現代では、正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなど、さまざまな雇用形態があります。
そんな中、従業員がある日いきなり仕事にこなくなり、連絡がとれずそのまま退職…という、いわゆる「バックレ」が一番多いのが、実は派遣社員なのです。
今回は派遣社員のバックレや、それにより起こりうることをお伝えします。
- ウィルオブなら仕事に悩んでバックレてしまう前に相談できます!
- 派遣社員でも、仕事が合わなかったり人間関係がうまくいかないなど、人によって大小関係なく悩みはあります。そんな悩みを打ち明けられずにバックレてしまう方もいるのです。
ウィルオブでは、就業後のサポート体制が整っているので、仕事中の悩みや不安があればすぐに相談ができます。バックレてしまう前に、一度担当者に相談をして少しでも働きやすい環境を一緒に作ってみませんか?
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目次
バックレるってどういう意味?
みなさんは「バックレる」という言葉を聞いたり使ったりしたことがありますか? バックレるとは、「しらばっくれる」から生じた俗語です。
しらばっくれるとは、
- 知っているのに知らないふりをする
- 大切な用事から逃げ出す
- サボる
などの意味を持ちます。
今回お伝えするバックレの意味は「仕事を無断で欠勤して、その後も連絡を無視して辞める」という意味で使われています。
なぜ仕事をバックレてしまうの?バックレてしまう原因はなに?
バックレる人はどのような理由でバックレるのでしょうか?
様々な理由がありますが、ここでは一般的に多い理由をお伝えします。
仕事が合わない(できない)
新しいことにチャレンジしたくて始めたものの、自分には合わなかった、できなかったということが理由で、バックレてしまうということもあります。
思っていた業務内容ではなかった
やりたい仕事が明確に決まっている人に多いのがこの理由です。
募集要項に書いていた業務内容と違うことをさせられる、自分がやりたかった業務があまりできないなど、現実とのギャップを感じてバックレてしまいます。
新しい仕事が見つかった
今より条件がいい仕事がみつかった、そもそも今の仕事(派遣)は転職までのつなぎのつもりだった、という理由でバックレてしまう人もいます。
派遣社員はあらかじめ契約期間が決まっているため、転職活動をしながら一時的に派遣社員として働くという人も多いのです。
寝坊して行きにくくなった
意外と多いのが、たった一度の寝坊が原因でバックレてしまう人です。
特に仕事に不満はなかったのにも関わらず、寝坊してしまい、どんな顔をして出勤すればいいのか分からないためそのまま会社に来なくなってしまう……という人もいます。
バックレたあと起こりうることは何?
あってはならないことですが、万が一バックレてしまったら、その後どのようなことになるのでしょうか?
バックレた人に起こりうることや、その後気になるであろうことをお伝えします。
派遣会社からたくさん連絡がくる
無断欠勤をしているわけですから、派遣先から派遣会社に連絡があります。
その時点では、バックレなのか、事故などに巻き込まれてしまったのか分かりません。
なので、安否確認をかねて派遣会社から連絡がきます。
あまりにも連絡が取れない場合は、緊急連絡先などに連絡がいくこともあります。
今後仕事を紹介してもらえなくなる
当たり前のことですが、バックレてしまうと、今後同じ派遣会社から仕事を紹介してもらうことは難しいでしょう。
理由もなく仕事に穴をあけ、派遣会社の信用を傷つけただけではなく、派遣先の人に迷惑をかけることになるからです。
もし今後も同じ派遣会社で働きたいのであれば、絶対にバックレはやめましょう。
バックレると派遣会社に訴えられる?
結論からいうと、滅多なことがない限り派遣会社から訴えられることはありません。
しかし、訴えられないとはいえ、いち社会人としてバックレるのはやめましょう。
バックレた場合、働いた分の給料はどうなる?
例えバックレたとしても、働いたという事実はなくならないので派遣会社は給料を支払う義務が発生します。
そこから保険料や必要に応じて必要な経費などが引かれることもあるので、全額ではないこともあります。
バックレると派遣会社はどうなる?
派遣スタッフが1人バックレてしまうだけで、派遣会社も様々な対応が必要になります。
派遣会社がどうなるのか、またバックレが発生したことでしなければならない対応をお伝えします。
安否確認をしなければならない
先ほどもお伝えしたように、事故や急病などバックレ以外で出勤していない可能性もあります。
バックレだと思っていて何もアクションを起こさなかったが、実は家で倒れていた場合命に関わってきますよね。
明らかにバックレだと分かっていても、万が一の事態の為に派遣会社は派遣社員の安否を確認する必要があります。
派遣先からの信用を失ってしまう
バックレが起きた場合、バックレた人が信用を失うだけでは済みません。
その人を紹介して派遣した派遣会社も、信用を失うのです。
場合によっては、派遣先から契約打ち切りを言い渡され、同じ派遣会社から派遣されていた人まで仕事を失ってしまうこともあります。
新しい人材を見つけなければならない
いきなり1人分の穴があいたわけですから、派遣会社は新たな人材を確保する必要があります。
新しく派遣された人も引き継ぎのない状態で業務を開始するので、とても大変だということは想像できますね。
セキュリティパスや健康保険証の回収をしなければならない
派遣先によっては、オフィスに入る際にセキュリティパスが必要な会社もあります。
極端な例えになりますが、セキュリティパスさえあればオフィスに忍び込むことも可能になってしまうため、悪用を防ぐために回収しなければなりません。
健康保険証も、同様の理由から回収する必要があります。
セキュリティパスが回収できない場合は無効にするための手続きが必要になり、更に費用が発生することもあります。
どうしたらバックレずに辞められるの?
どうしても今の派遣先での勤務の継続が難しいということもあるでしょう。
限界が来てしまう前にどうにかしたい……というときにするべきことをご紹介します。
まずは担当者に相談してみよう
これは基本中の基本ですが、派遣会社の担当者に現状を伝えましょう。
派遣会社もできるだけ退職せずに長く働いてもらいたいという思いがあります。
相談して、職場で困っていることが解決して働きやすくなったということもあります。
1人で抱え込まず、まずは派遣会社の担当者にご相談ください。
円満に仕事を辞めるか、別の派遣先を紹介してもらう
どうしても現在の派遣先で働き続けることが無理だと感じた場合は、その旨を伝えて退職日などの相談をしましょう。
きちんと派遣会社の担当者に相談することで、今後どのような派遣先なら少しでも快適に働くことができるか、自分に合う派遣先についても配慮もらえるかもしれません。
まとめ
社会人として当たり前のことではありますが、たとえどんなに合わない派遣先だとしても、バックレずにきちんと手続きをふんで退職しましょう。
どうしても今の派遣先での勤務を継続することが難しいと感じた場合は、一人で判断せずに、派遣会社の担当者に相談しましょう。
対応は派遣会社によって異なるので一概にはいえませんが、相談することで派遣先の環境が改善されたり、派遣先は変わらず別業務の部署に配置してもらえたりすることもあります。
派遣先の担当者は、派遣社員の人たちが快適に長く働くことができるように改善策をたててくれるのです。
たとえ、普段楽しくいきいきと仕事をしている人でも「バックレたいな」と思うことはあります。
バックレることで一時的にいやなことから解放され、気持ちが楽になるかもしれません。
しかしバックレても一時的に辛い気持ちが楽になるだけで、根本的な解決は何一つされていません。
バックレることはせず、まずは派遣会社の担当者や周りの人に相談することからはじめてみましょう。
- バックレる前に相談できる派遣会社はウィルオブ!
- 仕事をバックレてしまうと、派遣社員だけでなく派遣会社や派遣先の職場にも大きく影響してしまいます。バックレてしまう前に派遣会社に相談をすることで、現状を改善する方法が見えてくることもあります。
人材派遣会社ウィルオブでは、就業後もサポートを行っているので、相談したいときに担当者に連絡をすることができます。そのため、就業後も安心して仕事に専念することができますよ。
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