することによって、より良い仕事を見つけられる可能性が高まります。

1つの派遣会社に絞ると他社と比較しようがありませんが、複数登録すれば自分と相性の良い派遣会社を選定することも可能です。登録は無料なので、2社以上に登録することをおすすめします。

しかし、あまりに多くの派遣会社に登録すると、管理が大変になって、ダブルブッキングなどの礼儀を欠く行動につながってしまうかもしれません。そうなると担当者との信頼関係を損なってしまうので、2〜3社にとどめておきましょう。

派遣登録をおすすめする5つの理由


派遣会社に登録して働くことには、さまざまなメリットがあります。

一度登録すれば、希望に合う仕事を紹介してもらえる

派遣は、職種や仕事内容、勤務時間や仕事場所など、自分に合う条件で仕事を選べるのが大きな魅力です。一度登録しておけば、派遣会社があなたの希望に合った仕事を紹介してくれます。
そのため、「自分のやりたい仕事がわからない」という人でも、経験豊富なコーディネーターがアドバイスしてくれるので安心して仕事を見つけられます。

契約社員やパートに比べて時給が高い

せっかく仕事をするのなら、少しでも時給の高い仕事をしたいのが本音のところです。厚生労働省が平成24年に実施した調査によれば、派遣社員の時給の全国平均は1,351円。正社員の1,921円より低いものの、契約社員1,198円、パート1,026円を上回る結果となっています。

スキルアップの研修を無料で受けられる

未経験者やブランクのある人は、仕事を始めることに不安を感じるものです。ほとんどの派遣会社では、登録時にスキルチェックを行います。今の自分の実力を客観的に把握する良い機会になるでしょう。
たとえ、苦手な分野があったとしても、スキルアップの研修を無料で受けられるので、自信を持って仕事をスタートできます。

非公開案件をチェックできる

非公開案件とは、企業側の都合などによって一般公開できない求人案件のことです。非公開案件の中には、一般公開すると多くの応募が見込まれる好条件の案件や、企業の極秘プロジェクトに関する求人情報なども存在します。
派遣会社によっては、非公開求人を豊富に保有しているところもあり、スタッフ登録することで、それらの案件をチェックすることができます。

仕事上の悩みや不安を相談できる

正社員やパート、アルバイトとして働いていると、仕事上の悩みや不安を相談できる相手がなかなか見つからないものです。派遣で働く場合、派遣先企業との間に派遣会社の担当者が入ってサポートしてくれるので、困ったときにはいつでも相談できます。また、就業中の悩みだけでなく、今後のキャリアプランについてもプロの目線でアドバイスを受けられるため、安心して働くには心強い環境です。

まとめ


派遣で働くことには、さまざまなメリットがあります。派遣の仕事は登録者のみに紹介されるシステムなので、今すぐ就業できなくても登録を事前に済ませておくことをおすすめします。

より良い仕事を見つけるためには、1社だけでなく複数の派遣会社に登録することも大切です。無理のない範囲で登録して、仕事探しに役立ててください。

参考サイト:
派遣労働をめぐる状況(PDF)|厚生労働省
バイトをするなら、メリットの多い派遣がおすすめ!|テンプスタッフ