新型コロナウイルスは様々な仕事で働く人たちに影響を与えました。
特に、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う解雇・雇い止めが派遣社員やアルバイト・パートを中心とした非正規社員への影響は深刻化されています。
今回は、ウィルオブの派遣社員として携帯ショップでご勤務いただくOさんのお話です。
実際にコロナウイルスの影響はどのようなものだったのか、コロナウイルス感染拡大前と現在で何が変化したのか、正直なお気持ちを聞きしました。
スタッフインタビュー第16弾です。
Oさんのお仕事とは?
――まずは、Oさんのお仕事内容を教えていただけますか?
私は、ウィルオブの派遣社員として、2019年4月から入社し現在の携帯ショップで約1年5か月就業しています。
新型コロナウイルスの影響
――2020年に入って新型コロナウイルスが流行り半年以上も経ちましたが、現在の携帯ショップでのお仕事やご自身にとっての変化はありましたか?
色々ありました。
――具体的にどんな変化があったのですか?
3月頃からコロナの影響で来店の制限(予約来店)があったり、時短営業になったりしました。
あとは、店舗でのマスク着用・消毒・検温、受け付けには飛沫感染予防としてシールドの設置を今も続けています。
ただ、場所柄お客様の年齢層が高めなのもあり、来店制限(予約来店)のご理解頂くまで何度も説明が必要でしたし、お客様のマスク着用もお願いをしていましたが、緊急事態宣言前お客様の中にはマスク着用をしていない方も多かったので、来客の方にはマスクを配布したりしていました。
後、換気のため入口は開けっ放しなのですが、猛暑が続く今は冷房が効きにくく、換気と熱中症対策のバランスが難しいです。
――コロナ対策は店舗でしっかりとされているんですね。他にも何か変化はありましたか?
他は……電話でのお問い合わせが増えました。
先ほども言ったように来店制限があるため、今は基本的には予約をして頂いてから来店して頂くようにしていますので、店舗に直接予約のご連絡を頂いたり、お持ちの携帯電話の「故障の相談」や「操作の案内」が多くなりました。
コロナ前は「サービス関連のお問い合わせ」、「機種変更」等の内容もあったのですが、ご案内の中身も変わってきたように感じます。
――コロナ前との変化の一つに電話での問い合わせが増え、問い合わせ内容の中身も変わってきたと感じてるんですね!来店の予約は全て電話で行っているんですか?
ネットでの予約も可能なんですが、私が勤めている店舗のお客様は高齢者の方が多いので、電話予約や店舗に直接来ていただき、当日・別日の予約を取ることも可能なので、予約を取るために朝から並んでいる方も多いですね。
――携帯ショップって気軽に来店できるイメージでしたが、今は予約しないと入れないんですね?
密を避けるために基本は予約をお願いしている感じですが、予約の空きがあれば飛び込み来店の方も対応は可能ではあります。
ただ、ほぼ予約で埋まっているので結構待って頂くことになってしまうため、予約なしでの来店はずいぶんと減りました。
コロナ前だと、1日30~40組は予約なしでのお客様だったのですが、今だと、1日10組程度ですよ。
最近は、来店せずに電話でのお問い合わせも増えています。
店舗の電話が繋がりづらいと言われる事もございますが、今はコロナ禍での営業時間の短縮や店舗内スタッフの人数制限もあるので、お伝えしてお客様にはご理解いただいております。
――時短営業やスタッフの人数制限もあるんですね。Oさんのお仕事に影響はありましたか?
あ、ありました!
今はコロナ前と同じで週5日、1日8時間勤務に戻っていますが、緊急事態宣言が発令した時は「週3、1日6時間勤務」でのお仕事になりましたね。
――それは大変でしたね!お仕事が出来なくて不安はなかったですか?
はじめは、働けていない時間はウィルオブさんで6割補償がある事もお聞きしていたので安心していたのもあり、「お休みが増えてうれしいな」と少し楽観的に思っていました。
ですが、やはりお休み時期が続いていくにつれて休んでいたとしても何処かにお出かけできるわけでもなかったのでやることもなくなって、「このままお休みがもっと増えて、勤務自体が出来なくなるのかな?」と不安に思うこともありました。
でも、別の職種で働いている友達から、「勤めている会社が経営難で仕事がなくなった」と聞いたこともあったので、自分は今お休みが増えていたとしても働き続けていられている事と、補償もある事に改めて安心できたのは覚えています。
新型コロナウイルス後に仕事で変わったことや感じたこと
――そうだったのですね。そのご経験でご自身の中で仕事への気持ちの変化はありましたか?
はい、気持ちというか自分の体調をしっかり把握するようにしています。
今も感染者は増えているし、お客様を対応する仕事だからこそ「自分がなったらお店自体も経営できない」というのは理解しているので、しっかりと手洗い・うがいをして、また、時短になったことで早く帰れる分規則正しい生活をしています。
後は、時短営業のため限られた時間の中で最適な案内や対応をするために様々な無駄を省くよう意識するようになって、一つの仕事に対しての生産性は上がったのかなと思います。
でも、私だけではなくの勤めている店舗全体でも意識の変化があったと思います。
――店舗全体の意識の変化とは何ですか?
店長やお店のみんなで「この仕事は、感染リスクはあるから移らないという事は避けられない。でも移さないように気を付けよう!少しでも体調の心配があったら遠慮はせずに報告し合おう」という呼びかけを朝礼・閉店後の日報連絡で常に呼びかけをして、みんなで意識するようにしています。
――コロナによって、Oさんご自身の仕事への意識の変化や店舗の皆さんの結束力が高まったという事でしょうか?
はい。
コロナのおかげという事ではないのですが、元々店舗環境もよくて働きやすい職場で、上司も後輩もみんないい人ばかりなので、困ったことがあったらすぐ聞けるような環境なんです。
なので、コロナがあったとしても変わらずというか、より結束力が高まったのもあるし、仕事の生産性も上がったおかげで無駄な残業をすることもなくなったので今の方が更に働きやすくなりました。
――それはすごくポジティブな環境変化ですね!職場環境も良いとお仕事も楽しそうですね!
はい!楽しいです。
私、ウィルオブさんで今の店舗で働く前にも同じような携帯電話販売の仕事をしていたんです。
でも環境は今とは全然違いましたよ!
以前は別の派遣会社の正社員として別の携帯ショップへ派遣されていたのですが、職場環境も人間関係も合わず、正社員ではあったけれどお給料面も生活するにも大変な程でした。
でも、今は派遣であっても以前よりはお給料も上がったし、正社員、派遣とか関係なく携帯会社独自の資格を取得することも可能で、資格取得したら資格手当も頂けるようになりましたし、何より職場のみんなが協力的で、本当にいい人ばかりなんです。
だから今はこの店舗でずっと働いていたいです。
Oさんの今までの経歴
――Oさんが派遣で働こうと思ったのはそういう経験があったからなんでしょうか?
はい。
私、元々管理栄養士の資格を持っていて、資格を活かせるお仕事に就きたかったんです。
でも、ことごとく面接に落ちてしまって、管理栄養士の資格で出来る仕事を諦めて別の仕事に就こうと思い、“未経験”でも出来る仕事を探して、周りも内定決まっていくし、焦っていたのもありすぐに内定頂けた前職で正社員として働く事にしたんです。
携帯電話販売の仕事自体は好きだったのですが、元の会社の環境自体が自分に合わないのに気づいたので辞めました。
私は就活の時に正社員という事にこだわり過ぎていて、自分の本来したい働き方ではなかったんだなぁと思いました。
なので、今の派遣の働き方は自分にあっていて仕事をする上での優先順位が私の場合は「自分のペース」で「人間関係が大事」という事だったんです。
今はノンストレスな働き方を目指している!って感じですかね(笑)
Hさんがウィルオブを選んだ理由
――ノンストレスな働き方いいですね!!Oさんは自分の事をわかっているからこそ理想的な仕事環境に身を置けるんですね!因みに、ウィルオブで働くキッカケは何だったんですか?
前職の派遣先の携帯ショップにウィルオブの派遣の方がいたんです。
元同期で仲も良かったので辞めた後に会う機会があった時に次の仕事の相談をしていたら、元同期の派遣元の環境と自分の環境があまりにも違う事にその時に気づき、こんなにも違うのもなのかと凄く驚いていたら、担当の営業さんを紹介してくれると言ってくれたので更に驚きました。(笑)
次の仕事が何も決まっていなかったので、是非!と私からもお願いして登録会へ行ったのがきっかけです。
そして、そこからはトントンと直ぐ今の派遣先で働けています!
――Oさんはそういったタイミングやご縁があって今の派遣先でポジティブにお仕事をしているんですね!
はい。
今は目標もあって、資格もあと1つとればコンプリートするんです。
派遣でコンプリートは珍しいみたいで、元々の勉強好きっていうのもありますけど、覚えたら目に見えて成果が出るこの仕事は自分に合っているなと思っています。
まとめ
――最後に、Oさんにとってウィルオブや派遣での働き方とは?
仕事内容が同じであっても、環境や人で全然違うんだなと思いました。
前職ではあまり相談も乗ってもらえなかったけど、ウィルオブでは担当の営業さんが2回変わっていますが、皆さんいい人ばかりで気にかけてくれるし、派遣先の職場環境や
自分のペースで働ける派遣での働き方は私には合ってると思います。
資格にも挑戦できてスキルアップも目指せるので本当に満足しています。
――コロナウイルスの影響で出勤日数が減って不安な時もあったけど、仕事の生産性の高め方を学んだり、仲間との結束力もより高められることをコロナのおかげで知り、仕事へのやりがいが見つけられた良いきっかけとなったのですね。
今回はインタビューを受けていただきありがとうございました。
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