専業主婦のブランクは経験で補える?仕事復帰のコツを紹介

子育てが落ち着いて自分の時間ができると、「もう一度仕事をしたい」「家計のためにも働きたい」と思う40歳代、50歳代の女性は多いのではいでしょうか。
ですが、専業主婦の期間が長いと「ブランクがある」とみられてしまい、再就職するのは厳しくなります。小さな子供がいるとさらにハードルは高くなり、仕事が決まらず諦めてしまう人もいます。

ブランクが大きければ大きいほど、不安も募るものです。「どうせ無理…」とためらってしまうこともあると思います。

とはいうものの、雇用側にとってブランクはあくまでも「履歴書の中の一情報」。ブランクがあること自体がマイナスポイントというわけでは決してなく、「その間に何をしていたのか」をきちんと明記することで、不信感等は払拭されます。

ここではブランクがあっても仕事復帰を成功させるポイントを紹介します。

10年のブランクを経て仕事復帰。そのメリットは?

しばらくの間「専業主婦」をしていた女性が、再び働こうと思い立ったとき、その目的は何か?仕事復帰の目的、イコール、仕事復帰のメリットとも言えます。

家計の収入の増加

目に見える大きなメリットは、収入です。
家計の収入が増加すると、子どもにプラスαで習い事をさせる余裕が生まれたり、日常にちょっとした贅沢を加算できたり、将来に向けての貯蓄に充当できたりと、生活に余裕を持つことができます。

金銭的な余裕は心的余裕にも繋がるので、精神衛生上の健康を保つ一翼にもなります。

社会との繋がりの復活

専業主婦で家の中にこもっていると、どうしても外界との繋がりが少なくなりがちです。
子どもの関係で知り合ったママ友との集まりなどはあったとしても、やはり「仕事」での人間関係や社会的繋がりとは異なるものです。

社会のこと、経済のことに興味関心を持つことで視野が広がるのはもちろん、子どもと離れることで生まれる「自分の時間」に、仕事を通して新たな人間関係が構築されます。

外部から受ける刺激でライフスタイルが充実

家族以外の人と関わることで得られる刺激も、仕事復帰のメリットのひとつです。
家庭の中では何をしても「家族のことをやって当たり前」という位置づけかもしれませんが、家庭の外に出て仕事をすることで、頑張った分が成績としてあらわれたり評価してもらえたりするのです。

これは、モチベーションの上昇に繋がり、日常生活においてプラスの刺激となります。

仕事復帰を考えたとき、やっておきたい準備とは?

しばらく専業主婦だった女性が仕事復帰を考えるときに不安に感じることは、大きく2つ。

ひとつめは、子どもが急に発熱したり病気になったりして仕事に影響がでないかということ。
そしてもうひとつは、仕事の勘が取り戻せるか、ということ。

子どもが小さいと、急病などで会社を休まざるを得ないこともあります。そのようなときのために、協力者をリストアップしておくことが重要です。
両親、ファミリーサポート、病児シッターなど、もしものときに頼れる人やサービスを確保しておくことが大切です。

また、もうひとつの不安要素は、仕事でミスをしないかということ。
ブランクが長ければ長いほど、仕事を覚えたり慣れたりするまでに時間がかかってしまうことも少なくありません。
しっかりしなくてはと気持ちが焦るばかりで、結果ミスへとつながることもあります。

そうしたことを防ぐためにも、「どんな小さなことでもメモを取る」「分からないことは聞く」「コミュニケーションを積極的に取る」などを意識すると良いでしょう。

コンピュータを久しく触っていないという人は、タイピングの練習をしたりエクセルの使い方学んだりして、基本操作がスムーズに行えるように準備しておくのがおすすめです。

仕事復帰を成功させるコツ


仕事復帰を成功させるためには、手当たり次第に探すよりも、まず「自分には何ができるか?」を考えることが大切です。

過去、どのような職種に就いていたのか、その職場ではどのような業務を担当していたのか、そしてどのような成果をあげたのか。
そこから紐解いていきどのようなスキルが自分には備わっているのか、すでに取得している免許や資格は何に役立てることができるのか、などを整理します。

汎用性が高い一般的なスキルがある

それくらい誰でもできる、と思ってしまうかもしれませんが「コミュニケーション能力」の高さや「PCスキル」などを必要条件としている職種は、実に多種多様です。
一般的なスキルは、言い換えれば汎用性の高いスキルということなのです。

専門性の高いスキルは武器!

一方で、専門性の高いスキルも、該当分野においては技術的価値として必要とされるものです。
国家資格、民間資格、いずれの場合も「専門知識」を活かすことのできるスキルは、仕事復帰の強みとなります。

社会人としてのマナーも重要

免許やスキルは持っているとプラスに働きます。
ただし、「無いよりはあった方がいい」という程度の位置づけで、専業主婦が離職前に培った社会人スキルそのものも高く評価される傾向にあります。

「現在は専業主婦」であっても、社会人経験を持つ女性は多いはずです。

例えば、今は専業主婦でも結婚するまでの数年間、企業で勤務していた女性であれば、「電話の応対」や「メールの送受信」などの連絡業務は、会社ごとにルールや慣習に則って行うということは知っているでしょう。

万が一、フォーマットやマニュアルがない場合でも、スムーズにこなすことができる、言わば「社会人としてのマナー」が備わっていれば、一からそのマナーを教えなければいけない人よりは採用される対象となるのです。

仕事復帰に自信がなくても大丈夫。現在の求人傾向は?

出産・育児を理由に仕事を離脱してしまったケースなどブランクが長い場合でも、以前に携わっていたのと同じ業種や職種に就くことを目指せば、ゼロからのスタートとは異なります。
同じ業種・職種であれば、その業界の事情や仕事の段取り、要領なども知識として蓄えがあるので、復帰後早い段階で仕事内容や職場環境に適応できるはずです。

これは、雇用する側にとっても「即戦力」となります。

ブランクOKの記載がある求人には積極的にアプローチを

最近では「ブランクOK」と記載された求人情報も目立ちます。
ただし、免許や資格を持っていることを前提とした求人なのか、無条件にブランクは気にしませんという意味合いでの求人なのか、はきちんと見極めなければいけません。

免許や資格を持っていることが前提となっている場合

例えば、看護師・准看護師、薬剤師、管理栄養士、調理師、保育士、美容師など、免許がないと務まらない仕事は、ブランクを気にせずアプローチができます。
「急募」と添えられていることも多いので、気になる求人があればまず問い合わせをしてみましょう。

無条件で「ブランクOK」と記載されている場合

例えば、アパレル業界やコンビニエンスストアスタッフ、事務職など広範囲の職種、来所者の補助とレクリエーションを行う介護福祉施設のスタッフ、レストランで配膳や接客をおこなうホールスタッフ、調理経験を生かしたキッチンの仕事、製造スタッフ、スーパーマーケットの店員、コールセンターなど。

無条件に「ブランクOK」と書かれている場合の大半は「研修制度」が用意されているので、経験がなくても大丈夫です。

続けられるかどうか、成功の鍵は働き方

何の仕事ができるか、を考えることももちろん大切ですが、むしろ、社会復帰を成功させるために必要なのは、できる「働き方」を選べるかどうか、という点です。
専業主婦が再就職する際、正社員枠での再就職を熱望する人もいると思いますが、子どもの年齢によっては育児との両立を最優先に考えなければいけません。

正社員の他に、派遣社員、契約社員、パート、アルバイトなどの雇用形態があります。働く時間と収入は比例するため、働く時間が短くなる分、収入も高くありませんが、子育てを犠牲にすることは最小限で済みます。

どんな働き方をしたいのか、どんなライフプランを描いているのかをはっきりとさせることが仕事復帰への第一歩と言えるでしょう。

40歳からの再就職を考える人におすすめ

前項目でも話した働き方を考えたときに気になるのがブランク。
仕事経験があったとしても、やはりそこが心配…という人におすすめなのが「Chance Work for 40(チャンスワーク フォア 40)」です。

職種は豊富で、担当者と希望の仕事について話し合いができるので、安心して仕事探しができます。
また、未経験OKの求人も数多く扱っているため、どうしてもブランクが気になるのであれば、今までやったことがない職種に挑戦することも可能です。

まとめ

専業主婦が再び仕事に就くのは難しい面もありますが、現代では共働きをする家庭が増えたこともあり、ブランクOKなどの求人も比例して増えているのです。

そのため、専業主婦になる前に身に着けていたスキルや社会人としてマナーがあれば再就職も可能だと言えます。

家庭と自分のスキルの両立を考慮しつつ、無理のない仕事を探していきましょう。

参考サイト

専業主婦をキャリアに変えられる人は○○のある人
KISDNA