派遣で働くメリットとは?デメリットもメリットに変えられる

派遣で働くことはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。初めて派遣で働く人ほど、そんな悩みを抱えているかもしれません。 

派遣社員という雇用形態は、正社員と比べるとデメリットばかりがクローズアップされがちです。しかし、派遣社員には正社員にはないメリットもたくさんあります。 

一見デメリットに思うことも、考え方次第でメリットに変えることは可能です。ここでは派遣のメリット・デメリットをご紹介します。あわせて、デメリットをメリットに変える方法について考えていきましょう。 

派遣で働くメリットとは? 

自分のライフスタイルや希望条件に合わせて仕事を選べるのが、派遣社員として働く大きなメリットと言えるでしょう。 

1.自分の希望する条件に合致した仕事を選べる 

正社員として働き始めると、必ずしも自分がやりたい仕事だけをさせてもらえるとは限りません。上司の指揮命令に従って多様な業務をこなす必要があります。本人が望むと望まざるとに関わらず、会社の意向で異動や転勤しなければならないケースもあり得るでしょう。 

派遣社員であれば、仕事の内容や労働時間、期間、給与、勤務地など、さまざまな条件に合わせて仕事を選ぶことができます。契約によって任される仕事の範囲も限られているので、自分のやりたいことや得意なことを優先して働けるのが大きなメリットの1つです。 

2.個人のライフイベントに合わせて働ける 

人生にはさまざまなライフイベントが待ち受けています。特に女性は、結婚や出産、子育て、家族の転勤などによって働き方が左右されてしまいがちです。 

正社員の場合「家庭の事情で週3日だけ働きたい」など、自分の都合に合わせて自由に働くことはできません。しかし、派遣社員であれば、3ヶ月、半年と期間を定めて働けます。短時間勤務も可能なので、仕事と家庭の両立を目指したワークライフバランスを実現しやすいと言えるでしょう。 

たとえば「週4日、6時間勤務」といった働き方をしながら、資格取得に向けて勉強したり、家事や育児との両立を図ったりすることができるのも派遣社員の魅力です。 

3.さまざまな企業、職場を体験してスキルアップできる 

正社員ではなかなか入社できないような企業でも、派遣社員であれば就業することも可能です。憧れの大企業からベンチャー、外資系までさまざまな企業で働くことができます。同じ職種であっても、企業によって仕事のやり方は異なるものです。いろいろな企業で経験を積むことによってスキルアップにつながるでしょう。本人の頑張り次第では、派遣から正社員へ登用される道もあります。 

4.パートやアルバイトよりも時給が高い 

派遣社員の時給は、パートやアルバイトよりも高いことがほとんどです。さらに派遣会社の福利厚生制度もあるので、派遣社員のほうが有利なことが多いと言えるでしょう。派遣先によっては正社員の月収を上回る可能性もあります。 

5.人間関係のしがらみが少ない 

派遣社員はあくまでも派遣会社に所属しているスタッフです。そのため、派遣先企業の派閥争いなど、わずらわしい人間関係に振り回されることは少ないでしょう。飲み会や懇親会への参加を強制されることもほとんどないので、プライベートの時間もしっかり確保することができます。 

遣で働くデメリット 

派遣社員として働く場合、雇用の安定性や収入面に不安を抱えている人が多いようです。 

1.交通費や賞与が支給されない 

派遣社員の場合、交通費が支給されないケースがほとんどです。しかし、その分時給が上乗せされている場合もあります。とはいえ、自宅から勤務地までの距離が遠いほど交通費がかかり、手取りが少なくなるのは確かです。派遣先を選ぶ際は、交通費も考慮する必要があります。自宅の近くにある勤務先を選んで交通費を抑えれば、収入面のマイナス要因をカバーできるでしょう。 

注:交通費が支給される派遣のお仕事もあります。

また、派遣社員には基本的にボーナスはありません。そのため、時給は高く設定されていても、年収ベースではどうしても正社員との収入の格差が生じます。正社員に比べると、年収や福利厚生の面で待遇の差があることは、ある程度仕方がないと割り切って考える必要があります。 

2.雇用が不安定 

企派遣の仕事はあらかじめ契約期間が3ヶ月、6ヶ月と定められているので、雇用が不安定に感じられるかもしれません。しかし、他の人にはないスキルや資格があれば、たとえ派遣先の企業が変わったとしても、継続的に働き続けることは十分可能です。同じ職場で働き続けたい場合、派遣先企業と直接雇用の契約を結んで正社員や契約社員になる方法もあります。 

3.収入が一定しない 

派遣社員は勤務した時間で給与が支給されるため、年末年始や大型連休など、出勤日数が少ない月では収入がダウンしてしまいます。 

4.スキルアップしても評価が上がらない 

派遣社員のデメリットとして、スキルアップしても評価につながらないという声がよく聞かれます。補助的な業務が多いので、責任のある仕事がしたい人には物足りないかもしれません。しかし、自分の働き方を定期的に見直せるのも、派遣社員のメリットの1つです。スキルアップした時点で、自分のキャリアに合った仕事を探してみてもいいでしょう。 

派遣で働くデメリットをメリットに変える考え方

派遣社員は、正社員に比べて給与が少ない、安定していないといったネガティブなイメージを持たれがちです。しかし昨今は、大企業の正社員だからといって一生安泰とは言い切れない時代になりました。正社員であることに甘んじてスキルアップを怠っていたら、あとで手痛いしっぺ返しにあうかもしれません。 

近年、派遣社員の数は急激に増えています。その中心を担うのは20代後半から30代前半です。この時期の働き方次第で、40代以降のキャリアが大きく変わってくると言っても過言ではありません。派遣社員として幅広い視野を持ち、実務的なスキルを身につけることが、自らの可能性を広げることにつながるでしょう。 

困ったときには、1人で悩まずに派遣会社へ相談しよう

通常、企業の正社員や契約社員、パート、アルバイトとして働く場合、仕事の悩みや不安があっても相談する相手がなかなか見つかりません。しかし、派遣社員であれば、派遣会社の担当者がサポートしてくれます。派遣先企業でトラブルに巻き込まれたら、間に入って解決策を見出してくれたり、親身になって話を聞いてくれたりするので安心です。 

いざ自分1人で仕事探しをしようと思っても、なかなか思うような仕事が見つからないケースもあるでしょう。なかには、自分に向いている仕事がわからないまま就職・転職活動をしている人もいます。派遣会社なら、担当者が勤務日数や時間、勤務地などの希望を聞いてくれるので、自分にあった仕事を見つけることが可能です。困ったことがあったら、一人でくよくよ悩まずにまずは派遣会社へ相談してみましょう。 

まとめ 

派遣社員は、自分のライフスタイルや希望条件に合わせて仕事を選べるメリットがあります。さまざまな企業で働くことで、視野を広げてスキルアップを広げることができるでしょう。初めて派遣で働く場合、ついデメリットばかりに注目しがちですが、考え方次第ではメリットに変えることも可能です。派遣で働くメリット・デメリットを踏まえたうえで、自分らしい働き方を実現しましょう。 

参考サイト: