【令和3年度最新版】介護福祉士国家試験の合格率や対策は?

介護の資格の中で唯一の国家資格で、介護職のキャリアパスとして欠かせない介護福祉士国家資格。

近年の介護報酬改定においても介護福祉士の人数に応じた加算が拡充するなど、介護福祉士に対する需要はますます高まっているので、給与・待遇の向上はもちろん、転職の際にも有利になります。

令和3年度の国家試験を受験予定の方は、スケジュールや試験概要、試験科目などをしっかり確認して合格に向け準備していきましょう。

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第34回(令和3年度) 介護福祉士国家試験の概要

◆筆記試験 2022年1月30日(日)

  • 午前10時00分~11時50分
  • 午後13時45分~15時35分

※障害のある方やEPA介護福祉士候補者、その他の外国人の方で希望した受験者は上記時間と異なります。

◆実技試験 2022年3月6日(日)

筆記試験合格者には、別途通知されます。

第29回より実務者研修の修了が必須となったことにより、実務経験ルートで受験する場合は実技試験が免除されます。

福祉系高校ルートまたはEPAルートで実務者研修、または介護技術講習を修了していない方は実技試験の受験が必要です。
 
◆合格発表 2022年3月25日(金)

試験科目や形式、合格基準は?

筆記試験の出題形式は五肢択一を基本とした多肢選択形式(マークシート)で、出題数は125問、総試験時間数は220分です。

合格水準は、毎年総得点の60%程度を基準に、その年の試験問題の難易度によって補正されます。

また、下記4領域11科目群のすべてで得点することが条件です。

    「出題領域ごとの出題数」

  • 人間と社会:12問(人間の尊厳と自立、人間関係とコミュニケーション、社会の理解)
  • 介護:52問(介護の基本、コミュニケーション技術、生活支援技術、介護過程)
  • こころとからだのしくみ:40問(発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、こころとからだのしくみ)
  • 医療的ケア:5問
  • 総合問題:12問

総合問題は、上記4領域(人間と社会、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケア)の知識・技術を横断的に問う問題が事例形式で出題されます。

参考までに、前回(第33回)の総合問題の1部を紹介します。

〔事 例〕
Jさん(83歳,女性)は一人暮らしである。人と付き合うのが苦手で,近所付き合いもあまりなく,一人で静かに生活していた。
80歳を過ぎた頃から右膝に痛みが出て,変形性膝関節症(knee osteoarthritis)と診断されたが,近くのスーパーへの買物や,近所の散歩には出かけていた。
1か月ほど前から膝の痛みが悪化し,散歩にも行かなくなった。食事量が減って痩せてきてしまい,一日中,座ってテレビを見て過ごしている。

問題114 現在のJさんに心配される病態として,最も適切なもの1つ選びなさい。
1 フレイル(frailty)
2 不定愁訴
3 寛解
4 不穏
5 せん妄(delirium)

問題115 Jさんは,食事量は回復したが,膝に痛みがあり,家の中ではつかまり歩きをしていた。要介護認定を受けたところ要支援2と判定され,家の近くの第一号通所事業(通所型サービス)を利用することになった。
通所初日,車で迎えに行くと,Jさんは,「心配だからやっぱり行くのはやめようかしら」と介護福祉職に言い,玄関の前からなかなか動かなかった。
このときの介護福祉職の言葉かけとして,最も適切なもの1つ選びなさい。
1 「急ぎましょう。すぐに車に乗ってください」
2 「心配なようですから,お休みにしましょう」
3 「歩けないようでしたら,車いすを用意しましょうか」
4 「初めてだから心配ですね。私もそばにいるので一緒に行きませんか」
5 「Jさんが行かないと,皆さん困ってしまいますよ」

※引用元:第33回(令和2年度)介護福祉士国家試験 筆記試験問題「総合問題」

よりくわしい内容は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターのホームページに記載されているので、あわせてご覧ください。

【掲載先】

合格人数、合格率は?

近年の受験人数、合格人数、合格率は以下の通りです。

区分第30回第31回第32回第33回
受験者数92,654人94,610人84,032人84,483人
合格者数65,574人69,736人58,745人59,975人
合格率70.8%73.7%69.9%71.0%

【参照】

第29回(2016年度)から受験資格に実務者研修の修了が義務付けられて以降、合格率は70%付近で推移しています。

都道府県別では大阪府5,305人、東京都4,864人、神奈川県4,278人、埼玉県3,315人、兵庫県3,202人、愛知県3,136人の6都府県で3,000人を超えており、2021年7月末時点の介護福祉士登録者数は1,812,427人となりました。

また、EPA(経済連携協定)介護福祉士候補者など外国人受験者も年々増加し前回(第33回)の外国人受験者は953人、合格者は440人と過去最多となりました。

試験時間が長いだけでなく、試験問題の漢字には全てふりがなが付けられ、わかりやすい日本語で出題されるといった工夫もされるようになり、外国人受験者の合格率は近年上昇しています。

EPA以外にも技能実習や特定技能といった外国人介護職員も増加していることからも、これから外国人介護福祉士も多く誕生していくでしょう。

合格に向けた5つの試験対策

自分に合った学習計画を立てよう

介護職として働きながら介護福祉士合格を目指す方は、仕事や家事と試験勉強を両立させる必要がありますが、最初から頑張りすぎて体調を崩してしまっては元も子もありません。

たとえば、夜勤明けにそのまま机について勉強しても集中力が続かないのは当然です。

「日勤なら夕食後の1時間」「遅番の日は出勤前に1時間」「休日は45分勉強したら15分休憩を〇セット」といったように、自分に合った学習スケジュールを決めて取り組むようにしましょう。

教材や問題集選びに気をつけよう

書店やネットでたくさんの試験対策教材、問題集がありますが、「的中率〇%と書いてあるから」や「人に薦められた」という理由だけでなく、中身にも少なくとも何ページか目を通して「自分にとってわかりやすいかどうか?」「気軽に手に取ろうと思うか?」も大切です。

文字の大きさや色遣いなども個人によって好み、相性があるのでぜひ相棒を選ぶつもりで教材を決めましょう。

とにかく反復学習が重要

人間の脳に情報が定着するには反復してインプットすることが欠かせません。

直近3年間の過去問はもちろん、テキストの練習問題やドリルで間違えた問題は必ずチェックしておいて、繰り返し読み直し、解きなおしをしましょう。

試験勉強を進めていくうちに得意科目と苦手科目が自分でわかってくると思います。

そして、介護福祉士国家試験では総得点がどんなに高くても全科目で1点以上得点しなければ合格にはならないので、試験が近づいてきたら苦手科目を重点的に学習しましょう。

スキマ時間やながら時間を有効に使おう

通勤時間にYouTube動画を視聴したり、自分でテキストを音読した録音を聞きながら家事をするなど、ちょっとした時間を活用するのも効果的です。

ただ、脳を休ませる時間、気分をリフレッシュする時間も大切なので「気分が滅入らない範囲」で上手に付き合いましょう。

対策講座を受講するのも手

「1%でも合格率を高めたい」「独学では効率よく勉強する自信がない」「モチベーションが維持できるか不安」という方は、介護資格スクールの国家試験対策講座を利用する手もあります。

講師による講義のなかでポイント解説や出題傾向の情報のほか、模擬試験の受験や質問もできるので効率的・計画的に試験対策に取り組めるのがメリットです。

仕事や家事と両立しながらの試験勉強は大変だと思いますが、介護福祉士はこれからますます必要とされる時代です。

自分に合った学習スタイルで試験合格を目指してがんばりましょう。

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  • 模擬試験の判定結果から直前対策も立てやすい
  • 講義はアーカイブ配信するので「仕事の都合で受講できない日」や「急な用事で途中までしか受講できない」日があっても安心
  • 試験本番前日まで講師へメール、電話での質問ができるので最後の追い込みにも役立つ

介護福祉士を目指したい方は、ぜひご検討ください。

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