アパレル販売員注目!知っておきたい接客英語をご紹介

近年、海外からの旅行客増加にともない、英語スキルを必要とする仕事も増えています。そのため、外国人と接する機会が増えていくであろうことが予測されます。 もし、仕事中に外国人のお客様の接客をすることになったとき、戸惑ったり明らかに不安そうにしてしまうのはお客様に対して失礼な態度だと言えるでしょう。 そこで、今回は英語で接客できる定番のフレーズをいくつか紹介していきます。普段使っている言葉が通じなかったりすることもあるので、参考程度に覚えておいてください。
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英語が苦手でも覚えておいて損はない

海外での買い物とはいろいろと勝手がわからないこともあります。そんなときに、自分がわかる言葉で店員さんが声をかけてくれるととても安心するものです。お客様が安心して買い物ができるよう手助けできるような販売員は重宝されます。 簡単な英語を覚えるだけでも、そういった販売員に近づけるようになるので接客時に使えるよう頭の片隅に入れておいてください。

英語での接客用語

では、どういった場面で使うべき言葉なのかを細かく分けて解説していきます。

基本的な挨拶や声掛けの英語

挨拶や受け答えなどの接客で必要とする英語を紹介します。 ただし、英語がわからない時には無理に話しかけたとしても、質問されたことがわからない場合があるので、外国人が来た際の対応方法を事前に店長などに聞いておくと対応しやすくなります。

いらっしゃいませ

普段の挨拶と同じように「Hello!How are you」で大丈夫です。カジュアルな店舗であれば「Hi!」でも通じます。 ただ、日本のお店なので無理に英語にしなくても通じます。とっさの時や繁忙期などではいつも通りでも良いので安心してください。

お客様へ声をかけるとき

販売員なので、お客様が何か探していそうであればこちらから声をかけることも大切です。日本語では「何かお探しですか?」というのを英語にすると「May I help you?」となります。意味としては「何か手伝いますか?」となります。 このとき、特に何もないと返された場合には「Please let me know if you need anything.(何かございましたらお声がけください)」「Please take your time.(どうぞごゆっくり)」などで締めくくると良いでしょう。

少々お待ちください

接客中にお客様を待たせることになったとき、一言告げる言葉は「Please wait a moment.」「Wait a moment, please.」となります。 何も言わずにお客様を残して去るのは不安を与えてしまうので、必ず声をかけてからその場を離れるようにしてください。

買い物後の挨拶

会計後などの見送りの際には、日本語であれば「ありがとうございました」などの挨拶をします。英語では特にかしこまった言葉でなく「Thank you. Have a nice day!」などの一般的な挨拶で大丈夫です。 笑顔で見送ればその気持ちが伝わるので元気よく挨拶をしましょう。

接客時に役立つ言葉

外国人のお客様に人気商品を勧めたり、試着室を案内するといった接客時に使える英文を紹介します。

おすすめ商品や人気商品を紹介

おすすめ商品を紹介するときは「I recommend this.」、人気商品を紹介するときは「This one is popular.」といいます。 どちらも「こちらがおすすめです」「こちらが人気です」というシンプルな英語になるので、実際に商品を手にして見せながら言うとわかりやすく伝えられます。

セール品について

日本語でセール品といえば、割引で販売している商品を思い浮かべると思います。 ですが、「セール」という単語の意味は「販売」であり、外国人のお客様には適切に伝えられません。セール品だということを伝えるのであれば「on sale」を使います。 逆に、セール品の対象ではないことを伝えるには「not on sale.」で大丈夫です。 また、どのくらい割引されているかを表現する際には「…percent off.」で通じます。20%OFFの場合は「20 percent off.」になります。

試着室を使うかを聞く

外国人にとって日本の服は小さい場合が多く、試着は必要となります。そのため、こうした試着室を利用するかを聞く機会が多くなる可能性があります。 そんなときに役立つ英語が「Would you like to try that on?」です。「try~on」で試着という意味になります。 ここで気を付ける点は、試着室が「Fitting room」だからと「Fitting」と言わないようにしましょう。 お客様から「Can I try this on ?(試着しても良いですか?)」と聞かれたら以下のように答えましょう。
試着できるFeel free to try it on.
試着できないI`m sorry, but you can`t try this on.

試着時に便利な言葉

試着室を利用する上で使える言葉をまとめました。
英文意味
The fitting rooms are here.試着室はこちらです
Please take off your shoes.靴を脱いでください
Please lock the door from inside.内側から鍵をかけてください
How did you like it ?いかがですか?
It suits you.お似合いですよ
この中で特に重要なのは2つ目の「靴を脱いでください」です。 外国では靴を脱ぐという習慣がない国も多くあるので、外国人に対してはこの一言を添えることが重要になります。

日本と海外のサイズ表記の違いに注意

衣服のサイズは「S」「M」「L」や「号」で表記されていますが、サイズによって海外との認識がずれている場合があり、外国人のお客様が言ったサイズを渡しても合わないことがあります。 日本と海外ではどのように違うのか比較していきましょう。

SMLの読み方

よく「S」「M」「L」というサイズをそのまま読んで「エス」「エム」「エル」と言ってしまいがちですが、この読み方は外国人のお客様に通じないことがあります。というのも、海外では別の読み方となっています。
  • 「S」…Small(スモール)
  • 「M」…Medium(ミディアム)
  • 「L」…Large(ラージ)
もともと英語の頭文字を日本では言っていたものなので覚えやすい単語ではありますが、いざというときに頭文字で言ってしまわないよう注意しましょう。

海外のサイズは日本よりも大きめ

では、実際に日本と海外ではどのくらい変わるのかを、わかりやすく表でまとめてみましょう。 今回はTシャツカットソーなどのサイズを参考にしています。 また、ブランドや商品などによっては大きく差が出てしまうことがありますので、ここで表記されている数字はあくまでも参考程度の目安です。
■レディース
国際基準日本アメリカフランス
XS7436
S9638
M11840
L131042
XL151244
■メンズ
国際基準日本アメリカフランス
XS13438
S23640
M33842
L44044
XL54244
全体的に日本で表記されているものの方が小さいことがわかります。日本は小さめのサイズだということをしっかり認識しておきましょう。 また、言われたものを渡すだけでなく、試着をお勧めするとよりお客様に合うサイズをお渡しすることができるので一度は試着の提案をしてみましょう。

注意!フリーサイズという言葉は通じない

よく、日本でフリーサイズといえばSMLのどのサイズにも入らない大きめのサイズを言います。ですが、このフリーサイズ、実は外国人には通じません。お客様が手にしていた服がフリーサイズであることを伝える言葉は「This is one size fits all.」となります。 「フリーサイズ」と言ってしまうと、そのままの意味で「自由なサイズ」となってしまうので、うっかり言ってしまわないよう注意しましょう。

英語が話せないなら無理に使うことはない

アパレル販売員としてお客様と接するときに使える英語を紹介してきましたが、英語が苦手という人は無理に使うことはありません。 英語が話せなければわかる単語を見つけてジェスチャーを交えつつ話をすると意外と伝わるものです。 どうしても伝わらない場合は同僚で英語が話せる人に代わってもらうというのも一つの手段です。しかし、接客を誰かに代わるようであれば、お客様に一言告げてから代わるようにしましょう。 外国に来て一人にされる不安は誰でも同じで、一言もらうだけでも安心感が違ってきます。 ですが、できるのであれば無理に英語は使わなくても良いので、お客様との交流を楽しめるような接客を心がけましょう。

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まとめ

外国人観光客が日本へ訪問する機会が増えてきたことにより、いろいろな会社で英語スキルを重要視するところが増えてきています。 今回ご紹介した英語や知識は、アパレル販売員として外国人のお客様に対応できるものばかりで、今から覚えておけばいざというときに落ち着いて接客ができるようになります。 また、外国人のお客様が増えることで仕事が忙しくなるかもしれません。 そこで、よりスムーズに仕事が行えるようアパレル業界の専門用語や略語も、この機会に覚えておきましょう。詳しくは「アパレル業界必須!販売員やるなら覚えておくべき専門用語を紹介」をご覧ください。 アパレル販売員としての成長ができるよう頑張っていきましょう。
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