フリーターより正社員の方が良い、と考えたことはありませんか?
正社員は職務経歴やスキル、経験などの土台がしっかりしていなければ採用は難しいと思われがちで、なかなか就活に踏み込めない方が多くいます。
しかし、フリーターから正社員になるには、スキルや経験がなくても就活のポイントや就職先の選び方次第で採用される可能性が高まります。
ここでは、フリーターから正社員に就職する方法やおすすめの企業や職種を一挙にご紹介します。
- フリーターから正社員になるにはコツがある!
- フリーターは新卒と比較すると採用されにくい面もありますが、社会での経験やスキルを活かすことで転職を成功に近づけられます。
ウィルオブでは、一人ひとりにくわしくヒアリングをして条件に沿う仕事を紹介しています。面接対策や履歴書の添削など手厚いサポート体制も充実しているので、気になる方はお気軽にご相談ください。
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目次
フリーターから正社員に就職するのは難しい?
最初にも少し話したようにフリーターからでも正社員になれますが、スキルや正社員として働く明確な理由がないと難しくなる可能性があります。
新卒の場合は、まっさらな状態で仕事を教えることができるので育成にも力を入れているところが多く、採用されやすいといえます。
一方のフリーターは即戦力として求めていることが多いため、仕事に対する姿勢や会社が求める能力が採用に影響することがあるのです。
このことから新卒に比べれば難しい部分があるものの、培ってきたスキルや経験が企業とマッチしていれば転職の難易度は低くなります。
企業側が持つ3つの不安要素
フリーターが正社員に転職しづらいのは、求職者側だけに要因があるのではなく慎重に人材を選ぶ企業側にもあります。
企業側が慎重になる理由は、大きく以下の3つがあります。
- すぐに辞めてしまいそう
- 仕事を覚えてくれるか不安
- 責任を伴う仕事を任せられない
他にもいろいろありますが、とくにこの3つを気にする企業が多いのです。
これらの不安を解消するためには、仕事に対する前向きな姿勢や業務を覚えようとする努力をアピールしていきましょう。
一人で改善することが難しい場合は、派遣会社や転職エージェント、ハローワークなど転職をサポートするサービスを利用するのもおすすめですよ。
転職成功に近づくための6つのコツ

正社員になりたいと思っていても、なかなか希望に合う仕事が見つからないこともあります。
希望条件を明確にするのは大切ですが、こだわりすぎると選択肢が狭まって就職活動が長引く原因の一つになるため注意が必要です。
ここでは、フリーターからの転職をスムーズに進めるためのコツを6つ紹介していくので、転職活動を始める前の準備として参考にしてみてください。
正社員になりたい理由を明確にする
まずは、正社員を目指す理由をはっきりさせましょう。
この理由が明確になると、仕事探しの軸が定まり、面接でも自信を持って話せるようになります。
たとえば「安定した収入を得たい」「キャリアを築きたい」など、自分の中で納得できる理由を整理しておくと、転職活動のモチベーション維持にもつながります。
また、理由によっては段階的にキャリアを積む方法の検討にも役立ちますよ。
希望条件は絞りすぎない
「この職種しかやりたくない」「自分にはこの職種しかない」と思い込んでいませんか?
こだわりが強すぎると、応募できる求人が限られて転職に時間がかかってしまうこともあります。
「似たような仕事は他にないか」「条件を少し広げたらどうか」と、柔軟な視点を持つことが大切です。
ただ、何でもOKだと迷ってしまうので「勤務地」「給与」「勤務時間」など、譲れない条件は3つほど決めておくと探しやすくなります。
自己分析を行う
自分の強みや得意なことを把握するために、自己分析は欠かせません。
未経験職種に挑戦する場合でも、これまでの経験や性格からアピールできるポイントを見つけることが可能です。
たとえば「人と話すのが好き」「体を動かす仕事が向いている」など、自分らしさを活かせる職場を探すヒントにもなります。
自己分析を通じて、自分に合った仕事やキャリアの方向性が定まっていきますよ。
正社員で活かせるスキルを磨く
企業が正社員に求めるのは、やはり即戦力となる可能性です。
そのため、転職前に少しでもスキルを磨いておくと採用されやすくなるだけでなく、入社後の不安も軽減されます。
パソコン操作・接客マナー・介護知識など、職種に応じたスキル習得にチャレンジしてみましょう。
また、ハローワークや転職支援サイトなどでは無料の講座やセミナーを受けられることもあるので、迷ったときは相談と受講を検討してみてください。
面接や履歴書の対策を行う
正社員の採用には、履歴書や職務経歴書の提出、面接が欠かせません。
そして、自分の魅力や意欲をしっかり伝えるためには事前の準備がとても重要です。
見やすい書類作成のコツや、第一印象を良くするための話し方・身だしなみなど、ポイントを押さえておくことで選考通過率もアップします。
くわしい対策は以下の記事で紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
【履歴書・面接の関連記事】
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- 面接の自己紹介とは?好印象を与える7つのポイントやNG例文などを紹介
- バイトの面接でよく聞かれる質問対策!好印象を与える答え・回答例をご紹介
プロに相談をする
どう対策すれば良いかわからないときは、一人で悩まず転職のプロに相談するのもおすすめです。
転職エージェントやハローワークでは、求人紹介はもちろん、履歴書の添削や面接練習など幅広くサポートしてくれますよ。
まずは経験を積みたい方は、派遣社員として働いた後に正社員を目指す道もあります。
自分の性格や生活スタイルに合った方法を選び、無理のないペースで転職活動を進めてくださいね。
フリーターから正社員になりやすいおすすめの職種5つ
正社員の転職でスキルや経験に不安がある方は未経験から始めやすい仕事がおすすめです。
ここでは、未経験からでも始めやすいおすすめの5職種を紹介しますので、転職先を選ぶ参考にしてください。
コールセンター・オフィスワーク
社会人としてのマナーや言葉遣い、基本的なPCスキルなどがあれば始められる仕事です。
オフィスワークには一般事務やコールセンターなどが含まれ、データ入力や資料作成のようなPCをメインとして使うほかにも、書類整理や電話対応などさまざまな場面で会社に貢献できます。
また、コールセンターには顧客からの問い合わせを受けるインバウンドと顧客へ問い合わせるアウトバウンドの2種類があるので自分に合う仕事を選ぶようにしましょう。
いずれも研修やマニュアルが備わっているところが多いため、初めての職場でも安心して働くことができます。
工場作業
工場での仕事はスキルや経験がなくてもできる作業が多いため、仕事が覚えやすい特徴があります。
アルバイトやパートなどでも求人を見かけることも多くありますが、正社員としても求人を出しているので工場で長く働きたい方は検討してみてください。
ライン作業やピッキングなどの単純作業以外にも、管理職や専門性が高い業務など幅広い業務に携われるようになりますよ。
介護職
つねに人手が足りないため求人は安定して出ている職種で、未経験からも始めやすいことからフリーターから始める方にもおすすめです。
無資格の場合、最初に研修や最低限の資格取得を目指すことになる施設もあるため、少し勉強が必要になります。
それでも介護に関するスキルや経験がなくて不安であれば、自分の特技の中から介護に活かせそうなスキルをアピールして転職を目指しましょう。
販売職
直接お客様と接して販売をすることが多く、幅広い業界で必要とされているため求人も多く出ています。
現場で研修を受けられるので未経験からも始めやすく、特別な資格も必要ないのでフリーターから挑戦しやすい仕事です。
扱っている商品によって接客ルールが変わることもありますが、基本的な業務は変わらないので関心がある商品を扱う業界の販売職を選んでみてください。
営業職
顧客のニーズに合わせて商品やサービスを提案することが基本的な業務内容で、幅広い業界で必要とされているため転職しやすい傾向があります。
また、企業にとっては歩合制を取り入れているところもあり、成績に応じた給料アップを目指すことも可能です。
ビジネスマナーや言葉遣いなども覚えられるので、社会人としての基本的なマナーを身に着けたい方はぜひ挑戦してみてください。
フリーターから正社員に就職する4つの方法
フリーターから正社員への転職が難しいからと諦める必要はなく、転職しようと活動を開始することが重要になります。
しかし、実際にはどうやって就職活動をすればいいのか、何からやれば良いのか分からない方も多いでしょう。
ここでは、フリーターから転職する方法を4つ紹介します。
派遣会社
経験を積んでから正社員に転職をしたい方は、派遣社員として経験を積むことをおすすめします。
もちろん、派遣会社で正社員の求人を扱っているところもあるので、すぐに正社員として転職することも可能です。
どちらが良いか悩まれている方は、派遣会社に登録をして相談をしてみてください。
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- ウィルオブは全国に支店があり、東証プライム市場上場企業のグループ会社でさまざまな雇用形態に対応している派遣会社です。担当者は現場での経験があるため、仕事でのトラブルや不安なことなどをサポートしてもらいながら働けます。
どのような働き方をしたいか、自分に何ができるかなどがわからない場合も一人ひとりとしっかりヒアリングを行うので条件に合う仕事を提案することが可能です。
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ほかにも、フリーターから正社員への転職におすすめの派遣会社があるので、以下の会社もチェックしてみてください。
【おすすめ派遣会社】| ヒト・コミュニケーションズ | 接客・営業職に強い |
| マンパワー | 転職前の研修制度が充実 |
派遣会社については「派遣会社おすすめ20社!ランキングに惑わされない選び方も紹介」でも比較しているので、あわせてご覧ください。
転職サイト・転職エージェント
最初から正社員を目指す方や早めに転職をしたい方には、転職サイトや転職エージェントがおすすめです。
こちらも扱っている雇用形態が幅広いのですが、正社員への転職に特化しているため履歴書の添削や面接対策などを細かくアドバイスしてもらえます。
【おすすめ転職サイト・転職エージェント】| UZUZ | 若い世代におすすめで研修制度も充実 |
| キャリアスタート | 第二新卒やフリーターに特化 |
求人サイト
自分で求人情報を見ながら転職活動をしたい方は、求人サイトの利用が向いています。
派遣会社や転職サイトのように誰かが入って転職活動を進めるものではないため、気を遣わず自分のペースで転職を進めることができますよ。
【おすすめ求人サイト】| タウンワーク | 日本最大級の求人サイト |
| はたらいく | 第二新卒やフリーターに特化 |
ハローワーク
失業したときにお世話になった方も多いハローワーク(公共職業安定所)は、就職先を探すのにもおすすめの機関です。
保有している求人情報は地域に密着したものもありますし、転職サイトや求人サイトには掲載されていないようなものもあります。
職業訓練や実習研修も行っているので、仕事探しだけでなく転職前にスキルを磨いておきたい方におすすめです。
ハローワークについては「社会人として知っておきたい!ハローワークが持つ機能とは?」で紹介していますので、あわせてご覧ください。
【豆知識】フリーターと正社員の違い
これまで正社員への転職に関する解説をしてきましたが、フリーターと正社員ではどのような違いがあるか、気になる方は今一度確認をしておくことをおすすめします。
ここからは正社員とフリーターの違いについてくわしく解説していくので、正社員との違いを見直して将来自分がどう働いていくかを検討していきましょう。
そもそもフリーターとは?
フリーターと正社員の違いを考えると、正社員よりもマイナスイメージを持たれる方はいますが、実際にはどのような人のことをフリーターのでしょうか。
正確な定義はありませんが、厚生労働省では以下内容をフリーターと定めています。
この調査でフリーターとは家業(自営・農業等)、通学または家事のいずれも行っていない15~44 歳の者で、かつ事業所の応募前の1年間に、就職はしていたが、勤め先における呼称がアルバイト又はパートである者をいう。
※厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査」
このように、フリーターはアルバイトやパートのことを指しているため自由な働き方を目指したい方に向いている傾向があります。
仕事の安定
正社員は、一度採用されればよほどのことがない限り解雇はされません。
そのため、仕事が安定して一定の収入が約束されているので、生活や将来への貯蓄に対しての不安が軽減されます。
しかし、フリーターの場合は企業の経営不振や能力不足などの理由で契約を切られる、解雇される可能性が正社員よりも高くなっています。
仕事が続かないと経験やスキルを積むこともできないので、次の就職先を見つけるのが大変になるので、収入もなくなって生活や将来への不安が大きくなってしまいます。
このように、仕事や収入が安定するだけでも心配事が軽減され、将来への備えに関する差が大きく出る傾向があります。
給与
正社員とフリーターの差で大きいと言えば、給与を思い浮かべる方が多いでしょう。
正社員の場合は基本給の高さだけではなく、無期契約なので賞与や福利厚生などを受けられるので、基本給以外の給与が大きなメリットといえます。
一方、フリーターの場合は短期間で契約が終わる可能性があるので、昇給がある企業は少ない傾向にあります。
フリーターと正社員の給与がどれだけ違ってくるのかは「非正規雇用と正社員サラリーマンの生涯年収を比較!男女、学歴別手取り平均月収も」をご覧ください。
福利厚生
正社員は基本的にフルタイムで働き、勤務日数や勤務時間などの条件を満たしているので福利厚生を受けることができます。
基本給以外の賞与や手当てなどを受けることができ、会社で優遇されるサービスがあれば、そのサービスを受けることも可能です。
ほかにも、社会保険や健康診断、家族手当、昇給なども含まれており、基本給以上の収入を得られます。
フリーターの場合は働き方によっては十分な福利厚生を受けられないこともあるため、安心して働きたいのであれば正社員や派遣社員がおすすめです。
社会的信用
社会的信用は、フリーターよりも仕事や収入が安定している正社員の方が高い傾向にあります。
たとえば、クレジットカードを作る場合はその人に返済能力があるか、現在どのように働いているかなどを審査しているので、審査を通過する可能性に差が出ます。
転職をする場合は正社員として働いていた実績があれば、この人は正社員として働ける能力があると一定の信用を得られるのです。
さまざまな場面で社会的信用が重要とされることがあるため、フリーターを続けるよりも早くから正社員となっておくことをおすすめします。
よくある質問
最後にフリーターで働いていると出てくる質問について紹介していくので、今後働くうえで参考にしてみてください。
フリーターから未経験の職種に転職できますか?
未経験を受け入れている求人であれば、職種に関係なく転職することができます。
フリーターで培ってきた経験を活かした転職も良いのですが、未経験を受け入れているところであれば研修やフォロー体制が整っている場合が多くあります。
正社員として働くうえでスキルや経験に不安がある方は、未経験でも始められる求人から選ぶことをおすすめします。
フリーターから正社員に転職しやすい職種については、こちらの「フリーターから正社員になりやすいおすすめの職種」をご覧ください。
フリーターからの転職を成功に近づける方法はありますか?
まずは自己分析を行い、自分が正社員になりたい理由やどのような働き方をしたいかを明確にすることで精度の高い転職活動ができます。
また、一人で仕事を探すのが難しい場合は、派遣会社や転職サイトなどのプロからのフォローを受けながら進めるのもおすすめです。
ほかにも「転職成功に近づくための6つのコツ」で紹介している方法を参考に転職活動を進めてみてください。
フリーター時代で培ったスキルは正社員でも活かせますか?
もちろん活かすことができますし、企業側はそういったスキルや経験を求めていることがあります。
自分がやりたい仕事や活かしたいスキルがある場合は、それに適した仕事に絞って探すことで探す求人の幅を狭めることいが可能です。
また、スキルをどのように活かすかは派遣会社や転職サイトなどの転職サポートに相談をすると、仕事のイメージが付きやすくなりますよ。
転職サポートを行っている機関については「フリーターから正社員に転職する4つの方法」で紹介しているので、参考にしてください。
まとめ
フリーターが正社員に就職するための話をしてきました。
正社員になるための働き方や仕事は色々あり、その選択肢も多くあり、誰にでも正社員になれる可能性を秘めています。
資格や経験、スキルなどがないからフリーターにしかなれないと思っているのは間違いであり、正社員になるための努力をすることが重要になります。
将来どうなりたいかは、自分次第です。
不安なことは自分の中だけにとどめず、プロへの相談も視野に入れて就職活動していきましょう。
- 今から正社員を目指したい方はウィルオブに相談!
- フリーターから正社員になるためには、自己分析を行って希望条件や正社員を目指す理由などを行う努力が必要です。しかし、責任も重くなるためすぐに正社員として働くことに不安を感じる方はいます。
ウィルオブでは、正社員以外にも派遣社員としての働き方もサポートしています。すぐに正社員になるのは難しそうと思う方は、無料相談より気軽にお問い合わせください。 >>正社員を目指す方はこちら