意識高い系のバイトは嫌われる!?本当に意識が高い人との違いって何かを分析

2010年ごろから、「意識高い系」という言葉がネガティブな意味で使われるようになりました。

とくに、就活で敬遠されるタイプの学生に対して使われる言葉ですが、バイトの場面でも嫌われるタイプの一つに数えられるようになっています。本当に意識が高い人と、意識高い系の違いは何なのでしょうか?分析してみました。

意識高い系ってどんな人?

まずは、意識高い系というのがどんな人を指すのかをご紹介しましょう。あなたの周りに、こんな人たちはいませんか。

上昇志向をひけらかす

将来のために資格を取ったり、勉強のためにセミナーに通ったり、外国語能力を高めるために短期留学に行ったり…。

それ自体はとても素晴らしいことですが、意識高い系の人は、ことあるごとにそれを語ります。理想をかなえ、社会に役立つ人間になりたいと、常に周りに伝えています。就活の面接の場でも、青年の主張をする場でもないのに、です。

承認欲求が半端ない

意識高い系の人が上昇志向をひけらかすのは、承認欲求が強いためです。「そんなに頑張っているなんてすごいね」と、常にいわれていたいのです。周りから承認されて初めて安心できるほど、自分に自信がないともいえます。

マウンティングは日常茶飯事

同期や同級生など、同じ立場の人たちと集まると、意識高い系の人は必ず話題の中心をさらおうとします。

とくに、他の人が称賛されているような場面や、知識を披露しているような場合は、張り合うことを我慢できません。常に優位に立っていたいと、マウンティングを繰り返します。

SNSが大好物

素敵な自分、努力している自分を見せつけるため、SNSへの投稿は外せません。みんなの目を引くような写真をアップするため、撮影技術や加工スキルはプロ並みです。

いつもすごく忙しそう

自分を磨くために頑張っていることをアピールしたいので、いつもすごく忙しそうです。スケジュールは常にパンパン…と、周りの人に言いふらします。

意識高い系にみられる5個の痛い行動

意識高い系は嫌われる、と言われても自分の行動のどんなところがそのように評価されてしまうかをきちんと把握していないと直しようがありませんよね。そんな方々のために、意識高い系がやってしまいがちな行動をまとめました。

やたらとビジネス英語を使いたがる

「配達がdelayしているから、到着時間のリスケしてくれますか?」
「この金額、本当にあっているかリコンファームしてもらえますか?」
「◯◯さん今日体調不良でお休みだそうです。FYIまで~」

このような文章や話し方をするアルバイトがいたらどう感じますか?ビジネス英語を散りばめて、インテリジェンスの塊だというふうに思いますか?おそらくそうは思わないと思います。

SNSのフォロワー数を自慢する

「フォロワー9000人超えてるので、プライベートももうプライベートじゃないっていうか~」
「本当の友達だけでつながっているんですけれど5000人を超えてしまって~…」

様々なタイプの人と交流があることはとてもプラスなことですが、SNSでのつながりはしょせんその程度です。そのような関係性を大きな声で自慢してしまうようでは、相手は閉口します。

知識の多さをひけらかす

「知ってました?○○って、○○なんですよ!」

仕事に直結するスキルや知識を、現場で共有することを目的としていれば何の問題もありませんが、自分が習得した知識を話したいだけ、という印象を与えてしまうような行為は痛々しいことこの上ありません。

セミナーに行った報告をしてくる

「この間○○のセミナーで○○という技術について話を聞いてきて~」

これは知識の多さをひけらかす、に近いものですが、セミナーに行ってきて習得したことは業務の中で活かすようにしましょう。

その能力アップを見て、「どんなセミナーに行ってきたの?」と聞いてもらえて初めてそのセミナーに効果があったとも言えるのではないでしょうか。

頻繁に価値観を変えられた発言をしてくる

「インドに旅行に行って、これまでの自分を殴りたくなりました!」
「アメリカは本当に文化の多様性の塊で、日本なんて小さな島国でこれまで悩んでいた自分が小さく思えて…」

海外旅行や、自己啓発本に影響を受けやすいタイプの人は多いですよね。良い影響を受けるのはとてもプラスなことですが、それを外に対して演説してしまうとただの痛い人であることを覚えておきましょう。

本当に意識高い人との違いは?

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自分を高めるための努力をするだけなら、本当に意識の高い人ですよね。ちょっと話をしてみた程度では、本当に意識の高い人と、意識高い系の区別はつきそうにありません。その違いは、どこにあるのでしょうか。

方向性がズレている

意識高い系の人は、努力の方向性がズレてしまっています。

とりあえず「すごい」「これに参加したら、理想の自分になれそう」というイメージだけで行動を決めてしまうため、目標に向けた具体的な計画を立てられないのです。どんなに忙しそうでも、空振りをしているという残念な印象を持たれてしまいます。

努力せず実力がともなわない

意識高い系の人は自分を高めるためのセミナーや留学に出かけますが、そこで得た知識を自分のものにできません。

ただ行動しただけで満足してしまい、努力をしないためです。自分磨きに費やした時間の割に、実力として表れてこないのが、意識高い系の残念なところです。

周りをイラつかせる

本当に意識が高い人との最大の違いが、周りをイラつかせるかどうかです。本当に意識が高い人は、努力に実力がついてくるため、周りから純粋に尊敬されます。

一方で、意識高い系の人は、忙しい割に頭がカラッポという印象しか与えないので、話を聞いている周りがイライラしてきます。

意識高い系のバイトが嫌われる理由

意識高い系の人が、実際に働くとどうなってしまうのでしょうか。もちろん嫌われます。意識高い系のバイトが嫌われる理由は、以下の通りです。

自分が主役で、お客様は二の次だから

自己顕示欲の強い意識高い系は、常に自分が主役です。自分が成長するためだけに働き、自分の納得がいくことしかしません。

成長はもちろん大事ですが、バイトをするうえで一番大事なのはお客様です。それがわかっていないため、さまざまなトラブルを生むことになります。根本的な意識改革が必要だから、やっかいだと思われてしまうのです。

融通が利かないから

意識高い系の人は、「正しいやり方」「理想の働き方」にこだわります。結果、柔軟性をなくし、上司を困らせてしまいます。仕事は理想ばかりではやっていけないということを、なかなか理解できないのです。

職場の空気を乱すから

意識高い系の人の言動は、周りをイラつかせます。その人が入るまでは和やかだった職場の雰囲気が、だんだんすさんだものになっていくでしょう。「こいつさえいなければ」と、いつも願われてしまいます。

やる気があるわりに努力しないから

自己顕示欲が強くても、話すことがちょっとウザくても、実力がともなっていれば、仕事の場では許されますよね。でも、意識高い系の人はやる気が努力に結びつきません。いつまでも仕事ができず、周りをイライラさせてしまいます。

本当に意識高くいたいなら、気をつけるべきポイント

何かと避難されがちな「意識高い系」ですが、意識が高い事そのものが悪いわけではありません。実態と内容が伴わないから避難されるのです。

本当に向上心を持つことができていれば「意識高い系」と十把一絡げくくられることはありません。「きちんとした意識を持って行動できている人」であれば何ら問題はないのです。

「あの人、きちんとしている」と認識されるために気をつけるポイントをご紹介します。

一貫した方向性・価値観

昨日今日SNSなどを通じて知り得た知識でブレブレの価値観を持っていてはいけません。自分にとってどのようなことが大切で譲れないのかを把握して言動に注意しましょう。

努力する習慣をつける

どんな小さなことでも、昨日よりもより良い結果を出せるように努力している人は当然周囲の人間から認められます。

たとえそれがほんの些細な努力だとしてもです。アルバイトの場合、少し早めにアルバイト先に着いておく、挨拶をよりきっちりとする、身だしなみを整える、といった細かなことからでも良いでしょう。

感情をあらわにしない

「意識高い系」とくくられがちな人にあるのが、強く自分の言い分を主張してしまうことだと思います。

何かアルバイト先で思うことがあったとしても、一晩寝かせて本当に自分が感じたことが正解なのか熟考してから行動するようにしましょう。

また、その結果自分の主張を通すべきだと思った場合にも、周囲の人間がどのように感じるかをよく考えた上で発言しましょう。自分の言い分が正しいのだと思いこんで、上から目線で発言するようでは鼻つまみ者一直線です。

おわりに

意識高い系のバイトは、面接の場ではなかなか見抜けないのがやっかいです。なぜなら、やる気一杯の笑顔で、もっともらしいことをしゃべってくれるからです。

面接は、若者の擬態を見破れる学生バイトを同席させたほうが良いかもしれませんよ。「あの人、なんだかうさんくさい…」と、面接に同席したバイトがつぶやいたら要注意です。