【ウィルオブ社員インタビュー Vol.03】やりたいことを諦めないAさん

ここでは、インタビューを通じてウィルオブ社員の想いをお伝えします。

今回インタビューしたのは
「株式会社ウィルオブ・スポーツ SPOスポーツビジネス部 キャリアグループ 瀬川哲史さん」

ウィルオブのビジョンであるChance-Making Company実現のために奮闘する社員です。

――それでは、よろしくお願いします。

瀬川さん:
よろしくお願いします。

スポーツ関連企業を目指すAさん

――今回インタビューさせていただくのは、スポーツビジネスを目指す大学生Aさんについてです。

瀬川さん:
はい。彼と最初に出会ったのは、弊社ウィルオブ・スポーツで行っている講座活動「MARS CAMP(マースキャンプ)」にCAMP生として参加されたことです。
ここでは、スポーツ業界の仕事を志望する方が、スポーツ業界で活躍するための力を身に着けることを目的とした講座を多く開催しているので、Aさんにピッタリだったんです。

「MARS CAMP」についての詳しい情報はこちらをご覧ください。

なかなか決まらず就活迷子に陥ってしまう

――なるほど。スポーツ業界でとなると、かなり限定されてくるので就活も難しそうですよね。この講座は、その助けとなるサービスなのでAさんに合っていそうですね。

瀬川さん:
彼自身、活動には積極的でしたから。もとからスポーツ関連企業を中心に企業インターンや説明会に参加もしていましたよ。しかも、その数は30社以上に。

――そんなに!よほどスポーツ関連企業を希望されていたのですね。

瀬川さん:
ですが……どの会社も二次選考までは進むも、最終一歩手前や最終で落ちてしまっていたのです。

――え、Aさんには何か問題があったんですか?

瀬川さん:
この時は、Aさん自身もわかりませんでした。何故自分は落ちてしまうのか、何が足りないのかと悩み始め、MARS CAMPに参加をしたのです。

――そういった経緯でAさんは参加され、瀬川さんと出会ったのですね?

瀬川さん:
その通りです。そこでAさんは私に就職活動での悩みを打ち明けてくれました。それからは、週1回のペースでAさんは就職活動の相談をするため、来社されるようになりました。

瀬川さんのアドバイス

――相談をして、Aさんへどんなアドバイスをされましたか?

瀬川さん:
まず、話を聞いて私は、Aさんは一度思ったことを柔軟に考え直すことが苦手なようだと感じました。相談に来たときから悩みすぎている傾向があると気付いたのです。
そこで、Aさんの現状把握と改善するためには、まず落ち着いてもらうことが必要だと判断しました。Aさんはどういう人なのか、何を経験してきたのかという過去を振り返ることから始め、話に出てくる内容をホワイトボードに書き出すことでAさん自身を知っていきました。

――Aさんの過去を振り返る、ですか……。

瀬川さん:
そうです。自分自身を見直すことは意外と難しいことではありますが、自分の長所や短所を明確にできます。
できることややりたいこと、経験してきたことをはっきりさせ、企業との面談や会話でも生かせるようにしたのです。

――いわゆる、自分自身について情報を整理するんですね。そうすることで情報が整理され、気持ちも落ち着いていきますし、大切なことですね。

瀬川さん:
えぇ、自分の得意なことが新たに見つかることもありますから。また、Aさんはスポーツ関連企業を第一志望にしていたことは承知で、ほかの企業も検討してみてはどうかとアドバイスをしましたね。一点に絞った就職活動も良いのですが、別の分野も視野に入れてAさんの視野が広がればなと思ったからです。
私のアドバイスを聞いてくれたAさんは、また就活に励み始めました。

――瀬川さんからのアドバイスももらったことですし、今度は上手くいったのでしょうね。

瀬川さん:
それが、そうでもないのです……。
面談を受けて再度就活に挑戦をしたAさんは、志望していた業界ではない企業2社から内定をもらえました。ですが、内定をもらえたと言っても、志望とは別の業界……Aさんはその結果に納得できずにいたのです。

――んー、難しいところですよね。内定をもらえたので、そこに行けばいいと思ってしまう気持ちもわかりますが……志望していた業界をまた目指すとなると、メンタル面でストレスが溜まってしまいそうです。

瀬川さん:
本当に難しいところです。実際、Aさんもスポーツ業界を諦められず、再度就活を始めました。しかし、その結果は難航し、なかなか見つからずに就活迷子に陥ってしまったのです。
そして、再びどうしたらいいかわからなくなったAさんは、再度私のところへ就活相談をしに来ました。

――それは辛いですね……。

瀬川さん:
ここまで決まらないとなれば、普通であれば別の業界に行くよう勧めるべきなのでしょうが……相談を受けていくうちに、これだけ大変な思いをしてもなお、Aさんからはスポーツに関わる業界を諦められないという熱意を感じました。
それを感じ取ってしまったからには、もう、私はそんなAさんの熱意に応えたい、なんとか力になりたいとAさんのサポートを続けました。

あるスポーツ関連企業との出会い

――そこまでの熱意があるなら、応えたくなるのも無理ないですね。そうやって頑張る人を応援したくなる気持ち、わかります。是非ともAさんが納得できる企業を見つけてもらいたいですね。

瀬川さん:
私もそう思いながらAさんからの相談を受けていました。それと同時に、就活も続けていると、あるスポーツ関連企業B社がウィルオブ・スポーツ開催の就活イベントに参加することになったのです。
そのB社とは、新しいことをどんどん取り入れることで売り上げを伸ばしている、まさに成長中の企業。私はAさんに就活イベントに参加し、B社を受けるように勧めました。

※ウィルオブ・スポーツが開催する就活イベントはコチラ

――最初から積極的なAさんでしたからね。もちろん参加されたのでしょう。

瀬川さん:
それが……勧めたとき、Aさんは悩んでしまいました。というのも、これまでに何社も落ちてきたことで、スポーツ業界へ挑戦することに自信を無くしていたので。
それに加え、大学生活も終わりが近づいていることもあって、就活時期的にもこの企業が最後のチャンスだったのです。

――あぁ……そういえば、そうでしたね。時間もないので、Aさんは相当焦ったのではないですか?

瀬川さん:
Aさん自身も自分にはもう時間がないとわかっていました。それでもなかなか勇気を出せず、私に「自分はどうしたらいいのか」「何がダメなのだろうか」と切羽詰まった様子で相談をしてきました。それほど追い詰められていましたよ。

――やはりそうでしたか。では、今度はどのようなアドバイスをされたのですか?

瀬川さん:
今まではAさんの過去を振り返って自分自身を見直すことをアドバイスしてきました。ですが、今度は過去についてではなく、将来やりたいことを視野に入れてAさん自身を見直す方向に変えることにしたのです。

Aさんの自信を取り戻すには

――見直す方向を変えた、というと?

瀬川さん:
まず、「スポーツに関わる仕事をしたい」という漠然としたことだけでなく、はっきりと自分が将来どうしたいかという指針を定める必要がありました。そのためには、自己分析をすることが重要となるのです。

  • 自分がなぜスポーツに関わる仕事をしたいのか
  • 将来自分はどういった仕事をしていたいのか
  • やりたいと思える仕事は何か
  • 自分は何ができるのか

……などを含む、さまざまな視点からAさん自身を分析していきました。
話に出た内容は、以前からやっていたようにホワイトボードへ書き込み、読み返したときに「自分はこう思っていたのか」と自覚してもらいます。そうすることで、だんだんと自分自身を理解することができていくのです。
実際、このやり方はAさんに合っていたのか、会話をしていくうちにAさんは、自分が思っていることを言葉で表現できるようになりました。

これを繰り返し、自分の意思を相手に言葉で伝えることで、自分のことを相手に理解してもらえるようになったとAさんの気持ちが前向きになっていきました。

ラストチャンスの結果

――相手に自分の気持ちが伝わるのは、自信になりますね!そういった地道な努力がAさんの気持ちを変えたのですね。それで……B社を受けたのですか?

瀬川さん:
はい。Aさんは自信を取り戻し、気合を入れてB社の選考に挑戦しましたよ。その結果は……見事、内定獲得となりました!

――おお、それはおめでとうございます!B社の内定を獲得できた要因とはなんでしょう?

瀬川さん:
Aさんの頑張りはもちろんですが、ほかにも地道に続けてきた週1回の就活面談にあったと思います。

――やはり、瀬川さんのアドバイスが効いたのですか?

瀬川さん:
実は、スポーツ関連の企業を望む人で会社に対する志望理由は以下の2つが多い傾向にあります。

「スポーツが好きだから」
「スポーツに対して恩返しがしたい」

こういった内容であれば、別にその企業でないといけないわけではないので、落とされてしまう可能性が高くなります。
では、企業側が求める人材とは何なのか。それは「ビジネスビジョンがあるか」という点です。

――ビジネスビジョンですか……スポーツが好きということだけではないのですね。

瀬川さん:
もちろんスポーツが好きというのは良いことです。しかし、企業側はその気持ちだけでなく、その気持ちをどうビジネスに生かしていくのか、どんな力を発揮してくれるかに注目しているのです。

――なるほど……確かに、仕事としては好きだけでは心配な点もありますからね。

瀬川さん:
その点、Aさんは私との就活相談で何度も自分自身を見直し、将来的にはどうしたいのかを話し合ってきました。その積み重ねが企業との面談で有利に働いたのです。

――では、今回の内定要因はAさんの頑張りと、瀬川さんの的確な対策ということですね!

瀬川さん:
一番の要因はAさんが挫けそうになっても頑張ってくれたところですけどね。ですが、就活で苦労してきたAさんは、無事に最初から志望していたスポーツ関連企業への入社が決まったのです。

入社後のAさん

――それで、入社されてからのAさんの様子などはわかりますか?わかれば是非お聞かせください!

瀬川さん:
もちろんです。
入社後、Aさんは基幹店に配属されることが決まり、そこで仕事が始まりました。この時からAさんは急激に成長をしたのです。

――入社後から早速成長したのですか?

瀬川さん:
そうです。配属された基幹店では、お客様からの評判が良く、入社して1年経たないうちに一番指名が多く、リピーターのお客様が増えるようになりました。そのことが会社でも評価され、新店舗立ち上げの際にはAさん自ら参加することができたのです。また、このことがきっかけとなり、Aさんはマーケティング部門に立候補をしました。

――それはすごいですね!それにしても、マーケティング部門に立候補したというのはどういうことでしょう?

瀬川さん:
実は、Aさんはスポーツの良さを多くの人に広めたいという思いで、スポーツに関わる企業を志望していました。つまり、このマーケティング部門はまさしくAさんがやりたい仕事だったと言えるのです。

――そういうことでしたか!では、Aさんはやりたいと思っていた仕事に就くことができたのですね。

瀬川さん:
そういうことです。また、やりたかった仕事に携われることによって、Aさんはさらにやる気が出て、実力を発揮していきました。
その結果、今では入社先の会社が持つサイトの社員紹介ページで紹介されるほどに活躍する社員へと成長を遂げたのです。

――すごいですね……就活で苦労した分、今はやりたいことができている……理想的な結果となりましたね!

まとめ

――では、今回のことを通して何か得られたことや、思うことがあれば教えてください。

瀬川さん:
今回のことで、私は同じ目線で相手の気持ちを考える大切さを学びました。

――同じ目線で相手の気持ちを考える大切さ、ですか。

瀬川さん:
Aさんがどういう将来を思い描き、何をしたいのかといった目標のために私はどうアドバイスをすれば良いのかを考えてきました。
また、なかなかうまくいかず、何が悪いのか、どうして自分はダメなのかとAさんが落ち込んでしまったときは、Aさんが何に悩んでいるのかを知り、そこからどう良くしていくかをAさんと一緒に考えたのです。
改善の糸口を見つければ、それに向けて努力し、その結果が出たときには共に喜びました。
上からでも下からでもなく、同じ目線で考えることに意味があります。Aさんの内定が決まったのも、Aさんの気持ちを知ることで適切なアドバイスができたからだと思えるのです。

――確かに……相手を知らなければ適切なアドバイスは出来ませんからね。

瀬川さん:
Aさんが悩む姿や苦労を知っているからこそ、それらすべてが満足いく結果に繋がったことを、私は自分のことのように嬉しかったのをよく覚えています。これからも、この経験を胸にたくさんの人と仕事を繋げる仕事を続けていこうと改めて思いました。

――これからも今回の経験を胸に頑張ってください!それでは、インタビューを受けていただきありがとうございました。

瀬川さん:
ありがとうございました。このインタビューを見た他の弊社社員も、働き手の気持ちを考え、希望する仕事に就ける人を増やせるようになればと思います。

「MARS CAMP」について

「スポーツ業界で働きたい」と思う働き手と、一緒にスポーツ業界を盛り上げてくれる人材を求めている企業とを繋ぐ活動を行っているウィルオブ・スポーツ。

このウィルオブ・スポーツは、スポーツ業界企業と働き手の交流の場を設けたり、スポーツ産業がどういったものかの説明やセミナー、スポーツ業界といってもどういった仕事をしたいかの就活相談など、幅広い活動をしています。

そんな中でもスポーツ産業に特化し、業界で活躍するために必要な情報や知識などを学べる講座が「MARS CAMP(マースキャンプ)」になります。

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このような疑問にお答えすることができる講座でもありますので、興味がある人は下記リンクよりご覧ください。