保育士はこの仕事が好きでやりがいがあると感じている方も多く、人気があります。
さまざまな年齢の方が働いていますが、ずっとこのまま続けられるのか不安に思っている方もいます。
この記事では、保育士の定年・年齢制限についてや、長く続けられるのか不安な理由についてくわしく解説します。
長く働くためのポイントも紹介しますので、保育士で働いてみたい方は参考にしてみてください。
- 派遣保育士で働くなら保育業界に力を入れている派遣会社がおすすめ!
- 人材派遣の業務を行っているウィルオブは、保育士に特化していますので、未経験や経験が浅い場合も専任コンサルタントがサポートします。
仕事探しから就業後のフォローだけでなく、研修や資格取得など手厚いサポート体制があるので派遣が初めての方も安心して働けます。気になる方は相談だけでもOKなので、お気軽にお問い合わせください。 >>相談・登録はこちら
目次
保育士の定年事情
定年年齢は、公立は60歳、私立は保育園によって60~65歳でした。
公立は定年年齢の引き上げが始まっていて、国家公務員は2025年に65歳になる予定です。
地方公務員は、総務省の「地方公務員法の一部を改正する法律について」によると、2023年から段階的に1年ずつ上がり最終的には65歳定年になります。
定年後は、定年前再任用短時間勤務制を適用して働くことができます。
私立は60歳定年が多いですが、65歳定年で70歳まで再雇用で勤務できるところも増えてきました。
そのため公立・私立ともに、60歳以上になっても現役で働けるようになっています。
保育士の年齢制限
保育士の資格に年齢制限はないので、何歳でも働くことが可能です。
ただ、公立保育園は公務員試験を受験できる年齢制限があるので注意が必要です。
気になる公立保育園がある場合は、その保育園の自治体に事前に確認してみましょう。
長く続けるのが不安な理由
保育士が好きでずっと続けたいと思っていても、実際にできるのか不安になる方もいます。
不安な理由としては次のものがあります。
※参照:厚生労働省「令和4年版 厚生労働白書-社会保障を支える人材の確保-」
こういった状況だと、自分の希望とあわないため辞めてしまうのも無理はありません。
長く働くためのポイント
保育士は資格職で、ずっと働くことができる仕事です。
無理なく続けるために自分にあうポイントを取り入れてみましょう。
自分にあった職場を見つける
勤務条件は長く働くためには、大切になるので勤務時間や職場環境・給与・福利厚生などをしっかり確認しましょう。
また、保育園によって、教育方針や保育理念は違うため、自分の考え方とあわないと長く続かないことがあります。
自分に必要なのは何か、あう条件は何か考えて選ぶと長く続けやすくなります。
体調管理をする
20代までは無理をしても大丈夫だったのに30代・40代になると体力が落ちて、通常業務でも体を痛めたりします。
お気に入りのスーパー銭湯や温泉に行く、一日ゆっくり休む日をつくる、体力をつけるなど
自分にあうものを見つけて定期的に実行している方も多いです。
保育士は、体力勝負の面もあるので体調管理をこまめにおこない不調があれば早めに改善しましょう。
ライフプランを考えておく
長く働いていると、結婚や、自分や配偶者の出産・家族の介護が必要になった・引越しをするなど環境が変わって今までのように働けなくなることがでてきます。
なにか変化があってから対応するのは大変なので、事前にシミュレーションをしておくと慌てずにすみます。
キャリアアップのために、園長や主任保育士といった役職を目指したり、医療保育専門士・運動保育士の資格を取ったりするのも良い方法です。
ライフスタイルに合わせた働き方にする
環境の変化や体力の衰えを感じたときは、働き方を変える方法もあります。
派遣・パート・アルバイトであれば、固定シフトにする、週3、4勤務・4~6時間勤務に変更するなども可能です。
朝や夕方のみの募集もあるので、自分が無理なくできるものに変えれば長く働くことができます。
ベテラン保育士のキャリアを活かす
【保育施設の性別・年齢層別職員構成割合(平均)】
年齢 | 全体 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
30歳未満 | 32.9 | 1.6 | 31.4 |
30歳代 | 25.6 | 1.4 | 24.1 |
40歳代 | 20.5 | 0.4 | 20.1 |
50歳代 | 14.4 | 0.2 | 14.2 |
60歳代 | 5.7 | 0.3 | 5.4 |
70歳以上 | 0.7 | 0.1 | 0.6 |
※参照:厚生労働省「保育士の現状と主な取組(令和2年8月24日)」
保育士は人手不足のため、20代だけでなく30~50代でも現役で働いている保育士が多く、60代、70代でこれまでのキャリアを活かして働いている方もいます。
また、再就職したいと思っていても、辞めてからの期間が長いと不安になりますが、ブランクが長くても大丈夫な職場も多いです。
延長時間や夜勤は人手不足になりやすいので、その時間帯の募集を探すのも良い方法です。
定年後に働くときは、年金や健康保険の内容が変更になる場合があるので、事前に条件や金額をしっかり確認しましょう。
まとめ
保育士は資格職で、60歳以上でも働くことができる仕事です。
2024年度から保育士の配置基準の見直しが始まり、今までも保育士は人手不足でしたが、この改正でさらに募集する保育園が増える可能性があります。
無理なく続けるために、希望条件にあう職場を探したり勤務スタイルを選んだりと、自分にあうポイントを取り入れてみましょう。
- 自分にあう働き方やスキルアップを目指すならウィルオブ!
- 保育士を長く続けたくても、健康やストレス、環境の変化が原因で難しいこともあります。
ウィルオブは保育業界にも力を入れていて、業界に特化した求人サイトを運営しています。希望条件やスキルなどを考慮し、長く働けるようなプランを提案していますので、お気軽にお問い合わせください。 >>相談・登録はこちら