バイトの面接は、緊張する時間ですよね。とくに想定されない質問をされると、頭が真っ白になってしまいます。笑顔で、ゆとりを持って応えられるよう、想定される質問は頭に叩き込んでおきましょう。質問と合わせて、好印象を与える解答例をご紹介します。
目次
バイトの面接ではよく聞かれる定番の質問がある
バイトの面接では、よく聞かれる定番の質問があります。正直に答えるのが一番いいという考えもありますが、あまりに正直すぎると、先方を不快にさせたり、「この人とは一緒に働きたくないな」と思わせてしまったりすることもあるかもしれません。せっかくの面接ですから、間違いなく採用されるため、質問対策をきちんと行いましょう
バイトの面接で好印象を与える答え・回答例
応募理由
「このバイトを選んだのはどうして?」と聞かれたときの模範解答は、「このお店が好きだから」「この仕事に憧れがあったから」といったものです。あくまで、仕事やお店に興味があることをアピールしましょう。「家から近かったから」「時給が高かったから」という理由では、「ウチじゃなくてもいいんだな」という印象を与えてしまいます。
アルバイト経験
「前はどんなバイトを?」と聞かれたら、なるべく応募するバイトの職種に近いバイトを選んで答えましょう。近似職種であれば、「未経験でも、似たようなことはやったことがあるんだな」という安心感を面接官に与えることができます。
前のバイトを辞めた理由
「前のバイトはどうして辞めたの?」と聞かれたら、ネガティブな理由は封印しましょう。「このお店で働きたいと思ったから」「この仕事を諦めきれず」と言うのがベストです。「人間関係でトラブルがあったから」「長時間労働で身体を壊したから」という理由では、「ウチでもそうなってしまうんじゃ……」という不安が面接官の頭をよぎります。
自分の長所
長所を聞かれたら、なるべく応募職種のメリットになることを言いましょう。接客業なら「フレンドリーで明るいところ」、パソコン仕事なら「緻密な作業をじっくりやれるところ」などです。どんな風に働いてもらえるのか、面接官がイメージしやすくなります。
自分の短所
短所を聞かれたら、短所をカバーするためにどんな努力をしているのかを合わせて答えましょう。「ちょっとせっかちなところです。日ごろから、慌てていると感じたらお茶を飲んで深呼吸するなど、落ち着いてゆっくり考えられるよう意識しています」など、欠点をカバーできることをアピールするのがポイントです。
勤務開始時期
「いつから、どのくらい働けますか?」と聞かれたら、具体的な日にちや時間を出しましょう。「来週月曜日から、週3日ほどを希望しています。ただ、子育てがあるので午後5時以降は働けません」など、ハッキリと伝えたほうが、面接官もイメージがしやすくなります。
何か質問はありますか?
面接官のほうから「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。求人情報などを見て疑問に思うことがあったら、あらかじめメモをしておき、面接のときに質問しましょう。とくに条件面で双方の思い違いがあったら、お互いのためによくありません。採用になってからでは遅いので、疑問は面接のときに解消しておくのが大事です。
よく聞かれる質問は答えを用意しておこう
以上のように、よく聞かれる質問については答えを用意しておくのが、面接で失敗しないポイントです。面接官が「この人に働いてもらうことは、この会社にとってメリットになる」と納得したなら、採用面接は成功と言えます。ポジティブで、やる気に満ちた回答を準備しましょう。
おわりに
面接は、バイトする側も会社のことをよく知るチャンスです。面接官がぞんざいな態度を取ったり、条件面が求人情報と違ったり、また職場が殺伐としていたりしたら、ブラックバイトの危険性が高まります。かなり違和感を覚えるようなら、そのバイトは辞めておいたほうが賢明かもしれません。面接では、感性を研ぎ澄ませて職場を観察しましょう。