派遣の「顔合わせ」って一体何をするの?必要な準備と対策を紹介

派遣として働く場合、勤務開始をする前に就業先となる企業と顔合わせ(面談)をするのが一般的です。通常の転職面接とどう違うのか、顔合わせでは具体的に何が行われるのか、などについてご紹介していきます。必要な準備を行って、気持ちよく勤務がスタートできるように、今から知識を得ておきましょう。

派遣の「顔合わせ」とは?


顔合わせ・会社訪問(見学)・面談など、派遣会社によってさまざまな呼び方がされていますが、「派遣スタッフが勤務を開始する前に就業先となる企業と会って話す場を持つ」ことを指しています。いきなり就業先に伺うのが勤務初日となると、知った顔もなく働く場になじむのにも時間がかかってしまいます。事前に直属の上司となる方などにお会いして、派遣スタッフである自分に期待していることなどを聞いておければ安心という方も多いのではないでしょうか。
派遣スタッフをその部署に配属する理由などを聞いておければ、自分が派遣スタッフとしてどのようなことに力を入れればいいのかが明確になります。また、就業先としても「WordやExcelが使えるといっても、実際はどの程度のレベルなのか」など、実際の勤務にかかる時間や任せられる範囲がどの程度なのかを把握しておきたいと考えるのが妥当です。
いずれにしても就業先と初対面となる場ですから、今後の働きやすさを考えて就業前に良い印象を与えておきたいものです。2,3質問に答えれば終わる場合と、転職面接のように長く時間をとって行う場合など、その内容や時間の長さは派遣会社や就業先によって異なります。

「顔合わせ」で行うこと


就業先企業や派遣会社によって異なる「顔合わせ」の内容ですが、実際にどのような内容なのかを詳しくご説明していきます。「顔合わせ」を行う際、一般的には派遣スタッフが1人で行くことはなく、派遣会社の社員さんが同席して3者間での面談を行うというケースがほとんどです。1人で行くことになるのではと心配する派遣スタッフの方も多いですが、派遣会社の社員がついてきてくれるとなれば安心できるはず。
3者間での挨拶が済んだら派遣スタッフの履歴書を派遣会社社員が就業先に改めて渡し、派遣スタッフが自己紹介をします。そしてスキルに関する質問やこれまでの経歴に対する質問に答えたら終了となることが多いです。また、派遣会社の社員さんから改めて、派遣スタッフの長所や魅力について付け加えてくれるということがある場合もあります。

「顔合わせ」の流れ


「顔合わせ」当日が、どのような流れで進むのかについても説明しておきましょう。派遣スタッフは、まず派遣会社の社員(主に就業先の営業担当)と「顔合わせ」開始の30分~1時間前に待ち合わせをし、カフェなどでお茶をしながら今日の流れについて説明を受けることが多いです。
派遣会社の社員さんは就業先の営業担当として「顔合わせ」への同席を頻繁に行っていますから、事前に質問されるであろうことを伝えてくれるケースがほとんどです。また、その質問へはどんな観点を持って答えればよいのかというアドバイスをくれることもあります。
これまでの経歴や自身のアピールについて、添削をしてもらう時間として活用してもいいですし、営業担当が知っている就業先の特徴などについて聞いておき、知識を深めるのもよいことです。先程の想定質問への答えは、説明の合間や移動しながらの時間などで、質問に対してスムーズに答えられるよう準備しておきましょう。
一通り打ち合わせが終わったら就業先企業へ一緒に訪問し、まずは挨拶をします。受付などは派遣会社の社員が行ってくれるので、安心してついていきましょう。部屋に入ると派遣会社の社員が履歴書を就業先に渡しますので、派遣スタッフ本人が職務経歴を含めて自己紹介を行います。その後就業先から質問を受け、最後に派遣スタッフ側からの質問を促されるのが一般的な流れです。これが終われば顔合わせは終了となります。

「顔合わせ」での注意点


実際に「顔合わせ」をする際には、以下の4点が非常に重要となります。事前に準備できることが多いため、当日バタバタしないためにもしっかり対策をしておきましょう。

1.履歴書の内容に相違がないか

1点目に重要なのは、履歴書の内容に相違がないかということです。履歴書と事実が違った場合は経歴の詐称となりますので、注意しましょう。また、派遣会社の社員が把握している内容や派遣スタッフが伝えていることが事実と異なった場合、アピールしたことがすべて裏目に出てしまうことも考えられます。履歴書内容に相違があると、就業先の予定も変わってしまうことになります。相違がないかを改めて確認しておきましょう。

2.企業で働くのにふさわしい服装・応対ができるか


「顔合わせ」というと、軽い挨拶だけという印象を持つ方も多いかもしれません。しかし、就業先と初めてお会いする貴重な機会です。スーツをきちんと着こなし、社会人として適切な応対ができるかどうかはどんな企業で働く場合においても非常に重要です。その日着るスーツは座ったり立ったりする機会も多くなりますから、シワになりにくいものを選び、当たり前ですがクリーニングに出しておくようにしてください。受け答えについてもテキパキと対応できるよう、事前にシミュレーションしておきましょう。

3.企業に合致した職務経歴説明・自己紹介ができているか

もちろん就業先へのアピールは済んでいるのですが、就業先にしてみれば派遣スタッフに会うのは初めてです。そのため、「顔合わせ」で会ってみて初めてわかることも多いはずです。きちんと自己紹介ができるか、コミュニケーションが取れるかなどを見て今後の働きぶりに期待してくれるわけですから、内容は非常に重要です。
自己紹介のときにこれまでの職務経歴を伝える場合にも、どこにでも通用するような内容ではなく、その企業にマッチしたスキルや経験などをピックアップして伝えることが大切になってきます。そうすることで就業先にも「こちらの仕事を理解してくれている方が来てくれる」と思ってもらうことができます。就業先で気持ちよく働けるようにするためにも、準備は欠かさず行っておきましょう。

4. 質問を用意できているか

「顔合わせ」では就業先からの質問などが終わったタイミングで、派遣スタッフが質問する機会をもらえることが多いです。そのため、就業前の時期に聞いておきたい疑問に思っていたことや質問したいことを3つ程度用意しておきましょう。転職面接などの際もそうですが、質問をすることで就業に対して意欲的な姿勢をアピールできます。

まとめ

「顔合わせ」は勤務先となる企業の方との初対面であることが多く、緊張する方も多いでしょう。しかし、勤務先となる会社にどういった第一印象を残せるかで、入社後の働きやすさが変わる可能性は大きいといえます。自分のスキル・経験や魅力が伝わるよう、しっかり準備して臨むようにしましょう。