履歴書の職歴欄に派遣時代の経歴を書くときの注意点・パターンを紹介!

転職活動時に必要となる書類が「履歴書」です。ほとんどの履歴書には「職歴」を記入する欄があります。ただ、派遣社員で勤務していた頃の職歴を記入するときは、注意しなければならないこともあります。本記事では、履歴書に職歴を記入するときのルール、派遣社員で勤務していた頃の職歴を書くときのコツを紹介します。 

派遣時代の職務経歴は派遣会社に確認をしてみましょう。職務経歴書で役立ちますよ
履歴書や職務経歴書では、正確に書くことが重要になります。派遣時代に勤めていた仕事が多い場合は、正確に思い出すことが難しい場合があります。

そんなときは、派遣会社に自分の経歴について確認をすることが確実です。また、登録した派遣会社が複数ある方はそれぞれでいつ登録したかもしっかり記載をする必要があります。自分でなんとなくで書くのではなく、しっかり経歴を派遣会社に確認をし、誤りが内容注意しましょう。
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履歴書に記載する職歴の書き方のルールは

はじめに、履歴書に記載する職歴の基本的なルールを見てみましょう。

履歴書は分かりやすく書く 

履歴書は、相手へアピールするための書類なので分かりやすく書きましょう。なお、分かりやすく書くコツは下記の通りです。 

・フォント機能を使い、字の大きさ・太さを変える 

職歴を記入するときは、(就職・退職)月日と経歴(企業名を記載してある部分)の「字の大きさ」と「太さ」を変えることで、採用担当者側が職歴を読みやすくなります
職歴がたくさんある場合は、アピールしたい部分を太字にするのも1つの手です。ただし、いろいろな箇所を太字でアピールすると読みづらくなるので、1~2カ所程度にしましょう。 

・行間を利用する 

行間を利用して職歴を記入すると履歴書が読みやすくなるのでおすすめです。具体歴は以下の通りです。

=例=
××年 〇月 〇〇の派遣社員として、株式会社××で勤務開始
××年 △月 期間満了につき退職

□□年 ◇月 〇〇の派遣社員として、△△商事で勤務開始
□□年 ◎年 期間満了につき退職

同一企業の「入社・退社」日の記入を終えたら、1行空けて別企業の「入社・退社」日を記入するイメージです。そうすることで履歴書の見栄えが良くなります。ただし職歴が多く、枠内に入りきらなくなる恐れがある人は、無理に行間を空ける必要はありません。 

職歴は日付が古い順に上から書く 

絶対に守らなくてはいけないわけではありませんが、職歴は日付が古い順に上から書くパターンが一般的なので覚えておきましょう。具体例は以下の通りです。

=例=
平成27年     3月 〇〇の派遣社員として、株式会社××で勤務開始
9月 期間満了につき退職
平成27年    10月 〇〇の派遣社員として、△△商事で勤務開始
平成30年    6月 期間満了につき退職

ただ、場合によっては日付が新しい順に職歴を記入するように指示されることもあるので、臨機応変に対応しましょう。 

派遣社員だった頃の職歴はどう記入すればよい? 

派遣社員だった頃の職歴を記入するときには、いくつかの注意点があるのでみていきましょう。 

派遣社員だった頃の職歴を記入するときに必要な内容 

派遣社員だった頃の職歴を記入するときは、「派遣会社」と「勤務先企業」を記載しましょう。セットで記入することで、派遣社員として働いていたことを証明できます。ただし、勤務先企業の記載がNGの場合もあるため、元の派遣会社へ確認をとったうえで記入することをおすすめします。もし、派遣会社へ連絡が取りづらければ、元の勤務先企業へ聞くのも1つの手です。

退職の理由を明確にする 

退職の理由は、そのときの状況によって使い分けましょう。契約満期で退社した場合は「契約期間満了のため退職」、自身から退職を申し出た場合は「一身上の都合により退職」と記載するのが一般的です。
なかには、退職理由を偽る人もいますがおすすめしません。理由は、面接時に退職理由を偽ったことがバレるケースもあるからです。採用担当者からウソをつく人間だと思われると、内定をもらえない確率が上がるのでやめておきましょう。

職歴の記入パターンを見てみよう 

職歴の記入方法は複数あります。ここでは、主に3つのパターンを紹介します。 

1.勤務開始日と職歴、退職日を1つずつ記入

1つ目は、勤務開始日と職歴、退職日を1つずつ記入するパターンです。具体例は以下の通りです。

=例=
××年 〇月 〇〇の派遣社員として、株式会社××で勤務開始
××年 △月 期間満了につき退職
□□年 ◇月 〇〇の派遣社員として、△△商事で勤務開始
□□年 ◎月 期間満了につき退職
◇◇年 ◇月 〇〇の派遣社員として、▼▼商社で勤務開始
◇◇年 ◎月 期間満了につき退職

必ず、同一会社の入社と退社が1セットとなるように書きましょう。職歴欄の余白を目立たせたくない人へ、おすすめの書き方です。 

2.勤務開始日と職歴を記載、退職日は書かない

2つ目は、勤務開始日と職歴を記載し、退職日を書かないパターンです。具体例は以下の通りです。

=例=
××年 〇月 〇〇の派遣社員として、株式会社××で勤務開始
□□年 ◇月 〇〇の派遣社員として、△△商事で勤務開始
◇◇年 ◇月 〇〇の派遣社員として、▼▼商社で勤務開始

職歴が多くて書ききれなかったり、何度も退社していることをアピールしたくない人へおすすめの書き方です。 

3.勤務開始日と職歴を羅列して退職日も記載

3つ目は、勤務開始日と職歴を羅列し〆として退職日を記載するパターンです。具体例は以下の通りです。

=例=
××年 〇月 〇〇の派遣社員として、株式会社××、▲▲商社で勤務開始
□□年 ◎年 期間満了につき退職

この書き方も、退社した回数を少なく見せたい人へおすすめの方法です。 

派遣社員としての職歴が多すぎる場合は 

職歴が多すぎて履歴書へ記載しきれない人へ、どのように職歴を記入すればいいか紹介します。記入方法で、履歴書の印象が変わるので参考にしてみてください。 

職歴を省くことが許される場合もあるが 

転職回数が多い人のなかには、職歴を省略したいと思う人もいるでしょう。しかし、経歴詐称になるためNGです。職歴を省略する場合は、職務経歴書に記載してある旨を履歴書に記入しましょう。
勤務期間中に経歴詐称がバレた場合、解雇されるだけではなく勤務先企業より損害賠償を請求される恐れがあります。今後の転職活動に悪影響が及ぶ場合もあるので気をつけましょう。 

職歴を簡潔に記入する 

職歴が多い人は、簡潔に書くことも重要です。1つの職業につき1列の記入にしておくと、記入欄を有効活用できます。具体例は下記の通りです。

=例=
平成✖✖年〇月 〇〇の派遣社員として株式会社××で勤務開始(平成✖✖年〇月期間満了で退職)
平成△△年〇月  〇〇の派遣社員として▲▲商社で勤務開始(平成△△年〇月期間満了で退職)

勤務開始月と退職月を同じ行に書くと、職歴欄の有効活用ができます。ただし、小さな字だと読みづらいので読み手のことを考えて記入しましょう。 

職歴が少ない場合は、どのように記入すればよい? 

歴の欄に余白が多すぎると、履歴書の見栄えが悪くなることもあります。この章では、職歴が少ない場合どのように記入すべきか見てみましょう。 

職歴の内容を事細かに記載する 

登録先派遣会社・勤務先企業・退職日付の他に、業務内容など、いろいろな内容を記入しましょう。また、職歴の記入時は複数行使うと、文章量がボリューミーに見えるのでおすすめです。具体例は以下の通りです。

=例=
平成××年 〇月
××派遣会社に登録(勤務先:△△会社)
〇〇課に配属
セールスエンジニアに従事

平成△△年 ◇月
期間満了により退職

 

上記の場合、職歴1つにつき7行分埋めることが可能です(余白の行も含める)。つまり、職歴が2つしかなくても14行使えます。職歴が少ない人は、活用してみてはいかがでしょうか? 

派遣社員として働きたい人は、職歴をどのように書けばよい? 

この章では、派遣社員として働きたい人が履歴書に職歴を記入するコツを見てみましょう。 

働いたことがある会社を全て記入する 

勤務したことがある会社は全て記入しましょう。職歴を全て記入しなかった場合、勤務経験がある企業を求人紹介される可能性があるからです。一度辞めた会社の求人を紹介されるのは嫌ですよね。転職活動の時間を有効活用するためにも覚えておきましょう。
勤務した会社がすべて思い出せないという場合は、ハローワークへ問い合わせてみましょう。雇用保険の履歴で、職歴が分かるケースもあるので試してみることをおすすめします(必ずしもすべての職歴が分かるとは限りません)。 

派遣社員が正社員を目指すときは、どのように職歴を記入すべき? 

最後の章では派遣社員が正社員を目指すとき、どのように職歴を記入したらよいかを紹介します。 

業務内容を記入する 

各職歴の業務内容を記入しましょう。例えば、経理職の派遣社員として働いていた場合は「仕訳・決算業務・財務分析」に従事、システムエンジニアの勤務経験がある人は「コンピュータプログラムの解析」に従事、などと職歴の欄に記入するとよいでしょう。
書類選考を突破して面接にチャレンジするためにも、業務内容を詳しく記入することは重要です。ただし、業務内容を細かく記入しすぎると、文章量が増えて読みづらくなることがあるのでご注意ください。 

正社員求人を取り扱っている人材派遣会社へ相談する 

正社員求人を扱っている人材派遣会社の担当者に職歴の書き方を指導してもらうのも1つの手です。応募先企業に応じて、職歴の書き方を変えた方がよいケースもあるので、頻繁に転職のプロに確認してもらうことをおすすめします。
また、あなたの志望企業と強力なパイプを持つ人が派遣会社内に在籍していると、有利となる情報を人材派遣会社から教えてもらえる可能性があります。無料で相談できるケースが多いので、金銭的に余裕がない人も活用してみてはいかがでしょうか? 

ケースバイケースに合わせて、職歴の記入方法を変えよう

職歴の数・求人先によって、履歴書への職歴の記入パターンは変えましょう。どのようなパターンで職歴を書けば履歴書の印象がよくなるか、考えて書くことで、履歴書の印象は変化します。なかには、職歴を自己流で記入する人もいるかもしれません。しかし、職歴の書き方が間違っていると、内定を得るまでに時間がかかる場合もあります。短期間で内定をGETするためにも人材派遣会社など、転職事情に詳しい専門家へ相談することをおすすめします。 

参考サイト: 

書き方で悩んだらまず派遣会社に相談を。経歴や書き方のコツなども教えてもらえますよ
採用されるには、履歴書や職務経歴書などの書類が重要になります。この書類で情報に誤りがあったり、書き方が悪いとその時点で不採用とされてしまうこともあります。

そこで、より採用率を上げるために、派遣会社に書き方の相談をし、わかりやすい履歴書を作成することが重要です。派遣会社は、多くの企業や求職者と接してきているので、書き方の傾向などを熟知しています。そんな方からのアドバイスは参考になるでしょう。
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