接客業のプロになる!「販売士」は必須の資格?

販売の仕事には接客はもちろん仕入れや商品管理、マーケティングなどさまざまな知識が求められます。そうした知識を持つことを証明するのが「販売士」の資格。これは日本商工会議所などが主催するもので、業界では定番資格として知られており、企業によっては取得を推奨しているところもあります。

持っていれば就転職にも有利になりそうな資格ですが、実際に接客業を経験した人たちは必須と感じているのでしょうか?アンケートをとって聞いてみました。

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知識より実践!接客は資格よりも現場経験がものをいう

アンケートでは「不要」と答えた人が76パーセントで大多数を占めています。その理由は?

・接客は、現場での経験やコミュニケーション能力が重要なので、資格は必要ないと思う。(30代/女性/専業主婦)
・あれば有利だと思いますが、なくても特に問題ないと思います。資格がなくても優秀な人はたくさんいると思います。ただ、会社に、自分の才能をアピールするには良い資格だと思います。お客様にとっては、特に関係ない資格と思います。(30代/女性/自由業・フリーランス)
・手当がもらえるなら取るが、商品の知識や接客スキルがあればいらないと思う。(20代/女性/専業主婦)
・あれば越したことはありませんが、無くても特に困ることもないので。資格より経験の方が必要です。(30代/男性/会社員)

まさに「現場たたき上げ」といった人たちの意見が多く見られます。接客は知識よりも実践で学ぶもの、という考え方ですね。確かに知識だけの新人と、資格はなくても豊かな経験を持つ販売員であれば後者の方がより良い接客ができるであろうことは想像に難くありません。

ただ就転職の際には、持っていれば知識と同時にやる気もアピールできることは確か。必須ではないけれどあればプラスにはなるだろう、という意見もあります。会社で資格手当が出るのであれば、取得へのモチベーションも上がるかもしれませんね。

持っていれば信頼感が違う!収入アップのチャンスも!?

一方、「必要」と答えた人は24パーセント。なぜそう思うようになったのでしょうか。

・実践のほうが大事だし重要だとは思うけど、知識として知っていることも大事だと思うので、必要だと思う。(30代/女性/パートアルバイト)
・スキルアップのために資格を持っていたほうがよい。名刺に記載してあると好感度が高い。(40代/男性/会社員)
・あれば給料やボーナスに資格手当がつく場合もあるし、出世にも関わることもあると思う。スタッフに持ってる人が一人でもいてくれると安心ではある。(40代/女性/専業主婦)
・資格は強み!自分のためにならないこともあるかもしれないけど、自分を高める材料になるきっかけになるのでとっておく方がいい。(30代/女性/専業主婦)

接客において最も大切なのはもちろん実践。けれど、背景にしっかりとした知識があることによってその「実践」もより高めることができる、という考え方ですね。販売について体系的な知識を持つことによって仕事にも自信が持てますし、お客様や同僚からの信頼を得やすいといったメリットもあります。

また、販売士という肩書を得ることで職業意識が高まり、モチベーションのアップにつながるということも。なくても仕事はできますが、あれば大きな違いが出る資格、と考えられているようですね。

キャリアアップを目指すなら資格は強力な武器になる

アンケートの結果だけを見る限り、接客業では資格より経験の方が重要!という意見が大多数のようです。しかし一つ一つの意見をくわしく見ていくと、不要という人の中にもあればあったほうが良い、という意見も。

接客の現場においては実践が最も大切なのはいうまでもありませんが、就転職の際にはやはり有利であること、またお客様からの信頼感や今後のキャリアアップなどを考えると、やはり取っておきたい資格ということが言えそうですね。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年11月04日~2015年11月18日
■有効回答数:100サンプル

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