20代ITエンジニアの転職事情は?転職を成功させるコツを徹底解説

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この記事でわかること

  • 20代のITエンジニアの転職事情
  • 20代のITエンジニアが転職を成功させるコツ
  • 20代のITエンジニア転職に関するよくある質問
編集者プロフィール
ウィルオブテック事業部
坂田 雄平

過去に8年ほど、受託企業でITエンジニアの経験あり。長年培ってきたエンジニア経験をもとに、求職者さまに寄り添ったキャリア支援を得意としている。

IT業界ではニーズの多様化により、日々新たなスキルや技術が登場しています。そのため、20代のうちからスキルアップや年収改善を目指して転職を考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、20代でITエンジニアとして転職するために気をつけたいポイントや転職成功のコツを詳しく解説します。

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20代ITエンジニアの転職事情

ITエンジニアの転職市場は、ここ数年深刻な人手不足が続いています。求人数も多いため、20代のITエンジニアで転職を考えているなら、ぜひ挑戦してみてください。

特に、第二新卒をはじめとした20代の若手世代であれば、企業はポテンシャルを重視する傾向にあります。ポテンシャルとは、今後の成長性に期待し、積極性や熱意などの人柄を重視する採用方法のことです。

たとえエンジニアの経験値が浅くても、これまでの人生でどのように困難に立ち向かってきたか、ITエンジニアとして成長していく可能性があるのかなどを評価されます。

また、若いITエンジニアはそれだけで、ベテラン層よりも新しい技術の吸収力が高いと評価される場合もあります。そのため、経験が少なかったり未経験であったりしても、比較的多くの求人から希望の転職先を見つけやすいでしょう。

ちなみに、2022年にウィルオブテックが独自に実施した「若手ITエンジニアの転職に関する意識調査」では、若手ITエンジニアの転職成功率は87.3%にのぼることが分かりました。転職によって年収が大幅にアップしたケースも少なくありません。

※参照元:ウィルオブテック 若手ITエンジニアの転職に関する意識調査

20代のITエンジニア転職で失敗しないための注意点

20代のITエンジニア転職は、求人案件の多さやポテンシャル採用の導入から、未経験やスキルが高くなくても挑戦しやすいです。しかしなかには、転職後に「こんなはずではなかった」と後悔してしまうケースもあります。

選考通過のためだけでなく、転職後も思い描いていたキャリアパスを描いて成長していくためにも、以下の項目は事前に注意しておきましょう。

自分の技術力を正確に把握しておく

自分のスキルレベルを客観的に評価し把握しておくことは、転職後のミスマッチを防ぐために重要です。

ITエンジニアが転職を考える主なタイミングとして「現職での待遇がスキルレベルに見合っていないと感じたとき」があげられます。しかし、自分が高いレベルにいると感じるのは現在の職場内だけかもしれません

IT業界全体において、自分がどの程度の立ち位置にいるのかを冷静に判断することが大切です。自分のスキルレベルがよく分からない場合は、社外のエンジニアやIT業界に特化した転職エージェントを利用するのもおすすめです。

もし希望の企業が求めているスキルが身についていないのであれば、エンジニアスクールや独学などで事前にスキルを習得しておきましょう。

「未経験者歓迎」には理由があることも

ITエンジニアの経験が浅い場合、自分のスキルや経験への自信のなさから「未経験者歓迎」という企業のなかから転職先を探しがちです。しかし、「未経験者歓迎」を全面的に押し出している企業には、気をつけましょう。

例えば、常に求人を出している企業には注意が必要です。なぜなら、「昇給がない」「残業が多すぎる」などの理由から退職者が多く、とにかく人を集める目的で求人を募集している可能性があるからです。

また、入社後の膨大な研修についていけなくなり、結局は退職してしまったというケースや、簡単な業務ばかり任されてやりがいを感じられない場合もあります。

もちろん「未経験者歓迎」をうたっている全ての企業に問題があるわけではありませんが、離職率や求人票に書かれている業務内容、給与体系などは細かく確認し、気になる部分は面接時に質問するようにしましょう。

20代後半になると未経験での転職が難しい

ITエンジニアの転職は求人数が多いものの、20代後半になると希望の企業に挑戦できるチャンスが減る可能性があります。というのも、20代後半以降におけるITエンジニアの転職では、ポテンシャルよりも経験やスキルを求める企業が増える傾向にあるからです。

企業はポテンシャルよりも即戦力としての人材を求めるようになるため、ある程度の実績や専門的なスキルを持った人の方が有利になります。

特に初めての転職では、つい動き出すのを躊躇してしまいがちです。しかし、「本当に自分にできるのだろうか」「もう少し経験を積んでから転職するべきだろうか」などと迷っていると、転職する時機を逃しかねません。

特に経験の浅い人や未経験者でITエンジニア転職を考えているのであれば、早めの転職活動をおすすめします。

20代のITエンジニア転職を成功させるコツ

続いて、選考をスムーズに通過し希望通りの働き方を叶えるために押さえておきたいいくつかのコツを紹介します。

転職の目的と自分のキャリアプランをはっきりさせる

転職活動を進めるにあたり、「なぜ今転職したいのか」「転職後や将来的にどのようなキャリアを築きたいのか」については明確にしておきましょう。

例えば現職の業務や待遇に不満を持つ場合、感情的になるあまり、自分に合った転職先を冷静に見極められないこともあります。また、周囲の転職成功を羨んでなんとなく始めた結果、内定がもらえそうな企業から安易に転職先を決めてしまうかもしれません。

しかしITエンジニアの業務は多岐にわたるため、転職先の企業や任される業務領域によって職場環境や身につくスキルが大きく異なります。目的やキャリアプランを曖昧にしたまま転職してしまうと、「思っていたのと違う」とミスマッチが起き、短期離職を繰り返してしまう恐れもあります。

20代の早いうちから、ひとつの分野の専門性を高めたいのか、幅広い分野に精通したいのか、あるいは将来的に管理職を目指したいのかフリーランスになりたいのかなどの方向性を決めておくべきです。

また目的やキャリアプランが明確になっていないと、そもそも面接官に志望動機や熱意を印象づけられず、転職失敗にもつながりかねないので注意しましょう。

▼エンジニアのキャリアパスについて
こちらの「エンジニアのキャリアパスを徹底解説!種類や具体例設計方法を紹介」で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

業績や企業風土など企業の情報をしっかり収集する

転職先を探す際には、給与や担当業務だけでなく企業の業績や風土などもしっかりと調べておきましょう。

転職活動中は、「新しい業務に挑戦したい」「もっと稼ぎたい」という気持ちが先走り、転職先の企業自体についてあまり目が向かないかもしれません。

しかし、厚生労働省が行った「令和3年雇用動向調査」によると、令和3年の1年間に転職者が前職を辞めた理由として「職場の人間関係が好ましくなかった」「会社の将来が不安だった」こともあげられています。

こうしたミスマッチを未然に防ぐためにも、企業の経営状態や職場環境なども事前にリサーチしておくことが重要です。具体的には転職サイトや企業のHPだけでなく、業界誌やSNSなどの口コミ、OB訪問や職場見学などで幅広く情報を集めましょう。

また、企業がポテンシャル採用を行う場合、これまでの経験や人柄が自社の求める人物像にマッチしているかどうか慎重に見極めている点にも注意が必要です。

もし企業研究が曖昧なまま面接に臨むと、採用側に「自社にマッチしないのでは?」と疑問を持たれてしまいます。事業内容や主力商品、転職後に任される業務を実務レベルで理解し、自分が企業の求める人材だとアピールすることも大切です。

※参照元:厚生労働省「令和3年雇用動向調査結果の概況

20代の転職に強い転職エージェントを利用する

転職活動は自力で行うことも可能ですが、よりスムーズに進めるには20代の転職に強い転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントとは、求職者と企業間のミスマッチをなくすために転職サポートを提供するサービスです。特に初めての転職では、何から手をつけてよいか分からないという人も多くいます。

こんなとき転職エージェントに登録すると、業界や企業の情報に精通した担当アドバイザーが二人三脚で転職成功まで伴走してくれます。

転職エージェントで利用できる主なサービスは、以下の通りです。

  • キャリア相談
  • 非公開求人の紹介
  • 企業情報の提供
  • 選考対策
  • 事務手続きの代行
  • 入社後のフォロー、年収交渉など

非公開求人とは、一般的な転職サイトには公開されていない求人です。企業のなかには、好待遇の求人への応募殺到を避けるために、あえて非公開にしているところもあります。希少性が高く、魅力的な企業に出会える可能性が高いのも、転職エージェントを利用するメリットです。

また、在職しながら転職活動を行う人にとっても、転職エージェントは心強い味方です。面接の日程調整や年収交渉などを代行してくれるため、空いた時間で面接対策を入念に行うといった効率的な転職活動がかないます。

【FAQ】20代エンジニアの転職に関するよくある質問

20代エンジニアの転職に関するよくある質問

未経験でもITエンジニアに転職は可能ですか?

未経験でもITエンジニアに転職は可能です。ただし、何もしなくても転職できるというわけではありません。

独学で勉強したり、エンジニアスクールを利用したりして、転職時だけでなく入社後も自ら積極的に学ぶ姿勢をアピールしましょう。

20代エンジニアの主な転職理由は何ですか?

20代エンジニアの主な転職理には、「キャリアアップしたい」「挑戦したい業務がある」「ワークライフバランスを整えたい」などがあげられます。

もちろん、20代エンジニアには上記以外にさまざまな転職理由があります。改めて、「なぜ転職したいのか」じっくり考えてみるとよいでしょう。

20代ITエンジニアの年収はどれくらいですか?

20代ITエンジニアの平均年収は、およそ395万円です。

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」から、「システムコンサルタント・設計者」「ソフトウェア作成者」「その他の情報処理・通信技術者」の「きまって支給する現金給与額」と「年間賞与その他特別給与額」を参考にして、独自に算出しました。

※参考元:賃金構造基本統計調査 / 令和4年賃金構造基本統計調査(順次掲載予定) 一般労働者 職種

▼エンジニアの年収について
こちらの「エンジニアの年収を職種・年齢別で紹介! 年収を上げる方法とは?」でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

まとめ

20代がITエンジニアへの転職を希望する場合、求人数の多さやポテンシャル採用などの理由から、若ければ若いほど有利になる傾向にあります。

ただし転職活動を始めるにあたって、自己分析や企業研究をしたり、必要な資格を取得したりと十分な準備が必要なのも事実です。

転職活動に悩んだり迷ったりしたときは、転職エージェントの利用をおすすめします。専門アドバイザーのサポートが、転職成功への近道となるはずです。

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