保育士として働いている方で、歳をとってきてこのまま保育士として働いていけるか心配、定年まで保育士として働けるのかと不安に思われている方もいます。
長く働きたいと思っても体力がなくなったりして続けられなくなることもあるため、長く続けるポイントを知ってなるべく負担を軽減させることを心がけましょう。
この記事では、保育士として長く働くポイントやキャリアアップについて解説しますので、長く保育士として働く参考にしてみてください。
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目次
保育士とは
保育士は、乳児から小学校に入学する前までの子供を保護者の代わりに世話をしたり、保護者への保育に関連した指導などが主な業務です。
勤務先は、保育所以外にも児童養護施設や乳児院、知的障害児施設、母子生活支援施設など幅広い施設があります。
くわしい働き方については、「派遣の保育士としての働き方とは?仕組みやメリット・デメリットなど解説」で解説しているのであわせてご覧ください。
保育士はいつまで働けるか
保育士は、以下の児童福祉法によって定められているため、年齢制限はありません。
児童福祉法第18条の4
保育士とは、第18条の18第1項の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。引用元:児童福祉法 e-Gov法令検索
ですが、保育士の定年は公立か私立によって異なります。
公立保育園の場合は公務員の扱いになるので、公務員は定年が60歳、再雇用の場合は65歳まで働くことが可能です。
私立保育園の場合は保育園の経営者が定年を決めるため、定年は保育園によって差が出てきます。
最近では多くの私立保育園は公立保育園と同じく、60歳を定年にして再雇用を行っている所も多いです。
保育士の平均年齢・男女比
ここでは、保育士の平均年齢・男女比について説明します。
保育士の平均年齢
厚生労働省の「保育士の現状と主な取組(令和2年8月24日)」によると、保育士の平均年齢は男性が31.9歳で女性が37.0歳、全体で36.7歳です。
また、保育施設の職員構成を見ると30歳未満の方が全体の3分の1を占めていますが、50歳代以上も一定数以上いるので施設によっては長く続けることも可能です。
保育士を長く続けるポイント
では、保育士を長く続けるポイントについて説明します。
ここで挙げている保育士を長く続けるポイントは一例なので、参考程度にしてください。
正社員から派遣に変更する
正社員として働いていると、フルタイムでの勤務が基本で残業が発生したり、イベントや行事などで土日出勤があったりするので、休みがとりづらい傾向にあります。
そのため、肉体的・精神的に厳しいと感じたら雇用形態を派遣に変更するのも長く続けるポイントです。
派遣の働き方は、勤務時間や出勤日数などを自分で決めることができるので残業や決められたシフト以外に仕事が発生することがほとんどありません。
業務内容も、正社員に比べたら自分の仕事に専念することができて責任ある仕事を任されることも少なくなるので、精神的な負担も軽減されます。
また、勤務先で何かトラブルや悩みがあったときは、派遣会社に相談をすることで担当者に対応してもらえるため、安心して働くことができますよ。
体調管理
体調管理といえば、病気やけがをまず想像します。社会人に求められる体調管理とは、常に良好なパフォーマンスを発揮するため、体の状態を保つことです。
体の状態を良い状態に保つことができると、精神的な安定につながり、そして健康寿命を延ばせます。
そのためには、3つの要素を意識します。「運動」「栄養」「休養」の3つです。
運動といっても、ジムに行って筋肉を鍛えたりする必要はないので、通勤を自転車や徒歩に変えたり、意識して歩く距離を伸ばしたりしてみてください。
栄養は食事が重要なので1日2・3食、栄養バランスを考えて食事をとるようにしましょう。
休養は健康を維持するために必要で、毎日の入浴や睡眠によって最大のパフォーマンスを発揮することができるようになります。
睡眠に必要な時間は人それぞれですが、睡眠の質が悪いと休養にならないので休む前はリラックスできる状態を作る習慣をつけてください。
ストレスを溜めない
保育士を続けていると、仕事環境や人間関係によってストレスを溜めてしまうこともあります。
ストレスが溜まって限界を迎えてしまうと、やる気や食欲がなくなるなど悪影響が出てしまうのです。
新しい趣味を見つける
人によっては、仕事が休みの日も仕事のことを考えてしまうことがあります。
ですが、仕事のことばかり考えてしまうと疲れがなかなか取れない場合があるため、好きなことや新しい趣味を始めて気持ちをリフレッシュさせましょう。
家でできる料理や読書、軽い運動を兼ねたランニングやジム通い、新たなことに挑戦をするため何か教室に通うのもおすすめです。
今はオンラインでも授業を行っているものもあるので、手軽に始められますよ。
まずは自分が好きなものや気になることを見つけ、いろいろなことにチャレンジをしてみてください。
仕事と休日でオンオフを切り替えてしっかり休むことにより、精神的にも身体的にも健康を保って仕事への意欲も高められます。
保育士のキャリアアップ
保育士のキャリアアップには、どのようなものがあるか一覧で紹介していきます。
園長(施設長) | 保育園の経営にかかわる資金管理や保育士の採用や教育などの人事、トラブルの対応などを行う |
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主任保育士 | 保育士の採用や育成、保育園で必要な備品管理、事務作業、保護者や園児への対応など幅広い業務に対応 |
副担任保育士 | 主任保育士や施設全体のサポート業務を行う |
専門リーダー | 園長と主任保育士に次ぐ専門分野のスペシャリスト |
職務分野別リーダー | 保育士がキャリアアップするために新設された職種で、保育園で業務を行いながら他の保育士に対してアドバイスを行う |
担任保育士 | 園児の成長を一番近くで見ることができるポジションで、子供の身の回りの世話や遊びの提供など必要に応じた援助を行う |
まとめ
保育士として働くことに年齢制限はありません。
ですが、定年は保育園によって異なっていますが65歳まで働けるところもあるので、長く働きたい方は定年についても聞いておきましょう。
保育士の仕事内容は、多岐にわたっています。
長く働きたくても子供の方が体力はあるので、保育士が子供についていけないことや、トラブルが起こってストレスを溜めてしまうこともあります。
保育士の仕事を長く続けるためには、正社員から派遣に変更したり、ストレスを溜めないように、しい趣味を始めたりして普段から負担を減らすように心がけることが大切です。
長く働くことでキャリアアップも目指せるので、今回紹介したポイントを参考に長く続けるためのキャリアを形成しましょう。
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