派遣でのトラブル解決方法とは?悩みや相談は派遣会社へ!

派遣会社から紹介をもらって派遣先で働き始めたとき、初めてのことだらけで悩みや心配事を抱えたことがある人は多いのでは?誰かに相談したいのに相談できずにいるのは、心身ともに負担となってしまいます。

そこで、悩みやトラブルが発生した場合の解決方法や、相談をするときはどこに連絡をすればいいのかなどを解説していきます。
自分にも同じような悩みやトラブルを抱えてしまったときの参考にしてください。

派遣会社と派遣先の関係とは?

まず、派遣というものの仕組みを軽く説明します。この仕組みを理解していればどういった内容をどこへ連絡すればいいのかが見えてきます。

派遣会社の仕組みについては「働き始める前に知っておきたい派遣会社の仕組みについて」で詳しく説明していますので、併せてご覧ください。

派遣会社が雇用主

どこに派遣をされて仕事をしたとしても、派遣社員と契約しているのは派遣会社です。
あくまでも「派遣会社から派遣契約先に人材を派遣している」というスタンスにあり、派遣社員は派遣会社から給与の支給などをしてもらい、福利厚生も派遣会社のものになっているのです。

派遣先で決められた仕事を行う

派遣先企業は契約をしている派遣会社から人材を派遣してもらうことで労力を得ることになります。そのため、あらかじめ派遣先企業は派遣会社へ就業内容や給与などを提示して求人をします。
もちろん、派遣会社からの紹介なので安心ではありますが、仕事が決定すると派遣先企業との面談がありますので安心して仕事に挑めます。

よくあるトラブルと解決方法

では、軽く派遣会社と派遣先企業の関係を説明したところで、実際に起こりうるトラブルや悩みの例をいくつかあげて解決方法について話していきます。

急な休みや遅刻の連絡

社会人として遅刻などない方がいいのですが、やむを得ない事情などは仕方ありません。そうなった場合にはすぐに連絡をすることが大切です。
まず、派遣社員は派遣会社と契約をしているので、派遣会社へ連絡を入れ、遅刻や休みの理由などを伝えます。その後、派遣先企業に遅刻や休みの理由を伝えましょう。

また、就業するとなったときに派遣先企業と派遣会社に相談をしておき、緊急時などの連絡先を把握しておくといざという時に安心して対応できます。

どのような理由であっても必ず連絡はしてください。無断欠勤などは、周囲に迷惑をかけてしまう上に、自身の信用を失うことになります。

仕事上の悩みや疑問

派遣先企業で業務をする際にわからない点や確認したい点がある場合には、直接派遣先企業へ問い合わせて大丈夫です。
ただ、契約以外の業務に入るかもしれない、といったような契約に関連する疑問点の場合は派遣会社へ相談をしましょう。

もし、判断がつかない場合はとりあえず派遣会社に連絡することをおすすめします。

職場の人間関係トラブル

いざ働き始めると、人間関係がうまくいかない場合があるかもしれません。
なんとなく社員と距離を感じる、居心地が悪いなどといった些細なことでもいいので派遣会社に一度相談をしてみましょう。
不安を抱えたまま仕事をすることは、自身のストレスが溜まってしまい、体調を崩すまでに発展してしまう可能性もあります。そうなる前に、一言でも相談を入れておくと気持ちがだいぶ楽になりますよ。

パワハラ・セクハラ

派遣社員だからと差別を受けたり、スキンシップが激しい人がいる場合があります。
そんなときは「自分は派遣だから」と我慢せずに派遣会社へ連絡をしてください。問題解決に向けて派遣会社から派遣先企業へ話し合いや交渉、勤務体制の調整などをしてくれます。

直接派遣先企業に相談しなくてすむので、安心して派遣会社に相談をしましょう。

結果:とりあえず派遣会社に相談するのがおすすめ


やはり、直接契約しているのが派遣会社だから、というのが一番大きな理由です。
派遣会社と派遣先企業が契約を結んでいるので当然といえば当然ではありますが…ですが、言いづらいことも派遣会社から伝えてもらえると派遣先でも安心して働けるでしょう。

さすがにPCの操作方法や書類の書き方などの業務に関する内容であれば派遣先企業の社員や上司に相談してください。
場合によっては派遣会社に連絡をすることで業務に遅れが出るなどの支障をきたす場合があるからです。

ですが、一番に頼るべきは自身と直接契約を結んでいる派遣会社だと覚えておいてください。

トラブルを未然に防ぐ方法

トラブルの解決方法を話してきましたが、一番はトラブルを起こさずにいられることです。
どのようにすればトラブルを未然に防げるか、いくつか方法をお教えします。

社会人としてのマナーを守る

まず、社会人としての基礎ができていれば周囲との関係が悪化する可能性は低くなります。
ここでの基礎は「挨拶をする」「身だしなみを整える」「無遅刻無欠席をしない」といった社会人になれば自然と身につくマナーのことです。
こういった部分はどの企業に行っても気になる部分なので、常に気にしていればどの職場に行っても悪目立ちすることはないでしょう。

目立つような行動は控える

派遣先の企業によってそれぞれルールや雰囲気、人間関係などがあります。その中に入っていくので、周囲に合わせて交流を深めていきましょう。
あまりに職場の雰囲気に合わない行動を取ってしまうと目立ってしまい、社員の人から距離を置かれたりする場合があります。そうならないために、職場の雰囲気に溶け込めるよう立ち回ることが必要になります。

自分のやるべきことはきちんとやる

仕事だから当然のことではありますが、自分が担当する仕事をこなすことはとても重要です。もちろん、できない場合には周囲に頼るということも必要になります。

ですが、その度合いが多すぎると周囲の人の業務が滞ってしまい、最終的には「あの人使えない」と思われるようになってしまいます。
すると、自然と仕事を振られることが減ってしまい、自分の居場所が失われます。そうなると居心地が悪くない、派遣会社に相談をする、という事態に発展してしまう可能性があります。

自分に任された仕事をきっちりこなし、派遣先企業に少しでも貢献できるようになれば仕事に対する充実感も得られ、自然と周囲からも受け入れてもらえるようになります。

派遣会社にも相談できないなら公的機関でもOK

もし、派遣先企業にも派遣会社にも相談ができないような悩みを抱えてしまった場合には、公的機関を利用しましょう。

■公的機関と役割
機関名 役割
労働基準監督署 労働基準関係法令に基づき、賃金や労働条件、安全衛生基準などに関する対応や相談を受け付けてくれます。
労働相談コーナー(労働センター) 雇用止めや賃金引下げ、いじめ、パワハラなどの広い分野の労働問題について対応してくれます。
雇用均等室 女性差別やセクハラ、婚姻や妊娠などを理由とした不当な扱いなどに関するトラブルに対応してくれます。

機関によって対応してくれる内容が少しずつ変わってはいますが、いずれも相談を受け付けている機関となります。各都道府県に設置されているので、各サイトより連絡先を確認し、一度相談をしてみてください。

まとめ

派遣社員だからと無理に職場に馴染む必要はありませんが、ほどよく周りと交流をすることで職場環境のトラブル発生を抑えることができます。業務に関するトラブルであれば派遣会社や公的機関に相談することで解決に向けて対応をしてくれます。

自分をサポートしてくれる人や機関はいろいろあるので、それらをうまく活用し、より良い環境で仕事をしていきましょう。