エンジニア専門の転職支援サービス「ウィルオブテック」。
今回は「ウィルオブテック」でご支援をし、新たなキャリアをスタートした張(チョウ)さんに、転職を考えるようになった経緯から転職活動中に感じたことや、今後の目標についてお話しを伺いました。
TOPICS
不安だらけだった日本に来てから初めての転職活動
前職のお仕事内容について教えてください。
前職は、中国企業でITのエンジニアとプロジェクトリーダーとして働いていました。
海外事業を担当する部署に在籍していたため、業務で日本企業のプロジェクトにも参画することが多々あり、頻繁に主張で来日していました。
転職を考えたきっかけを教えてください。
夫が日本の企業に就職することが決まり、日本へ移住することを決めました。
自分自身も日本で仕事をしながら、夫と一緒に生活していきたいと思い、転職活動をスタートしました。
日本企業で働くことにおいて、どのようなイメージがありましたか?
日本企業は中国企業と比べて、PDCAや仕事の中の報連相など、ルールが多いイメージでした。
また、日常生活とビジネスの場では、言葉遣いなどのコミュニケーションスタイルが違うことも、中国にはあまりないので印象的でした。
だからこそ、私も社会人として誠実なマナーを学びたいと思っていたので、そこは日本企業で働くことで学べるメリットだと考えていました。
落ちてばかりの面接、担当アドバイザーの励ましから流れが変わった
日本での転職活動はどのようにスタートされましたか?
求人サイトや転職エージェントを通じてエントリーを開始しました。
10社くらい同時にエントリーしたので、面接や面接準備など、毎日スケジュール調整で忙しい日々でした。
エントリーした企業のうち、半分ほど書類選考が通った企業があったのですが、ほとんど1回目の面接で落ちてしまい、思うように転職活動が進まず、選択肢を広げるためにウィルオブテックへ登録しました。
転職活動をする際に、大切にしていたポイントを教えてください。
前職がIT職だったので、今後の仕事においても、プロジェクトマネージャーやエンジニアとして、セールスシステムなどを扱うIT業界に携わりたいと考えていました。
これまではセールスシステム関連のプロジェクトに関わることが多かったので、在庫管理や受注管理などの業務を通じてスキルアップしていけたらいいなと考えていました。
最終的に、現在の勤務先に転職を決断した決め手はどこでしたか?
現在の勤務先は、日本の品質保証テストの分野においてトップの企業だと思っています。
標準的なテストの手法を学ぶことで、品質エンジニアとして総合的にスキルアップできると考えました。
また、前職のプロジェクトでもSITやUATのテスト設計やユーザートレーニングに携わってきたので、その部分でもスキルアップできる環境があると考えました。
転職活動を進める中で、悩んだことや苦労したことを教えてください。
一番大変だったことは、連続で何社も面接を受けるものの、お見送りが続いたことがショックでしたね。
すごく落ち込んで、IT技術職を諦めて、事務職に変えようとも考えていました。
そんな時にウィルオブテック担当アドバイザーの羅さんが
「そんなに簡単に諦めたら、これまでの努力が台無しになってしまいませんか?
面接の中で自分らしさをありのままアピールできたら、張さんの能力と魅力に惹かれる企業様が必ずあると思うので、最後まで一緒にがんばりましょう!」
とたくさん励ましてもらったことで、モチベーションを取り戻すことができました。
その後、ウィルオブテックを通して選考を受け、何度も面接の練習にお付き合いいただき、現在の就業先への内定を獲得することができました。
面接対策のアドバイスを信じて挑んだ結果、内定の通知を受けとったときは、とても感動しました!
内定をもらえたことで、自分の努力が報われて、面接練習に付き合っていただいた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
転職活動で得たのは”自信”と”期待”
我々ウィルオブテックのご支援でお役に立てたことがあれば教えてください。
面接の準備や書類を作るのに苦労したのですが、かなり手厚くサポートしてくださりました。
日本企業の面接では、質問内容に企業の特徴や傾向があるため、 選考を受ける企業ごとに、面接対策で具体的なアドバイスをくださり、しっかり事前準備をしてから面接に挑むことができました。
また、結果のフィードバックのスピードが速く、とても効率が良いと感じました。
例えば、エントリーしてから翌日、遅くても3日以内に書類選考の結果を確認してくださり、 面接後の結果も、1週間以内には必ずフィードバックをいただくことができました。
他のエージェントさんはメールのみで結果を伝えられることが多かったのですが、 ウィルオブテックのアドバイザーさんは必ず口頭で、どこが面接した企業様の要求に合致しなかったのかを明確に理由を説明してくれたので、自分が至らなかった点もしっかり把握できてよかったです。
何度も面接練習を重ねたからこそ得られた対策法
これから初めて日系企業への転職を検討されているエンジニアさんへ、転職活動のアドバイスやメッセージがあればお願い致します。
私は何度も面接でうまくいかなかった経験をしました。
「ウィルオブテック」と出会って面接で自身をアピールできるようになり気づいたことがあるので、お伝えできればと思います。
面接の事前準備がとても重要
特に日系企業は面接で聞かれる質問には傾向があるので、事前準備をしっかりとしておいたほうがいいと思います。
例えば、面接の最後に面接官から「何か質問ありますか」と聞かれることが多いので、事前に質問を用意しておくなどですね。
私の場合は、「今回の求人・ポジションにおいて、今までの職歴を見て不足点やスキルアップしてほしい点ありますか?」と必ず質問していました。
そうすると、自分が不足している点を面接官から教えていただけるので、自分にとって有意義な助言をキャッチすることができたという意味でもおすすめです。
実績を伝える際は、これまでの実績は数字を用いてリアルを伝える
面接でこれまでのプロジェクト実績をアピールする際は、実際の数字を伝えたほうがいいという点です。
例えば、これまで100件の問い合わせが来ていたのに対し、自身がかかわったプロジェクトの効果で50件まで減らすことができた。
その結果、○○時間の工数を減らすことができたという風に具体的な数字で表すことで説得力が増すと思います。
語学力だけでなく、コミュニケーション能力をアピールする
日系企業で重要視される1つにチームワーク精神があると思っています。自分が周りとどのような関係づくりをしてきたかを伝えることは、いいアピールにつながるのではと思います。
もし管理職を経験されていた場合は、部下とどのようにコミュニケーションをとって、仕事やプライベートでフォローしていたかなどをアピールできれば強いです。
資格や成果物は積極的に提出する
外国籍のエンジニアの転職では、日本語でのコミュニケーションスキル以外に、ITパスポートや基本情報技術者、簿記など国内外の資格を取っていれば、厳しい転職市場において、自身のアドバンテージにできると思います。
仮に資格がなくても、面接の際に資格取得の目標をお伝えできれば、成長意欲をアピールすることで面接官にいい印象が残ると思います。
国籍は関係ない。自身の経験を生かして会社に貢献したい
この先どのようなエンジニアを目指していらっしゃるのか、目標を教えてください。
私は将来、シニアプロジェクトマネージャーを目指していきたいと思っています。
中国での自分の今までの経験や業務知識、総合的なスキルを積み重ねていって、日本でも部下や新人の育成をして会社に貢献していきたいです。
また自分自身もスキルアップして、シニアプロジェクトマネージャーになれるよう頑張ります。
転職活動に不安をお持ちなら、個別相談をしてみませんか?
転職はしたいと思うものの不安がある方は、まずはお気軽にご相談ください。
ウィルオブテックのキャリアアドバイザーが一対一で、これからのあなたのキャリアを一緒に考えます。