フリーターから正社員になりやすい5職種を紹介!転職のコツも解説

フリーターより正社員の方が良い、と考えたことはありませんか?

正社員は職務経歴やスキル、経験などの土台がしっかりしていなければ採用は難しいと思われがちで、なかなか就活に踏み込めない方が多くいます。

しかし、フリーターから正社員になるには、スキルや経験がなくても就活のポイントや就職先の選び方次第で採用される可能性が高まります。

ここでは、フリーターから正社員に就職する方法やおすすめの企業や職種を一挙にご紹介します。

【Pointピックアップ!】

  • フリーターから正社員への転職はプロに相談しながら進めよう
  • なりやすい職種から探してみる
  • フリーターからの転職は6つのコツがある
  • プロに相談するなら2~3社への登録がおすすめ
  • 派遣会社なら幅広い職種に対応するウィルオブ
  • 転職サイトならフリーターに特化したところがおすすめ

フリーターから正社員になるにはコツがある!
フリーターは新卒と比較すると採用されにくい面もありますが、社会での経験やスキルを活かすことで転職を成功に近づけられます。

ウィルオブでは、一人ひとりにくわしくヒアリングをして条件に沿う仕事を紹介しています。面接対策や履歴書の添削など手厚いサポート体制も充実しているので、気になる方はお気軽にご相談ください。
>>無料相談・登録はこちら

フリーターから正社員に就職するのは難しい?

最初にも少し話したようにフリーターからでも正社員になれますが、スキルや正社員として働く明確な理由がないと難しくなる可能性があります。

新卒の場合は、まっさらな状態で仕事を教えることができるので育成にも力を入れているところが多く、採用されやすいといえます。

一方のフリーターは即戦力として求めていることが多いため、仕事に対する姿勢や会社が求める能力が採用に影響することがあるのです。

このことから新卒に比べれば難しい部分があるものの、培ってきたスキルや経験が企業とマッチしていれば転職の難易度は低くなります。

企業側が持つ3つの不安要素

フリーターが正社員に転職しづらいのは、求職者側だけに要因があるのではなく慎重に人材を選ぶ企業側にもあります。

企業側が慎重になる理由は、大きく以下の3つがあります。

  • すぐに辞めてしまいそう
  • 仕事を覚えてくれるか不安
  • 責任を伴う仕事を任せられない

他にもいろいろありますが、とくにこの3つを気にする企業が多いのです。

これらの不安を解消するためには、仕事に対する前向きな姿勢や業務を覚えようとする努力をアピールしていきましょう。

一人で改善することが難しい場合は、派遣会社や転職エージェント、ハローワークなど転職をサポートするサービスを利用するのもおすすめですよ。

フリーターから正社員になりやすいおすすめの職種5つ

正社員の転職でスキルや経験に不安がある方は未経験から始めやすい仕事がおすすめです。

ここでは、未経験からでも始めやすいおすすめの5職種を紹介しますので、転職先を選ぶ参考にしてください。

コールセンター・オフィスワーク

社会人としてのマナーや言葉遣い、基本的なPCスキルなどがあれば始められる仕事です。

オフィスワークには一般事務やコールセンターなどが含まれ、データ入力や資料作成のようなPCをメインとして使うほかにも、書類整理や電話対応などさまざまな場面で会社に貢献できます。

また、コールセンターには顧客からの問い合わせを受けるインバウンドと顧客へ問い合わせるアウトバウンドの2種類があるので自分に合う仕事を選ぶようにしましょう。

いずれも研修やマニュアルが備わっているところが多いため、初めての職場でも安心して働くことができます。

>>コールセンターへの転職相談はこちら<<

工場作業

工場での仕事はスキルや経験がなくてもできる作業が多いため、仕事が覚えやすい特徴があります。

アルバイトやパートなどでも求人を見かけることも多くありますが、正社員としても求人を出しているので工場で長く働きたい方は検討してみてください。

ライン作業やピッキングなどの単純作業以外にも、管理職や専門性が高い業務など幅広い業務に携われるようになりますよ。

>>工場作業への転職相談はこちら<<

介護職

つねに人手が足りないため求人は安定して出ている職種で、未経験からも始めやすいことからフリーターから始める方にもおすすめです。

無資格の場合、最初に研修や最低限の資格取得を目指すことになる施設もあるため、少し勉強が必要になります。

それでも介護に関するスキルや経験がなくて不安であれば、自分の特技の中から介護に活かせそうなスキルをアピールして転職を目指しましょう。

>>介護職への転職相談はこちら<<

販売職

直接お客様と接して販売をすることが多く、幅広い業界で必要とされているため求人も多く出ています。

現場で研修を受けられるので未経験からも始めやすく、特別な資格も必要ないのでフリーターから挑戦しやすい仕事です。

扱っている商品によって接客ルールが変わることもありますが、基本的な業務は変わらないので関心がある商品を扱う業界の販売職を選んでみてください。

>>販売職への転職相談はこちら<<

営業職

顧客のニーズに合わせて商品やサービスを提案することが基本的な業務内容で、幅広い業界で必要とされているため転職しやすい傾向があります。

また、企業にとっては歩合制を取り入れているところもあり、成績に応じた給料アップを目指すことも可能です。

ビジネスマナーや言葉遣いなども覚えられるので、社会人としての基本的なマナーを身に着けたい方はぜひ挑戦してみてください。

>>営業職への転職相談はこちら<<

フリーターからの転職を成功に近づける6つのコツ

スマホをで通話をする女性のイメージ画像

フリーターとして経験してきたことや、希望する勤務条件などがはっきりしていても、なかなか就職先が見つからない場合があります。

仕事を探す際の目安として希望条件を決めることは良いのですが、その決め方によって全く仕事が見つからない事態に陥ることがあるのです。

ここでは、フリーターからの転職で気を付けるべきことを紹介していきます。

正社員になりたい理由を明確にする

転職活動を始める前に、何故フリーターから正社員を目指したくなったかを明確にしておく必要があります。

これをはっきりさせておくことで仕事探しの目安になりますし、面接時のアピールポイントとなる可能性もあるのです。

また、理由によっては正社員から始めるのではなく、別の方法で働いて経験やスキルを身に着けてから正社員を目指す方が良いなどの就職までのプランも立てやすくなります。

希望条件は絞りすぎない

フリーターとしてでも経験してきたことであればできると、やることを制限し過ぎていませんか?

「絶対その仕事で無くては嫌だ」という考えではなく「この仕事に似ているものを探そう」くらいに制限を緩め、探す職種や業務内容の幅を広げましょう。

しかし、まったく絞らないと逆に選択肢が多すぎて見つかりづらくなることもあるので、勤務地や給与など絶対に譲れないという条件を3つほど決めておきましょう。

自己分析を行う

今の自分は何ができるのか、仕事で活かせる特技は何かなど自己分析をしておくのも転職を成功させるポイントです。

未経験から始める場合は、経験したことがないためスキルはほぼない状態ともいえます。

そんなとき、自己分析をして自分がどういうことが得意で仕事でも活かせるかなどをアピールすることで、将来的に戦力になると期待されるようになるのです。

また、本当に自分がやりたい仕事や向いている仕事が何かを判断するためにも、自己分析はおすすめといえます。

正社員で活かせるスキルを磨く

フリーターから正社員に採用される場合、企業側としては即戦力になりそうな人材を求めていることが多いのです。

そんな人材になれるように、転職前から仕事で活かせるスキルを磨いておくことで実際に働き始めてからも現場で活躍できます。

どのようにスキルを磨けば良いかわからない場合は、転職サイトやハローワークなどの支援サービスを利用する方法もあるので積極的に活用していきましょう。

面接や履歴書の対策を行う

正社員への転職において、必ずと言っていいほど行われるのが履歴書の提出や面接です。

自分がどのように企業に貢献できるか、どのような人間であるかなどをアピールするために必要なツールなので重視されている企業は少なくありません。

相手にいかに理解されやすく伝えるか、印象良く見られるために何をすれば良いかなどを事前に対策しておくことで転職の成功に近づくことができます。

こちらの「履歴書・職務経歴書の書き方」「面接対策」でも紹介しているので、こちらもあわせて参考にしてください。

プロに相談をする

これまで説明してきた内容は一人でもできる対策方法ですが、人によってはどのように対策をすれば良いか悩まれる場合があります。

そういったときは、転職エージェントやハローワークなどの転職のプロに相談することをおすすめします。

会社によってさまざまなサポートをしてくれるので、自分に合うところを選んで活用してください。

また、仕事の経験を積みたい方は派遣社員として働いてから正社員に転職する方法もあるので、自分に合う方法を検討していきましょう。

フリーターから正社員に就職する4つの方法

フリーターから正社員への転職が難しいからと諦める必要はなく、転職しようと活動を開始することが重要になります。

しかし、実際にはどうやって就職活動をすればいいのか、何からやれば良いのか分からない方も多いでしょう。

ここでは、フリーターから転職する方法を4つ紹介します。

派遣会社

経験を積んでから正社員に転職をしたい方は、派遣社員として経験を積むことをおすすめします。

もちろん、派遣会社で正社員の求人を扱っているところもあるので、すぐに正社員として転職することも可能です。

どちらが良いか悩まれている方は、派遣会社に登録をして相談をしてみてください。

ガンバレルーヤのCMで話題のウィルオブは幅広い職種に対応[PR]
ウィルオブは全国に支店があり、東証プライム市場上場企業のグループ会社でさまざまな雇用形態に対応している派遣会社です。担当者は現場での経験があるため、仕事でのトラブルや不安なことなどをサポートしてもらいながら働けます。

どのような働き方をしたいか、自分に何ができるかなどがわからない場合も一人ひとりとしっかりヒアリングを行うので条件に合う仕事を提案することが可能です。
>>ウィルオブへの相談はこちら<<

ほかにも、フリーターから正社員への転職におすすめの派遣会社があるので、以下の会社もチェックしてみてください。

【おすすめ派遣会社】
ヒト・コミュニケーションズ接客・営業職に強い
マンパワー転職前の研修制度が充実

派遣会社については「派遣会社おすすめ20社!ランキングに惑わされない選び方も紹介」でも比較しているので、あわせてご覧ください。

転職サイト・転職エージェント

最初から正社員を目指す方や早めに転職をしたい方には、転職サイトや転職エージェントがおすすめです。

こちらも扱っている雇用形態が幅広いのですが、正社員への転職に特化しているため履歴書の添削や面接対策などを細かくアドバイスしてもらえます。

【おすすめ転職サイト・転職エージェント】
UZUZ若い世代におすすめで研修制度も充実
キャリアスタート第二新卒やフリーターに特化

求人サイト

自分で求人情報を見ながら転職活動をしたい方は、求人サイトの利用が向いています。

派遣会社や転職サイトのように誰かが入って転職活動を進めるものではないため、気を遣わず自分のペースで転職を進めることができますよ。

【おすすめ求人サイト】
タウンワーク日本最大級の求人サイト
はたらいく第二新卒やフリーターに特化

ハローワーク

失業したときにお世話になった方も多いハローワーク(公共職業安定所)は、就職先を探すのにもおすすめの機関です。

保有している求人情報は地域に密着したものもありますし、転職サイトや求人サイトには掲載されていないようなものもあります。

職業訓練や実習研修も行っているので、仕事探しだけでなく転職前にスキルを磨いておきたい方におすすめです。

ハローワークについては「社会人として知っておきたい!ハローワークが持つ機能とは?」で紹介していますので、あわせてご覧ください。

履歴書・職務経歴書の書き方

履歴書と職務経歴書のイメージ画像

転職するとなると、まず用意するものといえば履歴書や職務経歴書です。

しかし、フリーターの方でアルバイトとして働いていた方や転職をしたことがない方であれば、書き慣れていないこともあります。

ここでは、履歴書と職務経歴書の書き方を紹介していくので、作成する参考にしてください。

履歴書と職務経歴書の違い

まず、履歴書と職務経歴書でどう違うのかを理解する必要があります。

履歴書とは、求職者のプロフィールや自己PRなど、求職者自身の紹介をする書類となります。

一方、職務経歴書はこれまでにどういった仕事をしてきたのか、何ができるかなどの仕事に関することを伝える書類です。

つまり、この2つを目的に合った書き方をすることで、よりわかりやすく自身についての紹介をすることができるようになるのです。

履歴書作成のポイント

履歴書を作成するポイントは、自分が何故会社を選んだか、仕事に対する意思はどうかを伝えられるかにあります。

  • 学歴・経歴
  • 志望動機
  • 自己紹介
  • 特技

【学歴・経歴】

学歴・経歴はそのままの通り、求職者の学歴や職務経歴を書き込みます。

学歴は高校卒業から始め、入学と卒業の年と月だけを記入し、経歴は、入社と退職の他にその会社でどのような業務をしていたかを簡単に書き込みましょう。

【志望動機】

志望動機は、何故その企業を選んだのか理由を入れることにより、その企業でなくてはならないと必要性をアピールすることができます。

明確な動機が書けるように自己分析を行い、転職後にどのような働き方をしたいかも踏まえて書くとより分かりやすく伝わりますよ。

【自己紹介】

自己紹介では自分のことを話しますが、この話す内容に関して注意が必要です。

それは、分かりやすく簡潔に話すことです。

緊張から長々と話してしまうと、内容の要領を得ずに聞き流されてしまいます。

そうならないよう、まずは結果を告げてからくわしく話すとスムーズに伝えることができますよ。

【特技】

特技を絡めての自己紹介も効果的であり、履歴書によっては自己紹介とは別に特技を書くスペースを設ける履歴書があるほどです。

たとえば「特技は記憶力が良いことで、一度お会いした方の顔と名前や仕事内容を覚えることが早いと言われています。」のように、特技と絡めると面接官に伝わりやすくなります。

特技が思い浮かばない場合は、こちらの「履歴書の特技が書けない!自分に合う特技の見つけ方や特技の書き方を紹介」に紹介していますので、是非ご覧ください。

職務経歴書作成のポイント

職務経歴書は、先にも話したように今までどういった仕事をしてきたのか、何ができるか、どのような資格を所持しているかを書く書類となります。

経歴内容にもよりますが、一般的に職務経歴書はA4サイズで1~2枚程度にまとめたもので、書く内容で必要となるのは以下の4項目です。

  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 資格・スキル
  • 自己PR

【職務要約】

職務要約とは、簡単にこれまでの経歴を説明する項目ですが、くわしくは職務経歴で記載するので要約で大丈夫です。

【職務経歴】

職務経歴は、新卒で入社したところから記載していくのですが、新卒での入社経験がなければ、アルバイトを記載しましょう。

内容は、会社名や部署、そこで何をしていたのか、どんな業務に携わっていたのかをなるべくくわしく書きます。

勤めていた会社が複数ある場合は、フォーマットがあればその通りに書き込めば大丈夫です。

フォーマットではなく最初から自分で作成する場合は、会社ごとで分かりやすく区切って書くことで見やすさが増します。

【資格・スキル】

資格は、自分が所持している資格を書きますが、いつ取得したかの年と月もできるなら書いておきましょう。

スキルは、自分ができる・得意であるというスキルを指します。

たとえば、前職が事務職でPCスキルが高ければ「Word」「Excel」「PowerPoint」といったツールを書くこともできるのです。

保有資格が多く記載欄に入らない場合は、希望する職業で必要となるスキルを優先して提示しましょう。

【自己PR】

履歴書のものとは違い、仕事をする上でのアピールをしていきます。

チームリーダーとして人をまとめる能力や、PCスキル、接客スキルをどのように自分がどの分野で活躍してきたのかを話します。

文具店などで販売していますが、それ以外にもネットでフォーマットが掲載されていることもあるので、それらを活用して作成をしていきましょう。

面接対策

面接は、面接官と対面し、求職者を見て採用するかを見極める重要な役割を担っています。

そのため、細かな部分まで気を付け、まずは悪印象を与えないようにすることが大切になります。

ここでは気を付けるべき点を以下3点に絞り、くわしく解説していきます。

  • 身だしなみ
  • 礼儀マナー
  • 言葉遣い

身だしなみを整える

第一印象に大きく影響するのは、身だしなみです。

一般的に清潔感がある方が良い印象で見られる傾向にあるため、男女問わずに髪型や服装などを整えて臨むようにしましょう。

しかし、どのような身だしなみが良いのかは人によって変わるので非常に曖昧です。

髪型や身だしなみについて「知っておくだけで失敗を9割回避! 新社会人の服装マナーとお役立ち情報」でくわしく解説しているので、悩まれている方はぜひご覧ください。

礼儀マナーを守る

フリーターの方でも、仕事をしていた経験があるので、人との付き合い方は身についているかと思います。

しかし、それでも緊張してしまうとつい普段の言葉遣いやしぐさをしてしまうものです。

そうならないためにも、言葉遣いや姿勢、しぐさと言った細かい部分に気を配りましょう。

事前に面接での自己紹介で言うことを書き起こしたり、座るときの姿勢を確認したりして、相手からどう見えているかを確認してみると良いですよ。

とくに気になる自己紹介のポイントを「面接の自己紹介とは?好印象を与える7つのポイントやNG例文などを紹介」で解説しているので、参考にしてみてください。

言葉遣いで印象が変わる

面接は、ほとんどの場合が初めて会う方と対面します。

その際、言葉遣いが馴れ馴れしかったり乱暴だったりしたら、失礼だなと印象が悪くなってしまいます。

最低でも、敬語を使うようにし、人の呼称にも気を付けるようにしましょう。

口調も早口だと聞き取りづらく、のんびり過ぎるとだらしがないと思われてしまいます。

相手が聞き取りやすい話し方を心がけ、相手をしっかり見て話すようにしてください。

【豆知識】フリーターと正社員の違い

これまで正社員への転職に関する解説をしてきましたが、フリーターと正社員ではどのような違いがあるか、気になる方は今一度確認をしておくことをおすすめします。

ここからは正社員とフリーターの違いについてくわしく解説していくので、正社員との違いを見直して将来自分がどう働いていくかを検討していきましょう。

そもそもフリーターとは?

フリーターと正社員の違いを考えると、正社員よりもマイナスイメージを持たれる方はいますが、実際にはどのような人のことをフリーターのでしょうか。

正確な定義はありませんが、厚生労働省では以下内容をフリーターと定めています。

この調査でフリーターとは家業(自営・農業等)、通学または家事のいずれも行っていない15~44 歳の者で、かつ事業所の応募前の1年間に、就職はしていたが、勤め先における呼称がアルバイト又はパートである者をいう。

※厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査

このように、フリーターはアルバイトやパートのことを指しているため自由な働き方を目指したい方に向いている傾向があります。

仕事の安定

正社員は、一度採用されればよほどのことがない限り解雇はされません。

そのため、仕事が安定して一定の収入が約束されているので、生活や将来への貯蓄に対しての不安が軽減されます。

しかし、フリーターの場合は企業の経営不振や能力不足などの理由で契約を切られる、解雇される可能性が正社員よりも高くなっています。

仕事が続かないと経験やスキルを積むこともできないので、次の就職先を見つけるのが大変になるので、収入もなくなって生活や将来への不安が大きくなってしまいます。

このように、仕事や収入が安定するだけでも心配事が軽減され、将来への備えに関する差が大きく出る傾向があります。

給与

正社員とフリーターの差で大きいと言えば、給与を思い浮かべる方が多いでしょう。

正社員の場合は基本給の高さだけではなく、無期契約なので賞与や福利厚生などを受けられるので、基本給以外の給与が大きなメリットといえます。

一方、フリーターの場合は短期間で契約が終わる可能性があるので、昇給がある企業は少ない傾向にあります。

フリーターと正社員の給与がどれだけ違ってくるのかは「非正規雇用と正社員サラリーマンの生涯年収を比較!男女、学歴別手取り平均月収も」をご覧ください。

福利厚生

正社員は基本的にフルタイムで働き、勤務日数や勤務時間などの条件を満たしているので福利厚生を受けることができます。

基本給以外の賞与や手当てなどを受けることができ、会社で優遇されるサービスがあれば、そのサービスを受けることも可能です。

ほかにも、社会保険や健康診断、家族手当、昇給なども含まれており、基本給以上の収入を得られます。

フリーターの場合は働き方によっては十分な福利厚生を受けられないこともあるため、安心して働きたいのであれば正社員や派遣社員がおすすめです。

社会的信用

社会的信用は、フリーターよりも仕事や収入が安定している正社員の方が高い傾向にあります。

たとえば、クレジットカードを作る場合はその人に返済能力があるか、現在どのように働いているかなどを審査しているので、審査を通過する可能性に差が出ます。

転職をする場合は正社員として働いていた実績があれば、この人は正社員として働ける能力があると一定の信用を得られるのです。

さまざまな場面で社会的信用が重要とされることがあるため、フリーターを続けるよりも早くから正社員となっておくことをおすすめします。

よくある質問

最後にフリーターで働いていると出てくる質問について紹介していくので、今後働くうえで参考にしてみてください。

フリーターから未経験の職種に転職できますか?

未経験を受け入れている求人であれば、職種に関係なく転職することができます。

フリーターで培ってきた経験を活かした転職も良いのですが、未経験を受け入れているところであれば研修やフォロー体制が整っている場合が多くあります。

正社員として働くうえでスキルや経験に不安がある方は、未経験でも始められる求人から選ぶことをおすすめします。

フリーターから正社員に転職しやすい職種については、こちらの「フリーターから正社員になりやすいおすすめの職種」をご覧ください。

フリーターからの転職を成功に近づける方法はありますか?

まずは自己分析を行い、自分が正社員になりたい理由やどのような働き方をしたいかを明確にすることで精度の高い転職活動ができます。

また、一人で仕事を探すのが難しい場合は、派遣会社や転職サイトなどのプロからのフォローを受けながら進めるのもおすすめです。

ほかにも「フリーターからの転職を成功に近づける6つのコツ」を紹介している方法を参考に転職活動を進めてみてください。

フリーター時代で培ったスキルは正社員でも活かせますか?

もちろん活かすことができますし、企業側はそういったスキルや経験を求めていることがあります。

自分がやりたい仕事や活かしたいスキルがある場合は、それに適した仕事に絞って探すことで探す求人の幅を狭めることいが可能です。

また、スキルをどのように活かすかは派遣会社や転職サイトなどの転職サポートに相談をすると、仕事のイメージが付きやすくなりますよ。

転職サポートを行っている機関については「フリーターから正社員に転職する4つの方法」で紹介しているので、参考にしてください。

まとめ

フリーターが正社員に就職するための話をしてきました。

正社員になるための働き方や仕事は色々あり、その選択肢も多くあり、誰にでも正社員になれる可能性を秘めています。

資格や経験、スキルなどがないからフリーターにしかなれないと思っているのは間違いであり、正社員になるための努力をすることが重要になります。

将来どうなりたいかは、自分次第です。

不安なことは自分の中だけにとどめず、プロへの相談も視野に入れて就職活動していきましょう。

今から正社員を目指したい方はウィルオブに相談!
フリーターから正社員になるためには、自己分析を行って希望条件や正社員を目指す理由などを行う努力が必要です。しかし、責任も重くなるためすぐに正社員として働くことに不安を感じる方はいます。

ウィルオブでは、正社員以外にも派遣社員としての働き方もサポートしています。すぐに正社員になるのは難しそうと思う方は、無料相談より気軽にお問い合わせください。 >>正社員を目指す方はこちら